ルドルフとイッパイアッテナのレビュー・感想・評価
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CGで作られた立体的な日本の風景は素晴らしい。 ファンタジーなのに...
CGで作られた立体的な日本の風景は素晴らしい。
ファンタジーなのに岐阜と東京を舞台にしている。
日本列島は世界地図の縮図という『日本雛型論』で考えてみるのも面白い。
いろいろシビア
テーマが重い!
大人に刺さる!
絶望は…とかいうのやめてくれ!
刺さる!
猫ができるんなら人間はもっとできなきゃ、とつい思ってしまう。
最後のオチ、まさかとは思ってたけど、
あれでは人間勝手で都合良すぎるなとは思うけど。
イッパイアッテナのこと、飼い主はどういうつもりであんな……。
イッパイアッテナのすべての賢さに感服です。
のほほんストーリー
内容は飛躍してるところはあるけど映像の綺麗さに感動したのと、イッパイアッテナの優しさに涙が出ました。最後ルドルフがお家に帰ることができたのに去って行くシーンで、このままバッドエンドなのかと思いきや、みんなとも再会してハッピーエンドになってよかったです。
ネコの世界。🐾
迷子になったルドルフ。
イッパイアッテナと出会う。
なぜイッパイアッテナと言う猫なのか?
野良猫は行く先々で色んな呼び方で呼ばれる。
ルドルフはイッパイアッテナに世の中のことを教わる。ネコの世界を見られた。
おもしろかった。
んなバカな!?
猫好きだと言うのを公言して憚られない世の中。
(元々憚られる世の中だった?)
「野良」と付けられる動物が今では猫しか対象がない。
平野ノラ「しもしもー」
ノラジョーンズ「どんどんあーん」
おるやん、人やろそれ。
そもそも、どんどんあーんて何や。
その「野良」の世界は猫にしかない日本。いや世界中そうなのか?
自分は猫好きです(≧∇≦)
幼少から小学生まで飼ってました。
野良猫から飼い始めた白猫が妊娠して、出産が上手くいかず胎内で死んでしまった子猫を取り出す為に、無け無しの貯金を崩して手術をしてもらった事もありました。
そんな自分からすると、今作の猫たちは何故か可愛くない。ボディバランスの問題でしょうか、頭がデカ過ぎる。
あ、そうか。
頭がデカい=知能が豊富=文字を覚える
おー、忖度した解釈。
文字を教え始めたイッパイアッテナの飼主、アメリカで成功して帰ってくる。そんだけ頭良いんだよと、好都合なプロットを組み立てる。
イッパイアッテナを面倒見る商店街の人たちや小学校の先生たち。たしかに昔はこんな光景よく見た気もするが、この時世野良猫ほど不衛生な生き物はないから接触を避ける人が殆ど。これは昭和の話なんでしょうかね?
とまあ、ここまで気を遣わせるアニメは久しぶりでした。
やっぱりホントの声優を使って欲しかったなあ。
度々セゴドンがチラつくのはノイズ。
八島さんは上手でした。流石舞台役者。
2019年8月9日 ルドルフとイッパイアッテナ 鑑賞 文字が読める...
2019年8月9日
ルドルフとイッパイアッテナ 鑑賞
文字が読める猫のお話。
でも捨てられた悲しい猫のお話。
猫たちがたくましく生きていこうとするお話。
家に帰ろうとしますが、それが岐阜市だったのが印象的でした。
大人から子供まで楽しめる映画でした!
息子と映画を見ようとジャケットからセレクト。
絵本も読んだことがないので、前情報なしに鑑賞。
子供から大人まで楽しめる映画でした!
絶望は愚か者の答え!次は絵本読んでみます。
特に以下3箇所に感動しました!
①今まで面倒を見てきたルドルフが岐阜に行くとなった時、ルドルフが最後に食べたいというお肉を用意するため、猫に恐れられる犬デビルに頼みに行き、デビルに怪我をさせられてしまうイッパイアッテナ。心配かけまいと怪我の理由は何も言わずに送り出すイッパイアッテナ。
②岐阜に帰るルドルフ。漸く自分の家に帰るとそこには新しい飼い猫が。その子猫の名前はなんとルドルフ。子猫から「ご主人りえちゃんは2匹は飼いたいと言ったけど、ダメだと言われた」エピソードを聞いて身を引くルドルフ。
③猫に恐れられる犬デビルがルドルフに水に落とされ、孤独に気づき改心。
何故イッパイアッテナは捨てられたんだ、どこかに預けるとか、他の飼主を探してやれよとは思いましたが、総合的にいい映画でした!
元のアニメ(紙芝居風)を覚えてはいないけど…
こんな作品だったのかなぁ?
ちょっと違和感がある。
ストーリーはグダグダしているけど、勇気、友情、愛情、信頼なんかが盛り込まれていて、それなりに良かったような気がする。
ラストが良かった
・色々あって家に帰ってきた時に、自分と親が同じ子猫が家にいて2匹は飼えないことをその子猫に言われてまたイッパイアッテナの所に戻る箇所が良かった。そこをラストにしないで、中盤でイッパイアッテナ達と帰ってきて、岐阜で一悶着あっても良かったんじゃないかなぁと思った。
・岐阜の猫だけど訛りとかないのが残念だった。
他は何となく都合よく話が進んだような印象が残った。
フィクションとして楽しめるかどうかのライン上
2歳の幼児はネコを見て喜んでました。
でも、ストーリーを理解できるくらいの子どもって
ちゃんと考えてるので
子ども向けフィクション感がすごいと冷めちゃう子もいますよね。
平仮名片仮名だけでなく漢字まで覚えて新聞が読めるって、猫が?一年以内に?小学校6年間の国語教育とは一体?みたいな
そういうのは置いといて観られる人でないと楽しめません。
素直に受け入れないと、後半は真面目に観てられないだろうなぁ。
ストーリー的には、
折角あんなに時間をかけて帰り着いたのに、
そのまま東京に戻ってくるルドルフのいじらしさが堪りませんでした。
切ないわ
あと、鈴木亮平さんはすごいですね。
変態仮面もイッパイアッテナも大河ドラマも、なんでもこなしちゃうんだなぁと。
俳優さんとか疎いんですが、さすがに覚えました。
総評
誰かに勧めることはないし、貶すほど酷くもない
なんとなく見て、記憶から消えてしまうであろう作品
人生ワースト
この物語の中では、人間がペットを捨てるという行為が一度も非難されません。
それどころか、本来は意思を持ってない(と思われる)動物側に、勝手に納得させたり忖度させたりして、捨てたことを肯定させます。
うんこです。
マジでうんこです。
なら、虐待に対してもペットが納得してるならやっていいんですか?いいんですね?
