「時代は小手」金メダル男 yonda?さんの映画レビュー(感想・評価)
時代は小手
学校の中庭で表現部を一人はじめる辺りが一番面白い。ココリコ田中と長澤まさみの二人の先生も1分あるかないかの出番だけど笑える。
いろんな分野で一番になって注目されたいだけなので、ダメだったらすぐ次にいく。日々研鑽とかはない。それがだんだんと通用しなくなり…みたいなところが話のほとんど。
太平洋横断失敗→無人島でいままでやってきたことが全て活用され、何もないところ1人生き抜く。ハゲタカに襲われても小手で応戦するところは笑う。
後半の大人パート、終わりに近づくにつれ面白みがなくなってくる。人生40過ぎたらつまらなくなるということなのか。垂れ幕下ろすやつはどこが凄いのか理解できない。
息子に究一と名付け、俺みたいになるな的なセリフがあったり、一等を狙った訳ではなく本当に好きで趣味としていたものが金メダルをとる話も用意されてる。泣かせ演出はかなりマイナスだけど、全編ギャグというわけでもなく、秋田泉一という男の人生を語った、ちゃんとした映画。
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