「男たちの幼稚性を笑う」ミラクル・ニール! komasaさんの映画レビュー(感想・評価)
男たちの幼稚性を笑う
ゴールデンレコードを携え宇宙を旅するボイジャー。侵略者となる宇宙人に見つかったらどうするんだなんて危惧した昔の事を思い出させる冒頭。万能の力とともに、男の子の妄想を形にしたような映画だ。
男たちのおバカな願いに皮肉や自虐が程よく混じり、楽しくも下品にならない匙加減。そこにサイモン・ペッグの上手さと愛犬デニスの存在、ロンドンの景色が合わさった雰囲気がとても良い。
それにしてもイギリス人とアメリカ人の関係って面白い。結局彼だけは元に戻してもらえないというところに根の深さを感じたのは私だけだろうか。
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