ベテランのレビュー・感想・評価
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カーアクションは大迫力。
こういうシンプルに勧善懲悪の話は好みなので楽しめたし、最後のカーアクションはなかなかの迫力だった。韓国映画には財閥、金持ちは悪、という左翼的な思想背景が露骨な作品が多いがこれもその一つ。15分位短く出来ていればなお良かったかも。そこそこの数の韓国映画を観ているが、日本以上に俳優の層の薄さと、そして彼等の役の幅広さを感じる。今回の主役の刑事役の俳優(韓国人の名前は全く記憶できない)は何度も観ているが、コメディから極悪非道のヤクザまで実に役の幅が広い。
ドチョル刑事の奥さん、男前だねー
劇場で観たかった良作
「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」から。
カムバック上映を知らずに悔やんでいたところアマプラで発見。素直に嬉しい。
コメディを挟みながらも社会問題に切り込んだ硬派な内容に感心します。
「ナッツリターン事件」も含め実際にあった事件をアイデアにするなどさすがの韓国映画です。
主人公ドチョル刑事もかなり強いですが圧倒的ではないんですよね。そこを上手くチームがフォローするのが堪らなく作品の魅力のひとつだと思います。
またドチョル刑事の奥さんが敵にも旦那にも啖呵を切るのは名シーンです。
そういえばサプライズゲストでマブリー兄貴が出演していますがもう少し活躍して欲しかったかな?ま、殴り飛ばしたらそれはそれで目立ち過ぎになってしまうのだろうけど。
カムバック上映
これを見逃してなんて・・・
本作品は2に比べて10年前の作品と言う事で、2は1の5倍は面白いと思って見始めたのだが、1は1でとんでもなくイカれた映画であったぁ~(笑)なので個人的感想ではあるが2は1の2倍面白、と言ういくらいにしとこうと思うww
しかも1にあの人が出たときは「ヤバッ!!」って思ったものだが、どうも後のお楽しみみたいだ・・・😅これは今後たまんないコラボもあるかも知れない予感満載である❤
しかも評価を見ると2は1より評価が低く、2のアクションの凄さは上回っているけど、10年前にあれだけのアクションと設定、キャラ確立をした1は、映画としては2を上回っているのかもしれないと思うようになった。1は2に比べてとてもバランスが取れており、韓国の人たちが好きなチョッとおどけの要素もふんだんに入っているからいかにも韓国のバディ刑事ものと行った風である。2はそう言った所がかなり省かれており、1で知ってることを前提としたいきなりのカメラワークに2から見始めた人はかなり困惑する事になるので要注意である。一方2は徹底的なマニア向きだと思われる。アクション、アクション、またアクションで、そのカメラワークの凄さにヘタすると船酔いに近い症状になるので、油断するといい印象は持てないのかもしれないのだ・・・。しかし楽しめる事は請負なので矢張り見るなら1,2の順で見る事をお勧めする。
松重豊似のおじさんががんばります
面白い
アクションというよりコメディに近いような。笑いどころもいっぱい。とはいえ、財閥に対して警察もかなり甘かったりと社会問題もちゃんと取り上げている。
財閥のテオのクソっぷりが酷くて観ていてイライラ、ムカムカ。子供に親の殴られるところを見せたり、飼ってた犬を八つ当たりで殴り殺したり、とんでもないボンボン。
ドチョルの奥さんが、賄賂のバックと現金を受け取らず持ってるからと言い放つところはアッパレだし、ミス・ボンが明るいのに、飛び蹴りしたり強くて、カッコいい。女性たちがとても良いんだな。
そして終盤の街中での乱闘にあの人が、、、特別出演。流石に💪🏻👊はなかったけど。まあ、見せ場を奪っちゃいけないからね。
凶悪犯罪捜査班を観る前に映画館で観れて良かった。平日の昼間だったので他のお客さんは居らず、1人で貸切でした。
韓国映画史上最高ランクの作品です
