「美しい」リリーのすべて Natsumiさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい
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リリーも、ゲルダも、
音楽も映像も、すべて美しかった。
妻の絵のモデルをするために
ストッキングを履いて、
ドレスを当てたことから
自分の中に押し込めていた
本当の「性」が目覚める。
リリーを目覚めさせてしまったという
罪の意識と、なんとかして
共存の道を探そうという熱意を持った
ゲルダは本当に強い女性だった。
幼い頃自分にキスをした、
幼馴染のハンス(恐らく初恋の相手)と
再会した時のリリーの女性らしさが
とっても印象的だった。
最後の望みをかけて会った教授の勧めで、
世界初の性別適合手術を
受けるのだけど…という話。
ハッピーエンドは期待してなかったけど、
まさかハンスとリリーとゲルダで
三角関係!?なんて思ってしまった…。
リリーは最後までゲルダを
一番愛していたと思うし、
燃え尽きた感じがあるけど、
ゲルダは本当に女性として、
同性じゃ埋められない穴を
ハンスに求めてしまったのも
すごくリアルだった。
個人的にハンスが
カッコ良すぎました…。
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