戦火の愚かなる英雄のレビュー・感想・評価
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戦時下の人間の愚かさが浮き彫り
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ケガで少々頭がいかれてしまった男を平時はまあまあ流していたものの、
いざ困った事態になったら
その男が頭が弱いのをこれ幸いと
英雄に祭り上げてやるからと言いくるめ、
神父まで加担してとんでもない濡れ衣を着せて
しまえばいいや、という人間たちの浅ましさ
おぞましさが、
コミカルな演出にソフトにくるまれて
浮彫になっている。
腹立たしくなる。
完全になめくさってるわけだが、
男にもちゃんと誇りもあり
何も感じてないわけではない。
彼らの愚行で一人の男を追いやっていく結果で
重いしることになるのか、と
不安を覚えたがそこまで後味悪いままではなく
安心した。
出演者が意外と豪華。
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茶番、
深く読み取ろうとか語ろうと思えばそうできるかもしれない。
でも、、、俺はなんかそんな気にもならないくらいこの「茶番」の映画にがっかりしたというか、アホらしくなった。
こんな映画だとわかってたら見なかっただろう。
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