クリーピー 偽りの隣人のレビュー・感想・評価
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期待の邦画でしたが……
細かくレビューを書いてたら消えた…ので一言で済ますと、脚本が穴だらけです。ラスト至っては理解不能。
ラストはてっきりあの取り残された彼女がリベンジすると思ってたのに。
前半は「映画史に残るか」と思うくらいの臨場感がありました。
最近この手のサイコもの多すぎ。
64程ではないけど豪華キャストです。始まりから不穏な空気でラストが読めません。香川照之の家の構図が分かりにくい!なんで竹内結子が取り込まれるのか分かりにくい。最後の西島秀俊は演技だったの?娘の動機も分かりにくい!しかし面白いこれだから映画は止められません!
豪華キャストなのに。。。
予告は期待感あったし・・・
あまりにも酷いレビューに期待せず鑑賞・・・
序盤・・・ん!?
面白いやん!!って一瞬思うも・・・
その後の展開に雑なこと雑なこと・・・
結末まで雑。。。。^^;;;;;
って事は、6年前の一家失踪事件の生き残りの彼女も・・・
そうだったって事なんですよね!?
豪華キャストもここ最近のTVにドラマに共演多々あり・・・
MOZUとストロベリーナイトのイメージが抜け切れん・・・
売れっ子起用の宿命やね。
香川さんのぶっ飛び変質者演技+しても☆2.3
王様は裸ですと叫ぼう!
ひどい映画! というか、映画にもなっていない。監督も、脚本も、有名で、経歴優秀。でも、最悪! 映画人たちよ。「王様は裸です」と言う勇気を持とう。「登場人物が、だんだんおかしくなって行く」という方向性ありきで、それを、映画的技術だけで表現しようとしている。行動もセリフも不自然極まりなく、出演者全員が心理の連続性、納得性なく、最初から、唐突なバカ行動、バカセリフ、支離滅裂、全部不可解。そういう意味で、具合悪くなってくる。まさか、それが狙い? なら、素人のダメ映画は、みな星5つよ。サラリーマンは、ダメなら、左遷。作品をちゃんと見て、ダメなら、しばらく左遷させなくちゃ。この王様たち、裸だよ。絶対。
中途半端 なブラックジョーク!失笑!
招待券で観たのが悪かったのか、竹内結子好きで観たのが悪かったのか、と悩んだ。ブラックジョークかとも思ったが、違う。日本版B級ホラーがしっくりくる。もう少しパロディか血しぶきなサイコの方が良かった。始まって30分で帰りたくなった。これまでに見た映画の中で最低でした。失笑!
サイコパス
黒沢清監督ってサイコパス撮らせたら、やっぱり上手いな~と頷ける作品。
配管がむき出しの何処か古臭さを感じさせる警察署と取調室、コンクリート打ちっぱなしの壁が冷たく無機質なものを醸し出してるような家(どんな造りになってるんだ?この家は…) それらがサイコパスに拍車をかける。
あのコンクリートの感じが、どことなく『CURE』を彷彿… いかにも黒沢清ワールドって感じがします。
役者陣はいうまでもなし。変なおじさんは変なおじさんだしw 藤野涼子ちゃんは益々磨きがかかった女優さんに…
ただ1つ欲をいうなら、竹内結子にはもう少し狂ってほしかった。
悶々と楽しめるというか
希薄な人間関係をこうも厭らしく猟奇的に描かれると、何にも反論できないし、否応なく納得もさせられてしまう。
いい話でもないし、恐怖と嫌悪に満たされる。ただ、終始画面に釘付け。分かりやすく移り変わる光加減が絶妙で、恐怖を煽り立てる音楽と相俟って、黒沢清ワールドに誘われる。
絵作りが何だか自分には合っている。非常に好き。
それにしても巧い、巧すぎる、キヨシクロサワワールドを完璧に構築してしまっている。
配役、演出に関しても、もはや神。決してうまくない西島秀俊、たおやかでなおやかな竹内結子、うまくて個性豊かな香川照之、きりっとしていながら暗い影を背負う川口春奈、青臭い東出昌大、役者の絡みや演技を見るだけでも面白いし、なんか笑える、あまりにも絵に描いたような演技にニヤニヤしてしまう。
