「中国で実際に起こった児童誘拐事件らしい。」最愛の子 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
中国で実際に起こった児童誘拐事件らしい。
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雑貨店みたいな雰囲気の小さなネットカフェ。母親ジュアンが面会を終わり、息子ポンポンを連れ帰ったのだが、その直後にポンポンがいなくなる。警察の規則では24時間は自力で探せということらしいが、これも何だか人道的におかしい。張り紙をしたりテレビで訴えたりするも、有力な情報はなし。息子を育てられない男が養ってくれという偽情報を出すなんてのも笑えるが、笑えない・・・報償金目当てに騙そうとする奴も多いこと。
誘拐事件被害者の会に参加して、地道に息子を探すティエン。情報をもとに農村地帯でようやくポンポンを見つけたティエンとジュアンであったが、いきなり連れ去ろうとするものだから、逆に「ひとさらい!」などと村人たちから追いかけられる。ジーガンと名付けられてたポンポン。育ての母リー・ホンチン(ヴィッキー・チャオ)の夫は一年前に死んでいたが、幼児誘拐犯の嫌疑がかかっていた。妹ジーファンもいたが、誰の子かわからず施設へ預けられた。
偽の兄妹は仲良くしていて、ホンチンは妹だけでも自分の娘にしたい想いでいっぱい。ジーファンが誘拐された子ではなく、捨て子だったと証明できないと裁判に勝てないのだ。一方のジュアンも養子縁組したいと申し出て・・・といった展開。
しかし、終盤になってリー・ホンチンが妊娠していたことが判明。誰の子?
最後には実際の映像を見せて感動を与えようとしてるが、感情線がコロッと変わることとか、事実に忠実でありたいがためかチグハグ感もある。
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