ニューヨーク 眺めのいい部屋売りますのレビュー・感想・評価
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惚れ込んだの?ホントに?
モーガン・フリーマン、ダイアン・キートンが惚れ込んだ小説に自ら出演して映画化。山場はないです。緩やかな始まりと終わり。面白いか?僕は面白くはなかった。
敵がいない映画は、ちとつまらんな。
歳をとるにも「コスト」なんだよね。
世界の大都市である、Tokyo,Japn の物価の高さは、飛び抜けていますね。
過去のランキングでは常にトップだったようです。
当然のごとくニューヨークも、やっぱり「お高い」
世界を代表する大都市の一つだから、それも仕方ないかもしれませんが。
本作に登場する老夫婦。
モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが演じる、アレックスとルースの熟年ご夫妻。
この二人は、大都会のアパートメントに、40年間暮らしてきました。
部屋は5階建ビルの最上階にあります。
眺めは最高。
ニューヨーク、ブルックリンの街を、独り占めできるような展望です。
夫のアレックスは、そんな部屋をアトリエにして絵を描いている画家です。
アレックスは毎朝、愛犬のドロシーと散歩に出かけます。
このドロシーとも長い付き合いです。ペットというより、もはや家族以上の存在。
散歩の途中でコーヒーショップへ立ち寄り、二人分のコーヒーを持ち帰るのが日課になっています。
アレックスとドロシーは、ふたりして朝の散歩を終えて自宅に帰ってきました。
アレックスの片手にはドロシーのストラップ。もう一方の手には、二人分のテイクアウトのコーヒーを乗せたトレイを持っています。
最上階5階までの階段を、一段、また一段、のぼってゆくアレックスと愛犬ドロシー。
やれやれ、体がきついなぁ~。
歳を重ねるごとに、5階まで登る階段がきつくなってきました。
愛犬ドロシーも、寄る年波に勝てず、階段を登る途中で休憩するような有様です。
というのも、このビルには、そもそもエレベーターがないのです。
それ以外は、ほぼ完璧な「物件」なのですが。
そんな二人を見て、奥さんルースは、一つの提案を持ちかけます。
「いつまでもこの部屋にはいられないわ。エレベーターつきの、暮らしやすい部屋に引っ越しましょうよ」
アレックスにしても「確かにそうかもしれない、彼女の言う通りだ」と思う反面「いや、しかし、この住み慣れた部屋から出て行く、というのはなぁ~」
なんとも、複雑な心境です。
確かに愛犬ドロシーだって、階段は辛そうだ。
散歩も、そう長く楽しめないかもしれない。
アレックスも、渋々、自宅を売りに出す決意をし、不動産のエージェントをやっている、姪っ子のリリーに自宅売却を依頼するのです。
やり手不動産エージェントのリリー(シンシア・ニクソン)は、仲介手数料をかせごうと虎視眈々です。
アレックス夫妻の部屋を、さらに魅力的に見せるために「こうしなさい、ああしなさい」と指示を出してきます。物件の内覧会「オープンハウス」の日が勝負なのです。
そんなおり、愛犬のドロシーに異変が。うまく歩けません。
熟年夫妻は、急いで医者に連れて行こうとします。
この時の医師とのやり取りが興味深いですね。
ドクターによると
「病名はヘルニアです。手術が必要ですね。費用としては**万ドルかかるでしょう」
ワオッ?!
アメリカでも日本でも、ペットの医療費は高額なんですね。
さらには、事もあろうにアパートメントの近所で、テロが発生!!
不動産屋のリリーは頭を抱えます。
「Ohマイガー!! 相場が下がっちゃう!!」
いったい内覧会はどうなるのか?
アレックス夫妻の決断は?
愛犬ドロシーはどうなるのでしょうか?
本作を見ていて面白いのは、大都会を舞台にした暮らしぶりであり、それはズバリ
「お金」「プライス」なんですね。
ペットの病気治療費用が数万ドル、さらにはアレックス夫妻のアパートメント、その資産価値なんと100万ドルオーバー。
日本円に換算して1億円を楽に超える物件です。
そんな物件に、今までどうやってローンを払っていたんだろう? などと僕なんかは思ってしまったのですが。
アレックス夫妻は、決して贅沢な暮らしをしているわけではないのです。また、望んでいるわけでもない。
ただ、アメリカで最も歴史の古い町の一つ、ブルックリン。
250万人が住む、人口密度は高いけれど、落ち着いた雰囲気のある街並み。
ここで暮らし続けたい。大都会で慎ましやかに暮らすこと。
そう思う老境に入った夫婦を演じるモーガン・フリーマンとダイアン・キートン。
役者として、年輪を感じる演技は「さすが!」の一言でした。
意識の流れ的に現在と過去の記憶が交差し、物語と二人の価値観の構築が...