現代社会をうまい具合に反映させた凄い話を考えるものだなぁと感心する。この卓越した創造性から、ファンタジーと見做すことこそが望まれる見方なのかなとは思うのだけれど、そのワールドは相変わらずあまりにも生々しく毒々しいものであるが故に、いい映画だからぜひ見てみて!とはなかなか薦めることができない自分がいる。自分は大いに楽しんだのだけれども─
腑に落ちない
映画にツッコミどころは付きものなれど、「なんで?」「どうして?」がけっこうあった。
前半はそれが面白くもあり、引き込まれつつあったんだけど、けっきょくモヤモヤしたまま終わってしまうという。
野上(東出)の、ほんの少しズレてそうな独特な雰囲気が、何か闇を抱えてそうで好きだったんだけど…。
これは見栄っ張りの映画
この映画。まず、何故こんなに西野が殺人を犯せたのか?が主題の映画。見た人はわかると思うが洗脳。だが洗脳の種類にも色々あるという映画。友達、生徒、同僚と色々な環境のなかで被害者達が好評価されたいという見栄っ張りな感情が引き起こした事が最高。最後はあっけない?エンディング曲ありのままででしょ。
自己責任、自己責任といって洗脳する恐怖
毎度毎度期待して鑑賞してはガッカリすることの多い黒沢清監督。
何度ガッカリしても、新作が公開されると次々と観に行ってしまう・・・
なんとも、はや、なんといっていいかわからないけれど。
大学で犯罪心理学を教える高倉幸一(西島秀俊)。
彼は元刑事で、刑事を辞めたのは一年前。
連続殺人犯の取り調べ中に、犯人が警察内部で人質をとって逃走し、その説得の最中に犯人に刺されてしまったのだった。
大学での教鞭を取り始めたと同時に、東京都下の一戸建てに引っ越し、妻(竹内結子)とふたり暮らしを始めることにした。
隣家2軒に挨拶に出かけると、両家ともそっけない対応。
特に、西野家の主の男(香川照之)は、若干人格障害ではないかとも思える行動だった・・・
というハナシに、6年前、東京都下の住宅街で起きた、未解決の一家三人失踪事件が絡んでくる。
タイトルの「クリーピー」は「不気味な」「気味の悪い」という意味で、映画全体が不穏な雰囲気に包まれている。
後から付けたサブタイトル「偽りの隣人」がほぼ映画の内容を暴露しているので、誰が事件の犯人か、隣家の男の正体は何か、というのは、ほぼほぼ読めてしまう。
しかし、この映画、抜群に面白かった。
西野家の男は不気味で異様なんだけれど、当初描かれる男の様子は、なんだこの程度ならフツーにいるじゃないかと思ってしまう。
静かな住宅地で、近所ともあまり付き合いがなく、休みの昼間にゆっくりしているときに呼び鈴を鳴らされれば、ま、不機嫌にはなるわなぁ、と。
たしかに、会話のやり取りなどは、うまくキャッチボールできていないので、ヘンだとは思うけれど。
で、この映画の面白は、そんな男がどんどん他人の心に入ってきて、支配下においていくところ。
支配するには、ある種のネタがあるのだけれど、そのような飴がないと、他人様を支配下におくことは難しい。
そして、ひとたび支配下に置いたならば、彼らの行動についての動機づけを「さも、彼ら自身が行った」と思わせる。
「自分に責任はない。やること(やったこと)すべては、お前たちの責任だ」と平然という。
これは「洗脳」にほかならないのだけれど、この「洗脳方法」の平然さと無責任な理論が怖い怖い、恐ろしい。
この洗脳方法、絵空事でないような感じがして怖かった。
すぐ、そこいらあたりにもありそうな感じ。
「やったことすべては、お前たちの責任」、この言葉、簡潔に言えば「自己責任」。
「オレがやっているのは、お前たちのためなんだよ」といいつつ、「結局、その責任はお前たち自身にあるのだよ」。
おぉぉ、怖い怖い。
いま、そこいらあたりで見受けられる情況と酷似してないか。
話は少し変わるが、この映画の中で描かれる「監禁」。
最近の映画では監禁が描かれることが多いように感じる。
昨年の『プリズナー』『特捜部Q 檻の中の女』、今年にはいって『ルーム』『シークレット・アイズ』『10クローバーフィールド・レーン』。
いずれも外国映画だけれど、とても気になる。
それぐらい、世間が閉ざされているということなのだろうか。
