「落合監督時代の中日のような手堅い作品」小さな時計 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
落合監督時代の中日のような手堅い作品
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2010年制作作品
6分のショートアニメ
『塔の上のラプンツェル』と併映される予定も流れ公開は映画祭と動画配信のみ
監督と脚本はスタッフとして『モアナと伝説の海』『ラーヤと龍の王国』のディーン・ウェリンズ
粗筋
舞台はロンドンの時計屋
時間はもう午後11時
店主は時計屋を後にして鍵を閉めて帰宅する
店主がいなくなると時計たちが生き物のように動き出すありがちな展開
するとそこに現れたのは時計泥棒
手慣れた玄人らしく手際よく事を進め大量の時計を風呂敷に包んでずらかる泥棒さん
いつも仲間に揶揄われている小さな時計が勇気を振り絞り泥棒に立ち向かう
ちょっ待てよ!
小さな時計はパトロール中のお巡りさんに気付きてもらうため大きな音を鳴らす
怒った泥棒は小さな時計を踏み潰す
お巡りさんは音に気づいて泥棒を追いかける
どうやら泥棒は逮捕されたようで盗まれた時計たちは戻ってきたみたい
一度は店主によってゴミ箱に捨てられた小さな時計
店主は小さな時計を修理して元の場所に展示する
仲間たちは勇気を讃え喝采される小さな時計
泥棒が現れてブルブル震える時計を隣にいた時計が突っ込む場面が面白かった
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