「相変わらずのテレビ屋さんの映画」グッドモーニングショー 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
相変わらずのテレビ屋さんの映画
毎度お馴染みフジテレビムービー!
テレビ屋さんの映画なので
ワイドショーが始まる前のドタバタな様子や
番組の内容が、視聴者受けとスポンサーの都合で
どんどん変わって行く処など、実にテンポも良くて
リアリティーもあってなかなか楽しい。
でも、予告編の通り、立て篭り犯が濱田岳と言う時点で
先が見えた感じで想像の域は出なかった。
それと、編集の問題かもしれないけど、
現場を嫌がっていた主人公が犯人と対話する決意を固めるシーンは
ちょっとあっさりし過ぎに思えた。
そもそもコメディーなので、
細かい事を突っ込んでも仕方ないんだけど、
警察のカメラが調子悪いからって、報道の隠しカメラを
あっさり許すどころか、これで行こう!と容認しちゃうのは
流石に緩すぎだな〜。
もうチョットやむを得ない状況、例えば、
警察のカメラを全部爆弾で破壊されたとか、余計な人間が近寄ると
爆発するとか、せめてその位の仕掛けはして欲しかった。
まあ、全編通して、
テレビ屋さんの言い訳映画に見えない事も無いなあ〜
くだらない番組が多いのは、くだらない視聴者が多いからで、
自分達はあんたらに合わせた番組を作ってやってるだけだよ!
そんな呟きが聞こえてくる。
実際、つまんないクレームを連発して
社会正義を振り回す人が多いらしいけど〜。
まあ、後々、テレビで流しやすい様に考えられた映画かなあ〜
志田未来は小柄なのでいつまでも子供に見えちゃうけど、
今作では、なかなか野心的ないい役をやってました!
これをキッカケに大人の役をもっと演って欲しいなあ〜。
コメントする