「結末は予想通り。幸せな夫婦の物語。」ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
結末は予想通り。幸せな夫婦の物語。
ニューヨーク・ブルックリンのアパートメントの最上階に新婚以来暮らしている夫婦。加齢に伴い徐々に階段が辛くなって、自宅を売ろうとすることから巻き起こる騒動を描きます。
なるほどね。ネタバレになるので、あまり書きませんが、落ち着くべきところに落ち着きます。でも、この、アレックスとルースの夫婦、いい夫婦ですね。そうかぁ、彼らくらいの年齢だと、公民権運動華やかなりし頃の時代にまで遡るので、色々と二人で苦労してきたんですね。夫婦というか、同士というか。
モーガン・フリーマン、ダイアン・キートンの二人とも素晴らしいのです。ルースが日常の基本的な事項を進め、“ここぞ!”と言う時はアレックスが締めると。でも、敢えてどちらがどうだと言う事を上げるのだとすれば、私がダイアン・キートンかなぁ。まぁ、夫婦or男と女、実は妻or女が実は主導権を握ったほうが幸せという説もありますしね(笑)。
二人の姪のリリーを演じたシンシア・ニクソンって、セックス・アンド・ザ・シティのミランダですね。どこかで見たことがあると。で、やっぱりミランダと同じように、おしゃべりで毒舌。“おしゃべりで毒舌”って、役柄ではなくて、シンシア・ニクソンの地?
幸せな夫婦の物語を垣間見ました。
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