トレマーズ ブラッドラインのレビュー・感想・評価
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トレマーズはどんどん面白くなっていく
あの伝説の映画の5作目が本作です。
トレマーズシリーズは1作品が面白すぎて、2作目、3作目とだんだん失速していった感じがあります。
1作目は「音を出すと地中の巨大な生物がやってきて食べられる」というのが最大の面白ポイントだったのですが、2作目では歩けるようになり音は関係なく、3作目では空から襲ってくるようになり電磁波を探知するように…とだんだん面白ポイントがそがれていった感じがします。
しかしこの5作目ではわりと丁寧に作られており面白かったです。
とくにこの作品の最後では我らが主役のバートガンマーのある秘密が明かされます。
トレマーズファンなら必見。
このあたりからだんだん面白くなくなって・・失礼か(笑)
リリースされる度にうれしくて観ちゃうんですが、だんだん面白くなくなってる気がします。 このシリーズでは今まであまり思わなかった「今回はどんな素敵な女性キャストがいるかな?」なんて思ったりそっちに重きを置いちゃうようになりました。
バート・ガンマーは死なない。
クアボイス(日本名トレマーズ)シリーズも
第5弾までやってきました。
コアなファンが多い当シリーズに第1作から
続いて登場するバート・ガンマー。
正直回を増すごとに段々クオリティや出来が
下がってきていたんですが、この第5作。
あれあれ意外に結構面白かった。
明らかに質が上がった。
これなら堂々とB級って呼べる。
午後ローにはまだ、早い笑笑。
好きな方は是非。
これまでトレマーズを全シリーズ観てきたにわかファンです。 レビュー...
これまでトレマーズを全シリーズ観てきたにわかファンです。
レビューは今までの作品を観てきた人向けです。
トレマーズは数あるモンスターパニック物の中でも特に好きで同じ作品を何度も繰り返し見てきました。
そんなトレマーズから最新作が出ると知ってもの凄く興奮し、ついに購入、鑑賞しました。
ストーリーを簡単に説明すると、南アフリカの野生動物保護区にアスブラスターらしきものが出現し人々が被害にあってるからトレマーズシリーズお馴染みのバートが退治するというものです。
トレマーズ3の続きが今作となるわけですが、この間にバートはモンスター達(グラボイズ、シュリーカー、アスブラスター)を退治し続け、北半球に追い込んだそうですが南アフリカに出現したという事でアメリカから飛んで退治しに行きます。
初めの方でバートが今までの作品の説明を簡単にしてくれます。トレマーズ3から今作公開までだいぶ時が経ちましたが、しっかり繋がっているんだと少し感動しました。
それから南アフリカに飛びますが、退治する為に持ってきた武器が持ち込み禁止となります。ガンマニアバートが様々な銃器をぶっ放す所を見たかったですが叶いませんでした。
それから現地の人達と話したり色々あってやっとアスブラスターが出現します。
そこで私は愕然としました。「何だこのモンスターは?」と。
出てきたのはアスブラスターのはずですが、見た目がまっっったく違うのです。アスブラスターの特徴であるケツから火を吹き飛び、滑空する所は同じですが見た目の面影がありません。滑空どころか自力で羽ばたいて飛べそうな翼まで生えています。
この時点でだいぶ見る気を無くしました。
個人的な意見ですがトレマーズシリーズの魅力の1つに「モンスターの造形」があると思うのです。
トレマーズに出てくるモンスター達はどこか現実味を帯びていて、古代にいた生き物だと言われれば確かにいそうな感じがあります。そして各々に特徴があり、グラボイズだったら振動を感知し、地面から出てきて獲物を捕らえたり、シュリーカーやアスブラスターは温度を感知して襲ってきます。この特徴の弱点を見つけ、人間達は対抗するのがトレマーズシリーズの見所です。この点が今作は欠けている気がします。
アスブラスターは見た目でショックを受けましたが、特徴の点でもショックを受けました。
今作の中でアスブラスターは夜行性とありました。
これはアスブラスターの特徴である温度を感知する特徴のため、夜の方が温度が感知しやすいための夜行性であると筋が通っていて感心しましたが昼間も普通に襲ってきます。それは卵を守る為の行動だったわけですが、それなら別に夜行性だという特徴を加えなくても良かったと思います。
しかもバートはアスブラスター対策に体温を感知できないようにする特殊コートを着ていたはずなのですが、アスブラスターは襲ってきました。
もう特徴を完全無視です。
アスブラスターで散々な目にあったので期待はしてませんでしたが、グラボイズが出てきてさらに愕然としました。まず見た目ですがアスブラスターと同じく全然違います。どこかエイリアン風な見た目で現実味がありません。しかし本当に酷いのは見た目では無く、特徴です。グラボイズは地中から体を出して、口が付いている舌を出して獲物を捕らえて地中に引きずり込むのが今までのグラボイズですが、今作は飛びます。
正確にはジャンプします。地中からジャンプしてきてそのまま丸呑みしたり、舌で絡め取って飲み込みます。そして今作のグラボイズは舌が口から離れて独立で行動しますwこれが今作で1番理解が出来ませんでした。意味がわかりません。
ちなみにシュリーカーは作中1度も出ません。
作中では今まで倒してきたアメリカのモンスター達とは違い南アフリカのため、独自の進化をしたとなっています。確かに独自の進化といえば何も疑問はありませんが今までのシリーズが好きだった私としては許せません。
モンスターを特撮で撮らず、チープなCGで作ったところもマイナス評価です。
また今作はモンスターの特徴を逆手に取った倒し方みたいなのが見られませんでした。今までだと振動を感知するグラボイズに爆弾やラジコン爆弾を食べさせたり、体に消化器?(体を凍らせるやつ)をかけてシュリーカーの体温感知を阻止したり、特徴を逆手に取って倒したり、問題を解決したりするシーンがありました。しかし、今作にはそれもありません。
今作はトレマーズの良いところを排除してしまった感があります。今までのトレマーズシリーズが好きだった人には評価が低いのでは無いでしょうか。
しかし、どの映画でもそうですがシリーズが続いていくと変化が必要なのは仕方が無いことです。変化が無ければマンネリと言われますし、飽きられます。
なので5作目としてはこんなもんなのかなーと自分を納得させました。
今作の悪いところばかりを書いてきましたが、トレマーズ独特の「モンスターパニック物なのに陽気な感じ」はありました。出てくる人に陽気な人がいたり、ヘリコプターのロケットで笑いながらモンスターの巣を破壊するところなどはトレマーズ感を感じましたwなんとなく雰囲気は残そうとしてくれたところは有り難いです。
まとめですが、今作がトレマーズシリーズ初めてという人は今作を見る前に前作を見ていくことを強くオススメします。今までのシリーズを見てきた人は「新しいトレマーズ」として見るといいかもしれません。
トレマーズは好きなのでなんだかんだ次回作も期待しますw
懐かしのザB級
一作目をすごい昔に観て超B級ながら面白かった記憶が。いつの間にか5作も作られててびっくり。いつの間にかあの巨大ミミズ、空飛ぶは、ケツから火を噴くはの凄い進化を遂げていた(笑)。まあ、この映画の良し悪しを語るのはヤボってもんでしょ。
コメディ色強いけど、まさに「トレマーズ」
主役のオッサンたちのドラマ自体がコメディ。
さすがB級映画。
襲ってくるモンスターも多少の違和感はあるものの観られるレベル。
楽しみかたは1つ……。
複数で鑑賞して、騒いだり突っ込んだりするのが一番。
グラボイスが飛び出た跡が残らない地面とか観ても触れないであげる優しさも必要かもしれません。
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