「抜群の安定の『ジャンプ映画』。」ONE PIECE FILM GOLD 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
抜群の安定の『ジャンプ映画』。
「お祭りにあまり文句はつけたくないのだけれども…」
7/31 TOHO浜松にて、2D版にて再見。
金粉が皮膚から身体に染み込む訳ないだろう?な一本。
ミンゴ討伐後に、サンジが一味にいて、何をふらふらやってるの?
潜入行動が全くの無意味、さっさと初めから殴り合いしろよ。
観返して粗ばかりが目立つ作品。
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3D版にて鑑賞。3D効果はかなりのものだが、的外れのところでの使用が多い。
抜群の安定の『ジャンプ映画』の一本。
今回も「まぁよくも毎度毎度」の鉄板のお決まりパターンは健在。
●強そうな敵→一度負けて(もしくは嵌められて)ピンチ→なんだかんだで最後にゃ主人公が勝つ。
●あくまで脇で後付けのための話なので、原作本編に絡むようなことは一切なし。
●上記の理由で基本脚本がメチャクチャ。
まぁ傑作の要素はどこにも見られないわけである。
今回もまぁ~テゾーロはじめとする一味の能力設定の雑さといったら。
また結局それなら最初からやれ!と頭にくる麦わら一味のミッション。
無駄キャラを出しすぎて回収もせず、ダラダラと長いのもマイナス点。
劇場版をこれだけ作って、一番良かったのが「エピソーソ・オブ・チョッパー」という事実がすべてを語るんだろうな、今後も。
いっそ原作で回収しきれなかった物語を描く場所にすればと思うのだが。
シャボンディを出た後のルーキーたちの行動とか、そちらの方が観たいでしょう?
どの原作を映画にしても「つまらなくはないけれど」のレベルに仕立てるのはもはや職人技だと思う作品。
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