新作の公開をうけ9年半振りに鑑賞。最初に観たのは公開直後、新宿シネマートで観たな、。とまず懐かしく思った。まだこの頃は韓国の映画に関して認識はほぼなかったので、スゲぇな韓国映画と脳裏に刻んだ事を覚えている。
新作を観た後にAmazonプライムで再び見たのでファン・ジョンミン演ずるドチョルもオチーム長、ミス・ボンら仲間皆んなが元気溌剌のアクションと抜群のチームワークで事件を裁いていく姿をニヤニヤしながら見られるのがとにかく嬉しかったです。
とんでもない金持ち野郎のチョ・テオを演じたユ・アインはこの時が初の悪役だったそうだがこの狂気の演技は本当に頭おかしいんじゃないと思う位の迫力がある。おそらくこの演技で評価が上がり「バーニング劇場版」(アカデミー外国語候補作)の主演に繋がったのだろうと思う。近年薬物で検挙されたのは残念、。韓ドラ「地獄が呼んでいる」の続編はユ・アインで観たかった。
映画で観て、配信で見直すなんてあまりありませんが、面白い映画は何度観ても面白いんだなぁ、と改めて思いました!私の評価は2015年観た時より爆上がりです。是非、3作目期待してます!
財閥のバカ息子に喝!
先週末公開の「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」を観ようと思ったら、シリーズ第2作であることを知り、どうせなら先に1作目をと本作をアマプラで鑑賞。韓国らしい刑事ものとして、なかなかおもしろかったです。
ストーリーは、広域捜査隊に所属し、少々行きすぎたところもある型破りなベテラン刑事ドチョルが、賃金不払いトラブルの末に自殺を図った社員に対する捜査に疑問をもち、その裏に親会社を経営する財閥の関与を疑って独自の捜査を続け、警察上層部の圧力に阻まれながらも、同僚たちと一丸となってじりじりと真相に迫っていくというもの。
韓国の警察はどこもこんな感じなのかと思うほど、既視感のある軽いノリから始まります。暴走ぎみの主人公、ひと癖ある同僚たち、出世欲だけのチーム長という問題だらけの刑事たちが、普段はふざけた捜査をしているように見えても、いざとなったら正義のために団結するという構図は、「犯罪都市」シリーズそっくりです。といっても、製作年を考えれば、このイメージを決定づけたのは本作なのかもしれません。
軽い序盤に対して、物語が進むにつれてシリアスな雰囲気が強まり、終わってみれば熱血暴走デカの執念の捜査が最も印象に残ります。ドチョルの人情派刑事としての活躍もおもしろいし、それを支える同僚たちも熱いです。そしてなにげに、ドチョルの妻の姉御っぷりがイイ!わずかな出番ながらしっかりと存在感を発揮しています。
一方で、ドチョルたちが立ち向かう財閥は、庶民の恨みを一手に引き受けるような典型的な描かれ方をしています。財閥3世テオの子供のような幼稚な言動、金で人を支配しようとする財閥の傲慢さ、大企業にありがちなトカゲの尻尾切りなど、観客の嫌悪感をじわじわと上げていきます。
そんな財閥企業が悪事を隠蔽しようとすればするほどボロが出始め、しだいに追い詰められていく様子は小気味よく、クライマックスでは、溜まったストレスを一気に発散させるかのような激しいカーアクションに大興奮です。そこからさらに衆人環視のもと、ドチョルとテオのタイマン勝負が熱いです。
ただ、全体的におもしろくはあったのですが、絶賛とまではいきません。まず、ラストのタイマンでは、テオをギタギタにぶちのめしてほしかったです。マブリー登場でもしや…と思いましたが、さすがにそれはないですね。あと、そもそもテオがガキすぎて、ドチョルの相手としては物足りないです。鑑賞中に「ナッツ・リターン」を思い出し、テオの悪事を暴くはずが、ラスボスとして父親が降臨し、結果的に財閥そのものを徹底的に追い込んでいくという展開でもよかったと思います。
主演はファン・ジョンミンで、熱血ベテラン刑事を好演しています。脇を固めるのは、ユ・アイン、ユ・へジン、オ・ダルス、チャン・ユンジュら。
まるで昭和の刑事もののような、独断専行型で人情味溢れる暴走刑事 対する大企業のドラ息子の悪党ぶり 昔ながらの話でも、これだけ面白い!
