「んなバカな!?」ルドルフとイッパイアッテナ クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
んなバカな!?
猫好きだと言うのを公言して憚られない世の中。
(元々憚られる世の中だった?)
「野良」と付けられる動物が今では猫しか対象がない。
平野ノラ「しもしもー」
ノラジョーンズ「どんどんあーん」
おるやん、人やろそれ。
そもそも、どんどんあーんて何や。
その「野良」の世界は猫にしかない日本。いや世界中そうなのか?
自分は猫好きです(≧∇≦)
幼少から小学生まで飼ってました。
野良猫から飼い始めた白猫が妊娠して、出産が上手くいかず胎内で死んでしまった子猫を取り出す為に、無け無しの貯金を崩して手術をしてもらった事もありました。
そんな自分からすると、今作の猫たちは何故か可愛くない。ボディバランスの問題でしょうか、頭がデカ過ぎる。
あ、そうか。
頭がデカい=知能が豊富=文字を覚える
おー、忖度した解釈。
文字を教え始めたイッパイアッテナの飼主、アメリカで成功して帰ってくる。そんだけ頭良いんだよと、好都合なプロットを組み立てる。
イッパイアッテナを面倒見る商店街の人たちや小学校の先生たち。たしかに昔はこんな光景よく見た気もするが、この時世野良猫ほど不衛生な生き物はないから接触を避ける人が殆ど。これは昭和の話なんでしょうかね?
とまあ、ここまで気を遣わせるアニメは久しぶりでした。
やっぱりホントの声優を使って欲しかったなあ。
度々セゴドンがチラつくのはノイズ。
八島さんは上手でした。流石舞台役者。
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