エンディングは一応ハッピーエンドだけれど、個人的にはハッピーエンドでなくてもよかったかもしれない。
(もう少し前で、終わってもよかった)
そうすれば、さらにさらに、不穏で不気味で、最高に後味の悪い映画になったと思われるのだが。
これはサスペンススリラーではなくホラー映画の部類。東出昌大、笹野高史など次々に殺されていく人たち。。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」
Movix堺で映画「クリーピー 偽りの隣人」を見た。
月曜日の初回の上映。
11時半の開映なので、お昼をまたぐ形になる。
なので、食事は場内で摂ることになる。
冒頭から警察官である西島秀俊が容疑者を取調べする場面。
数分後、容疑者が警察署内から逃走を図り、人質を取る。
あっけなく人質は命を落すことになる。
物語が進むにつれ死人の数は増え続ける。
警察官である東出昌大、笹野高史もいとも簡単に命を奪われる。
これはサスペンススリラーではなくホラー映画の部類なのではないか。
例えるなら、1999年に上映された、大竹しのぶ主演の「黒い家」のような。
それから、 ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン が出演し2000年に上映された映画「アンブレイカブル」(Unbreakable)にとてもよく似ていると感じる。
竹内結子が香川照之にコントロールされる方法手段や
藤野涼子の母親がハンドガンで撃ち殺される場面、
その他、多くの死体を香川照之が始末させる場面はぞっとする。
この内容で映倫区分がGだというのはどうだろかと思う。
PG12がR15指定くらいが適当ではないだろうか。
上映時間は130分。
長さは感じない。
ホラー映画として見るなら、
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
先に怪演だの構えさせられちゃったら・・・
※此処に香川照之を好きで、出演作品をわりと観ているから,感じた事を言いたい所… 彼一人で作品を恐くさせているだけで、周りが着いて来れていなくない⁈ 無理矢理,お化け屋敷風のシチュエーションを取り入れて、全然怖くも無い着いて来れていない脚本の台詞も,その場の雰囲気?ムード?欲しい感じ?〈勝手な自分の求めたい風な言い方ですみません〉言え切れていなくないかい⁈なんて感じちゃったなぁ〜⁉️
後味の悪さは半端ない。不気味に迫る隣人の恐怖。
【賛否両論チェック】
賛:不気味な雰囲気の中、ありふれた幸せな日常が、徐々に狂気の事件へと変わっていく様子が、秀逸に体現されていく。演者さんの怪演も圧巻。
否:「なんでそうなったの?」と納得出来ない部分も多く、消化不良感はかなりある。グロシーンも後半で急に増えるほか、終わり方もやや唐突。
「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」
という不気味なフレーズが衝撃を与えた本作。ストーリーもそれに違わず、終始不気味な雰囲気が漂っています。そして特に後半は、前半とは打って変わった衝撃的かつ恐るべき内容が待ち受けています。
展開そのものは予定調和というか、
「こうなりそうだな・・・」
と思う通りに進む感じで、さほど新鮮味はありませんが、日常が狂気に変わっていく様が、一癖も二癖もある登場人物達と共に、淡々と描かれていきます。特に香川照之さん、見事すぎる怪演です(笑)。
ただ、辿り着いた真相でも、決して全てが語られるわけでもないので、
「えっ、結局・・・どういうこと?」
「・・・っていうか、どうしてそうなったの?」
という消化不良感は、かなり残りそうです。そうした意味合いでの後味の悪さも、賛否が分かれそうなところです。
とはいえ、何気ない日常が入り口となり、底なしの恐怖へといざなわれていくようなミステリーですので、気になった方は是非ご覧下さい。
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