「素晴らしかった」カンフー・ジャングル 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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近年のカンフー映画では屈指の傑作だったのではないだろうか。敵が憎たらしい顔つきのキチガイで目的に向かって一直線であるところが素晴らしい。ストーリーも面白かった。カンフーは殺人技か否かという手間もすごくいい。
ただ、剣劇はまだしも、武器を使わない素手での格闘での、動きが不自然なワイヤーアクションは若干興ざめする。結末はためらってもいいけど撲殺して欲しかった。ブルース・リーならためらわずに殺して、その後悲しげな表情をしていただろう。
エンディングの、カンフー映画の功労者をたたえる映像で思わず涙が出た。
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