カラマリ・ユニオンのレビュー・感想・評価
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映画に求める自由がある
【若きアキ・カウリスマキ監督ってこんな可笑しく、不条理なロードムービーを作っていたんだ!】
ー 登場する男達の名前が、皆フランク。そして、彼らはカラマリ・ユニオン(イカ墨同盟)のメンバーらしい。
そして、彼らは現在の状況に見切りをつけ、理想郷、エイラを目指す。-
◆感想
・良くまあ、こんな奇妙奇天烈な設定を考えたモノである。
・男達は、皆、黒いサングラスをかけ、地下鉄を乗っ取り理想郷を目指すが、次々に殺されたり、自殺したりしていく。
・そんな描写がモノクロで、描かれるのだが、どこか飄々とした作風に可笑しみがあり、飽きることが無い。
<結局、残り二人の男が小さなボートで理想郷を目指すのだが、爆音がして暗転し、エンドとである。
今作は、若きアキ・カウリスマキ監督が描く、不条理且つアナーキーなロードムービーである。>
タイトルなし(ネタバレ)
チャイコフスキー : 交響曲第6番「悲愴」
『When the Blues Come On』
ズート・シムズ
が残った。
何もやっても着けない。夢の様な話。
それで、だんだん、登場人物が消えていく。
歌われる歌をGoogleLENSする気にもなれない。アドレナリンが上がると、突然『さよなら』って感じかなぁ。
夢の様な話なので、鑑賞始めてから、四時間が経過した。後、6分。
スタンバイ・ミーで『TARMO』と
『HANSE』の船が停泊したヘルシンキ港。さて、着いたのか?
それで、エストニアへ、まだ。ソ連じゃない?この頃は。
ベスパ、2ケツでメイベリーン🎶
これぞレニングラード・カウボーイズの前身として納得のメチャクチャでシュールな物語展開、困難な状況もスムーズに切り抜ける"フランク"集団の惚けたキャラクター群が破天荒にもヘルシンキから抜け出せない様子が可笑しくて雑に思える場面ですら寛容に観ていられる。
何人かのフランクが出会う女たちは基本的に物語と繋がらない、序盤から地下鉄をジャックする奇想天外な行動、ステージに上がってギターを弾き始めて何の曲かと思いきや「Stand by Me」を歌い出す意表を突く展開に笑えながら哀愁が漂う。
霊柩車で登場の甘いマスクは若かりし日のアキ・カウリスマキ、何ら変わらない風貌でマッティ・ペロンパーもこの頃から健在、目が離せないフランクたちの行動に収拾がつかなくなり混乱してしまう、常に笑いは収まらずに!?
フランクによるフランクのフランクの為の映画
それ以上書く事ないねw
後は観てくれって感じ
ストーリーはあるけど必要かなぁ?
風変わりな作品で印象的で実験的
そういった作品に対する理解もあった時代を感じる作品
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