「「生きる」とは、「幸せ」とは何か。」リリーのすべて 襖さんの映画レビュー(感想・評価)
「生きる」とは、「幸せ」とは何か。
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リリーの最期は、ロビン・ウィリアムズ主演の『アンドリュー』の最期に少し似ているな、と思いました。
「生きる」とは何か。
その人にとっての幸せとは何か。
リリーもアンドリューも、「たとえ死んだとしても幸せだった」んだと思います。彼らにとって、死と引き換えにしてでも手に入れなければならないものがあった。それがない人生など「生きていない」のと同じだったから。
昨日見た『エヴェレスト 神々の山嶺』もそうだと思う。
死ぬ可能性のある山に、何故登るのか。
…ただ、この映画を見て一番ショックだったのは、トランスの人がここまでの苦痛を抱えていたということだ。
友人たちの顔が浮かび、彼らが少しでも生きやすい世の中を作らなければいけない、と思った。
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