「お家芸をしっかりものにされた感」RWBY VOLUME 1 たきさんの映画レビュー(感想・評価)
お家芸をしっかりものにされた感
アメリカ人が日本的アニメを作ったらどんな化学反応が……?とゴシップ的な興味本意で鑑賞。
これがまた、ちゃんとアニメとして面白い上に、日本人には描けないフレッシュさを兼ね備えた良作だったという嬉しい誤算。普通にめっちゃ面白い。
キャラの見た目や、世界観設定さ日本のラノベアニメそのもの。でも台詞回しや、ストーリーはアメリカ青春映画のそれ。この二つが違和感ではなく、普通にマリアージュしてるのがすごい。ちゃんと萌えれるのに、描かれるのは、マイノリティへの弾圧とか、スクールカーストとかアメリカ映画のそれ。これが、本当にフレッシュな感覚でした。
アクション面の斬新なアイデアも◎。
複数人物が入り乱れて戦っているうちに、やがてチーム単位に纏まっていく前半山場の戦闘シーンは5億点あげたい。
今回、大きく分けて3つくらいのストーリーが120分に詰め込まれてるんですが、もう少し細かく刻んで劇場で観たい!と思ったりもする。
interestingでありexcitingな誇張抜きで、文化的に重要な1作ですよ!きっと!
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