最新作にも期待大かな
2作目が10年ぶりに公開されるため、それに合わせた前作のリバイバル上映ということで予習を兼ねた劇場鑑賞。ルール無用で巨悪と対峙する直球勝負の熱血刑事もので、なかなか楽しい作り上がりの作品だった。
ファン・ジョンミンって日本人から見ると地味めの印象で、この刑事もそこそこ強いがマ・ドンソク(本作にカメオ出演あり)みたく無敵じゃないし、私生活で妻に頭が上がらなかったりしてて。この奥さんがまた中盤で悪党相手に切符のいい啖呵を切って見せて痛快です。
1mmの同情の余地もない財閥御曹司の悪役っぷりも清々しい。
上からの圧力に屈せず、蛇が出るまで藪をつつきまくる力技の捜査で、ちょっと軽めに見えてしかし正義感の強い主人公の暴れっぷりが痛快。
さて2作目の出来上がりやいかに。
朝鮮半島情勢を巧みに取り入れたスパイアクション「ベルリンファイル」...
朝鮮半島情勢を巧みに取り入れたスパイアクション「ベルリンファイル」のリュ・スンワン監督が、韓国最大のタブーとされている「財閥の横暴」に切り込んだアクションドラマ。
悪は絶対に許さない武闘派ベテラン刑事ドチョルを筆頭に、個性的な5人による特殊強力事件担当・広域捜査隊。あるパーティでドチョルが出会った財閥3世テオの同族会社社員が自殺を図った。この自殺の裏にテオが絡んでいると疑うドチョルは、単独で捜査をはじめるが、財閥の息がかかった警察上層部の圧力により、捜査の打ち切りを迫られてしまう。チーム一丸となって事件の核心に迫るドチョルたちをあざ笑うかのように、テオが金と巨大な権力をバックに包囲網からすり抜けていくが……。
ベテラン刑事ドチョル役に「国際市場で逢いましょう」のファン・ジョンミン。「カンチョリ オカンがくれた明日」の若手俳優ユ・アインが、財閥3世のテオ役で初の悪役を演じた。2025年4月、続編「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」の公開にあわせて、本作も1週間限定リバイバル上映。
ベテラン
2015/韓国
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
痛快痛快
ファン・ジョンミン
一番カッコ良いのはアイツ
ベテランね、語意としては多くの経験を持ちキャリアも長い熟練者て思ってんだけど韓国じゃちょいニュアンス違うんかな?
ちゃんとベテランてセリフにも有ったけど、なんか豊富な経験者って感じもしなかったな。
長く在籍してる者へのイヤミ、ジョークな意味も有んのかもw
して、映画としては面白かった。
ファーストシーンで主人公のアクション身体能力を楽しく解りやすく見せ、彼の信じる正しさをシナリオに乗せる。
警察のルールやコンプラも時に無視し、弱者、正しき者の為に熱意を振るう。
もう、1人あぶない刑事やんw
でもそれ以上に良かったのは、描かれる女性のカッコ良さ、正しさ。
奥さん警察乗り込んで来てタンカ切るシーンの素晴らしい事よ。
シャネルのバックに札束。そこでも意地で踏ん張り本当の強さを示す、名シーンと言って良いでしょ。
さらにミスボンの蹴り美しさカッコ良さ!
ええやん、強さは男の特権じゃ無いぞ!ソコ描くトコが本作最大の価値だな。
刑事びんびん物語
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