「『犯罪都市』の監視カメラネタはこの作品からかっ!」ベテラン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
『犯罪都市』の監視カメラネタはこの作品からかっ!
序盤はペ・ソンウ演ずる中古車販売業カン社長の違法売買を追求するチーム。これだけでも面白い。最後まで絡んでくるかと思いきや・・・てな感じで、普段バイプレーヤーとして活躍するペ・ソンウやユ・ヘジン、オ・ダルスが最高。しかも、カメオ出演か友情出演になるのか知らんけど、クライマックスの格闘シーンにブレーク前のマ・ドンソクがスポーツ店社長として登場!
それにしても跡取予定の室長チョ・テオ(ユ・アイン)の性格はやり過ぎ感たっぷり。そこまで暴力的でサディスティックだと引いてしまうくらいのストーリー。むしろ抑える立場の常務(ユ・ヘジン)のほうがあり得るタイプだ。もっとも酷いのは彼を野放しにしている会長なんだろうけど。
広域捜査隊てのはどんな立場なんだろう?観た感じでは所轄よりも下の位置にあるような雰囲気。チームとしてのまとまりや権力に対する反骨精神や熱血漢は感じるけど、なんとなく違和感があった。アクションも楽しめるけど、警察内部のいざこざ描写は緻密さに欠ける気もした。そして自殺を事件化するのも単にソ・ドチュル刑事の知り合いだったから・・・という点も弱い。
なんやかんやでマ・ドンソクのおかげで評価が爆上がり!ほんの一瞬なのに、この存在感は凄い。しかもアクションなし。
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