人間の勝手な理想を動物に押し付けてんじゃねぇよ。
しかもそれを子供向けの話でやるなんて言語道断でしょ。
ルドルフが「これでいいんだ~(泣)」みたいな事言いながら岐阜から東京に出戻る所とか虫酸が走る。
イッパイアッテナが「アイツは文字を教えてくれた」とか語って、自分を捨てた飼い主を美化するシーンで嘔吐しそうになる。
他にも、クソなところたーくさん。
泣いた。
うちにも黒猫がいる。
車道にいたのを拾った。
小さくて目も見えなくて風邪引いてるし栄養失調で。この子はどこから来たのかなーって考えたことがあったけど、こんなこともあるのかな。とにかくうちの子と重ねてしまい終始涙か止まらなかった。現実にもイッパイアッテナが住んでいる町のように猫に優しい人がたくさんいたらいいのに。
猫は好きじゃないから原作は未読。
絵がかわいいから観た!原作とどこまで同じか分からないけれど、内容は好きです。作家はこれがテビュー作なんですよね。すごいな、と思います。こんな童話、書けたらなぁと思ってしまう。
2016年度MYベストムービー
大好きな作品。
まず絵力がすごい。
外国の人にもみてもらいたい
細かい日本の街並みの描写。
もし自分のネコが何かの拍子で
遠い所に行ってしまったら・・・という前提で観ているので
どんどん感情移入していってしまうのかもしれないけど
野良猫たちの日常
過酷であり、でもたくましい。
人の善意に支えられながらいきていることにまず胸が熱くなる
ルドルフの飼い主への想い
なのに・・・・あれはないよ
なんで1匹しかだめなわけ???
猫好きは多頭飼育が普通なんだけど?
泣けて泣けて、映画館でしゃくりあげそうになった
またイッパイアッテナたちと暮らせて行けるから
バッドエンドではなかったけど
切なかったな~
飼い主の女の子も絶対会いたかったはずなのに
良かった点も微妙な点もいっぱいあってな
原作はロングセラーの名作児童文学らしいが、まるで知らず。NHKでアニメ化された事もあるそうな。
とにかくこの作品、あくまで個人的な感想としては、良かった点と微妙な点がコロコロ変わり、総合評価としてどうだった?と問われたら、ちと返答に困る。
黒猫のルドルフは大好きな飼い主を追いかけて家の外に出て、ひょんな事から長距離トラックに乗り込んでしまい、東京に辿り着いてしまう。
ペットが迷子に…って設定は同時期公開の「ペット」とクリソツ。
原作は1987年に刊行されてるとは言え、どうも見た事ある始まり方で、最初は乗れなかった。
見知らぬ地をさ迷ってる時出会ったのが、大型の野良猫“イッパイアッテナ”。
威圧感バリバリで、人間的に言えば強面。
しかし、面倒見が良く、ルドルフに野良猫として生きる酸いも甘いも教えてくれる。時には厳しく叱り、窮地には助けてくれる。
鈴木亮平の声も見事で、この頼れるイッパイアッテナのキャラがとても気に入った。
何と人間の文字が読めるというイッパイアッテナ!
好奇心旺盛なルドルフはイッパイアッテナから人間の文字を教わる。
(って言うか、あんな夜の公園の電柱の下で文字を書いてる猫が居たらマジホラーだけど…)
徐々に人間の文字を覚え始めたルドルフは、ある日TVを見ていたら、自分が住んでいた場所が岐阜県である事を知る。学んだ事を活かして飼い主の元に帰ろうとする。
これまた基本的な流れは「ペット」と似ているが、あちらのようなドタバタストーリーではない。
何より“教養”の大事さ。学ぶ事で、自分で考え、行動する事が出来る。
おそらくここが、NHKでアニメ化もされ、児童文学として長く愛されてる理由。
手立てが整い、ルドルフが旅立つ直前、ある事件が…。
友の為に何が出来るか、何をしてやれるか。
いがみ合ってた相手との和解も。
本当はお互い知ってるくせにちょっとした“嘘”をつく二匹の姿にちょっぴり感動。
話としては「ペット」よりずっといい。
そして遂にルドルフは飼い主の元に帰ってきたのだが…
ある意味衝撃の展開。人によって意見が分かれるだろう。
あまりにも残酷。ルドルフが可哀想過ぎる。
でも様々な経験をし、ルドルフは一匹で生きていけるほど逞しくなり、あのまままた飼い猫に戻れなかったと思う。
胸が痛いほどの切ない一人立ち、そしてイッパイアッテナたちの元へ…映画はこのまま終わって良かったと思う。
そしたら、思わぬ…と言うより、出来すぎた展開。
せっかくの切なくて温かい感動が台無しに。
一応ハッピーエンドだろうけど、あれ、どうなのよ…??
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