意識の流れ的に現在と過去の記憶が交差し、物語と二人の価値観の構築が織り成される様は恰もパズルのピースをはめていくようで気持ちよい。両主演の円熟味を以て表現される心のすれ違いと邂逅も絶妙。
からさわぎ
雨降って地固まる的な終わりは、キライではないけど、
ずいぶんバタバタしてるなあ~、と、どこか冷めた目で
観てしまいました。
そう、最後にモーガン・フリーマンが気づいたように。
しかしその気付きの流れもイマイチ説得力に欠け。
てかそもそもなんでこういう話になったんだっけ?
主演2人が好きな俳優だったので、よかったんですけども。
脚本がなあ。
思いやり、の顛末記。
「モノより思い出」という忘れがちだけど大切なことを思い出させてくれる一本。
そのための装置としての設定が非常に生かされたうまい脚本と、説得力抜群の主演ふたり。
そしてところどころに「思い出」を挟み込む演出の上手さ。
誰よりもお互いを尊敬し、思いやっているのに。
たったひと匙の加減が足らずに起こった顛末記。
人と人というのはなんて難しいんだろうな。
こんな相方を見つけられたのなら、今すぐにでも結婚したくなった作品。
普通に、いい作品
昼食とった直後に観て、全体的に起伏が小さい作品のせいか、何度かウトウトしてしまった。
だが穏やかに流れる感じでテンポが良く、老夫婦役の2人の演技は見事だった。
いろいろ不便だけど、長年暮らしてきた部屋を簡単に手放すのは、やはり勿体無いかね。
ステキな老後のブルックリンLIFE
ダイアン キートンが好きで、観にいきました。
やはり、画面の中のダイアンは、品のある、おしゃれで、知的でステキな女性でした。
モーガン フリーマンとダイアン キートンの
夫婦というのは、なんだか少しピンとこなかったけれど。。映画の2人は、穏やかで、優しさに溢れた夫婦でした。。
ニューヨークのブルックリンでの老後の生活!
ステキですが。。現実は。。
関わる人々との何気ない会話を聞いていると、
ちょっと、笑えて、苦笑いして。。。
久しぶりにゆったりとした気持ちで、くつろぎながら、最後まで、楽しめました!
老夫婦は必見
年老いて、エレベーターのない5回の部屋が辛いからと、部屋を売りに出したものの、・・・。
二日間の騒動は、自分を、夫婦を見つめ直す時間になった。
しみじみしているのに、妙に明るいのがNYっぽい。好きだなぁ、この感じ。
私がhappy retirement直後だから、よけい心に沁みた。
素敵な夫婦
ほっこりいい話。ダイアンキートンとモーガンフリーマン演じる夫婦がとてもリスペクトフルで素敵。頑固ながらも男性がちゃんと、I'm sorry と謝るとこがいい。あまりにも二人がしっくりきてたので異人種ということにまったく意識がいかなかった。人としてリスペクトしあって、大切にしあってきた夫婦のたたずまいが素敵で感動する。シンシアニクソン演じる姪の敏腕仲介人ぶりがいかにもで笑える。
不動産を売るってタイヘン
ニューヨークのステキなアパートを売ることにしたけれど、色んな事がドンドン起こって流されそうに…
でも二人の関係が騒動に紛れて?
つかみきれなかった。
若い俳優さんたちも良かったです。
幸せの形
夫婦が自分たちの幸せを見つけていく話。
家って誰にでもあるけど、普段住んでいる時はたくさん詰まっている思い出やエピソードは忘れがちなんだな~と思いました。
映画は思っていたよりやや騒がしい進み方だったけど、それがスパイスなのかな。
ニューヨークに行きたくなる
人種を乗り越えての結婚生活のほぼ全て、40年間を過ごしたブルックリンのアパートにはエレベーターがなく、年とともに階段がキツくなってきたため、橋の向こうのマンハッタンへ越すことにした夫婦の不動産売買をめぐる色々を描いた掌品。
40年も連れ添った夫婦のわりには緊張感があるというか、もう少しなれ合いの感じがありそうだけど、それは人によるのか。
それにしてもうまいこと名優二人の若き日を演じる俳優を見つけるよねー。
万人向けだけどノスタルジックな話なのでより年配者の方がグッとくるのでは。プラス、ニューヨークが好きな人向け。
ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
ここ最近観たいと思っていた期待通りに進行していく平凡な(つまり高度な)ストーリーの映画で、俳優の力量も作品の絵や音にも適度に満足できました。
ほっこり
結婚するということは、周りの評価や、なにかしてもらってするのではなく、お互いの信頼で成り立っているということを暖かい映像で伝わってきました。知らずに何回か涙腺がゆるんでました。ほっこりします。
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