「共有する時間、 本音と建前」永い言い訳 NOMさんの映画レビュー(感想・評価)
共有する時間、 本音と建前
なかなか奥深く、どう上手くレビュー出来るか難しくもある。
一見愛情の無いダメ男に見えるが、知人の子供の面倒を見る事になり、日々世話をすることで、子供に愛情が生まれる。
妻が事故で亡くなっても 悲しくなかったのは、一緒に居た時間が無かった。
すれ違いの生活に愛情が薄れていったのではないか?
知人の親子であっても、息子と一緒に居る時間が無く、すれ違い、反抗してしまう!
一緒に居る時間の大切さ?
それは夫婦だけでなく、家族でも。
他人でも、友達でも。
引きこもってネットでしか繋がりの無い現代のメッセージではなかろか?
そして、彼は小説家の有名人で、テレビでインタビューに応じるが、テレビでは視聴者にウケるよう、言われた通り、視聴者に同情してもらうようなセリフを言わされる。
映画では有名人として建前のセリフだが、本音と建前があるのは誰でもそうかもしれない。
私たちは 建前で 自分が良く見られる様に 作られたセリフを言ってるのかもしれない。
まるで役者の様に。。
知人の親子が仲直りしてダンスするシーンは不自然で、違う形か、要らなかったかなぁ、、、
良い作品ではあるが、もう少しなんとかならないかなぁ。。と言う印象だった。
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