カリブの白い薔薇のレビュー・感想・評価
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いつの映画?
昔の映画のノリ
細かい所には一切気配りしない奔放な造り。
それっぽくさえあれば、不自然な点がてんこ盛りだろうと、制作者には
些細な事に違いない。
だが気になる部分がある。
冒頭のシーンで、夜間の航行で舵を取っていたのは、操舵室内なのに
次のシーンで朝になると、操舵室の前の室外に移っている。
しかも、グラグラしていて とても貧弱な作りで本物に見えない。
操舵室の内と外の2ヵ所に舵を設けることはあるのだろうか。
かってな推測だが、銃撃を受けるシーンを分かりやすくするために、
目立つ場所に撮影用の舵をくっ付けたということだろうか。
なぜそんな演出をするのだろう。訳がわからない
もっとも、そういう船かもしれないが …
ストーリーも2005年の作品とは思えない程、古臭く陳腐
荒稼ぎしてるヒール役も、貧乏なのか金持ちなのか、人物描写の
焦点がさっぱり定まらない
主人公の女優の出世作との宣伝だが、あまり魅力的に思えず楽しめなかった。
ナイス バディ
田舎娘マリエ役はアナのデビュー作の様で本名 Ana Celia de Armas(アナ・セリア・デ・アルマス)とクレジットされていた。この後スペイン映画に3作出た後、ろくに英語も喋れない状態でハリウッドに望む。
時代は1930年代。酒の密輸や不法移民の密航が盛んに行われていたキューバ・ハバナ。シモンは自前のオンボロ船で密航を繰り返し、米軍のパトロール船に追撃されるが、若き船乗りアンドレスに命を救われる。恩義を感じたシモンはアンドレスを弟分にし、行きつけの高級娼館に連れていく。そこでアンドレスは可憐な美少女マリエと出会い、恋に落ちるが・・・
アナ・デ・アルマスのボディが綺麗なのは勿論で、他にも不思議な光景が多々あってハードルを下げてたせいか面白かった。
ハバナの熱気プンプン
もちろんアナ・デ・アルマス目当てで鑑賞。
内容はともかく、1930年代のハバナの熱気と女性陣の色気に圧倒される。撮り方も2000年代作品とは思えないレトロ感があり、良くも悪くも不思議な雰囲気をかもし出している。
女性ばっかりのシーンはとにかく華やかで、ドレスの発色も良くうっとりだ。中でももちろんアナ・デ・アルマスの存在感は群を抜き、あまりのキュートさに思わず息を呑む。そして何を来ても似合う。グリーンの服で車をすり抜けながら道路を横断するシーンは、カラフルな色が映えて特に印象的だった。
本作は映画というよりアナ・デ・アルマスのPVといったところだが、色がきれいな作品だったかな。
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