「幸せとは」永い言い訳 うめさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せとは
クリックして本文を読む
「強い人はね、大事な人を亡くした時に、ちゃんと逃げずに悲しんで、ちゃんと泣くの」
「頼むから、自分の幸せの尺度だけでモノを言わないでよ」
「殴ったって何も変わらないよ、痛いだけだよ」
「お父さんみたいになりたくない」
自分がうまくできないことを、誰かのせいにしたり、過去の失敗を、なかったことにしようとしたり。過去の事実を忘れて前向きに生きる、自分の解釈したいように。
そんな人間の心の弱さをありありと写し描いた映画だった。
去る者は日々に疎し、なのだろうか。
「人生は、他者だ」主人公がノートに書きなぐった、深い、言い訳。
重い映画だった。
コメントする