ペットのレビュー・感想・評価
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ペットの傍若無人ぶりがかわいい
「ペットは人間が家にいない間、何をしているんだろう」という疑問は、ペットを飼ったことのある人なら誰でも一度は考えたことがあるかもしれない。そんな疑問への解答を面白おかしく描いた作品だ。テレビを見たり、冷蔵庫の肉を勝手に食べたり、パーティしたり・・・。冒頭に描かれるペットたちの傍若無人ぶりが面白い。
物語の本筋は小型犬と新たに同居人として加わった大型犬が迷子になってしまい、いがみ合いながら帰宅を目指すというもの。人のいない間に勝手なことをする、ソリの合わない2匹が友情を育む、力を合わせて家に戻ろうとするといったあたりは『トイ・ストーリー』を思わせる展開だ。
人間に捨てられた動物たちが下水道に潜伏して人間への復讐を考えているあたりのくだりはもっと掘り下げてもよかったのかもしれない。ペットを愛する人もいれば、無責任に捨ててしまう人がいるのも現実。そんな人間の振る舞いに対する皮肉を込めたらもっと面白くなったかもしれないが、娯楽映画として十分面白く満足できる内容だ。
子供向けかと思いきや
【コンピューター・グラフィックによるマックス、デュークを始めとしたペットたちの造形と声優たち(アメリカ人ね!)のマッチングとストーリー展開がナカナカな作品。】
<字幕版で鑑賞>
◆感想
・最近、海外のアニメーションも劇場や配信で観る様になったが、そのレベルの高さに改めて驚くんだよね。
・今作も、優しいケイティの下で幸せに暮らしていたマックスの所にやって来た大型犬デュークが、最初は相容れない関係なんだけど、街中で迷子になってしまい多数のペットやヤサグレ元ペットと出会って、様々な冒険をする中で、仲良くなっていく過程が、テンポよく描かれている所が良いんだよね。
<近作では、「インサイド・ヘッド2」を劇場で観たのだが、今作も含めコンピューター・グラフィックアニメーションの興行成績が、平均してとても高い事が良く分かるんだよね。
観客層も幅広いし(多分、家族で観る割合がとても高いんじゃないかな。)利益率も高いんじゃないかな・・、などとツマラナイ事は考えずに、素直に観るのが良い作品だと思ったな。>
猫派のワタシも興奮
バナナマンのふたりがどうしても…
日本語吹き替え版で鑑賞。
ここ最近、動物モノのアニメなどが連発され、やや個性に乏しい印象は否めない。
あの、イルミネーション(ミニオンズの)が製作した…が、まくら言葉について宣伝されているところも、内容ではいまいちアピール不足だという宣伝側の思惑が見え隠れする。
犬が主人公のアニメでは『ボルト』なんてあったし、『ズートピア』も記憶に新しいところ。
犬という動物の性質上、どうしても「人間」の存在無しにストーリーを語るのが難しい。(ズートピアには人間とその周辺のペット系のキャラクターは存在しなかった)『ボルト』では、映画の主人公を演じる役者犬が、本当に自分に超能力があると信じている勘違い犬だったことからおこる悲喜劇をストーリーにしたもの。飼い主の少女と不幸にして離れ離れになってしまい、偶然出会った仲間たちとともに冒険を繰り広げ、少女に再会するまでの展開は驚くほどに似ている。
それでも、主人がいない野放しの状態のペットたちがやりたい放題に暴れる様子は、期待通りの面白さで笑える。動物たちが人間のテクノロジーを器用に使いこなしている様子が、これまた公開時期がかぶってしまった『ファインディング・ドリー』と同じ様な展開で、鍵を開けたり、冷蔵庫のものを勝手に盗み食いしたり、挙げ句は車の運転をしたりと、デジャブを見ているようだった。
ちょっと残念だったのは、深夜のラジオでもおなじみのバナナマンの二人が吹き替えを担当していたことだ。すごく上手なのだけど、普段からあの声を聞きなれているだけに、どうしても実物の設楽さん、日村さんの姿が見えてしまう。
その点、山寺宏一さんなんか、その姿をテレビでもお見かけするのに、吹き替えでは、その役にハマリきっているのでさすがプロだなと思いました。
2016.8.12
人間社会に置き換えたら…
CGアニメの進化!
なんかなぁ
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