劇場公開日 2016年10月14日

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「複雑ビター」永い言い訳 villageさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5複雑ビター

2016年10月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分を愛することが出来ない、不器用な大人。それゆえに、愛すべき人を愛することも出来ない。愛せないまま、相手が消失してしまう。
それでも子供の邪気のなさに触れることで、守るべき存在とそのための役割が与えられることて、束の間の救済がされることもある。
人間の心の矛盾とか、不思議さとか、複雑さを表している。
「子育ては最高の免罪符。自分がバカで最低な人間だって忘れさせてくれる。」という台詞が心に残っている。
ほろ苦い、大人向けの映画。

※消化不良につき、後日加筆修正します。覚え書きメモにとどめて。

village