明日へのレビュー・感想・評価
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3.4
いい映画でした。
その人達の生活感や食事、文化、雰囲気のわかる内容でした
生きている人たち、そこで働いている人たち
そういたものが表現されているように思いました。
個人的には、会社側の派遣切り替えは世の情勢的に合理的な部分があるなと思いました。
しかし、契約破棄はどう考えても合理性・正当事由が欠如しているので、そこが不当だったなと感じます。
こうした問題は今後日本でも問題になりそうです。
正直レジ人員は半分に、品出しだけは残りそうです。
人がどんどん要らなくなる。
高度人材以外、働く余地がなってくる
ベーシックインカムを含めて新しい政策が必要になってくると感じました。
ヨムジョンア
2007年でもこんな状態だったのか
2007年に韓国で実際に起きた労働争議を描く。
会社側の不当労働行為は卑劣極まりなく、こんなことが韓国社会で許されていたということが信じられない。
人間ドラマもはさまれるのだが、争議に対するマスコミや法曹界の対応がほとんど描かれず、イライラしながら終わり、最後のテロップも不十分だ。
『明日へ』って、それはないだろう
まずは生活費。
2007年に韓国で起こった事件の映画化。大型スーパーの女性
従業員達が雇用解除の撤回を求め長期に渡り店舗を占拠した
実話らしい。非正規雇用者の現実は日本でもほぼ同じだった。
正社員への道のりがいかに厳しく、やっとなれたものの解雇。
シングルマザーなど生活の為に働いている人々にはまさかの
通告であり、その後の求職活動も(歳が歳では)ままならない。
自らもそんな現実を目の当たりにしてきたので他人事ではない
が、結局会社に訴える前に生活費の確保である。食費も支払も
待ってなどくれない。とにかく生きるためにどうするべきか。
世知辛い世の中ではいかに頭を使って生き残るかが最重要課題。
若い頃からの蓄えやいざという時の気構えは万全にしておく事。
従業員もそれぞれに立場が違うだろうが、一丸となって運動を
続けることの難しさや不可能に近い勝訴がリアルに迫ってくる。
(子供達も辛い。でもアルバイトでお金の有難みが分かるよね)
韓国らしい労組抗争。
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