劇場公開日 2016年3月18日

  • 予告編を見る

「自分でありながら、自分でない。 もう一人の自分。 映画の冒頭、それ...」リリーのすべて まゆさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0自分でありながら、自分でない。 もう一人の自分。 映画の冒頭、それ...

2016年3月22日
iPhoneアプリから投稿

自分でありながら、自分でない。
もう一人の自分。
映画の冒頭、それがリリーだった。
しかし女装によるパーティーや男性との関わりを経て、アイナーがリリーと立ち位置を交代するような、そんな印象を受ける。
アイナーの存在は徐々にリリーの陰に隠れていくのだ。
そして最後には、自身の肉体を間違ったものとして捉え、はやく消してしまいたいと思うようになる。
妻が、彼を女性だと認めたシーンは印象的だった。
リリーのすべてを受け止めたアイナーに感動!

mayu