「素直に泣ける人と泣けない人。」永い言い訳 しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
素直に泣ける人と泣けない人。
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とっても考えさせられた。
突然。愛する妻が事故で亡くなる。妻が居なくなっていつまでも泣いている男と自分で納得して泣かない男。(泣けない男)なぜ泣けないのか理由を考える。泣けない事には訳があった。妻への愛が冷めていた。(妻も気付いていた)友だちの夫は妻を愛していた。
本木の言っていることが理屈っぽく聞こえる。…… 何を言っているんだろう。 よく聞いてみると言っている意味が分かる部分もある。(誇示付け) 自分本位だった本木が子供と接する事で人に寄り添っていく。生活に潤いがでて本人の意識が次第に変わりつつある。家族と関わることで自分の中の何かが変わる。子供がいることはリスクと思っていたが人を育てることで人はもっと柔軟な考え方ができるのかも。妻の死から沢山の事を学んだ。 本木の細かな表情がよかった。
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NOBUさんのコメント
2021年6月12日
度々。
西川美和監督は、”矢張り本物だ!”と確信した映画でした。
ちなみに、西川監督はご存じの通り、全てオリジナル脚本で勝負する方なので、今作のパンプレット(CD付き!)も、読みごたえがありましたね。
最近だと、「すばらしき世界」も良かったですね。