クリーピー 偽りの隣人のレビュー・感想・評価
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新しいタイプのサイコサスペンス 香川照之の怪演、圧巻です ただ脚本...
新しいタイプのサイコサスペンス 香川照之の怪演、圧巻です ただ脚本が中途半端 どこもかしこも、つじつまが合わない感じ 有名どころの役者さん達が、もったいない
好きな俳優さんがいるならオススメ
タイトル通りですね。 ストーリー的にはなんだかなぁって感じです。 竹内結子が最初に刺されたときはいつよ?ちょっとの変化もすぐ気付くめっちゃ仲良さそうな夫婦だったのに、後半の妻の変化に気付かないって変すぎ。 と、細かいところが腑に落ちない設定やストーリーです。 ですが香川照之のなんとも言えない不気味さは圧巻でした。これ香川さんだからできた役なんじゃないかな? 西島さん、香川さん、竹内さんの誰かが少しでも好きなら見ても損はないと思います。
期待の邦画でしたが……
細かくレビューを書いてたら消えた…ので一言で済ますと、脚本が穴だらけです。ラスト至っては理解不能。 ラストはてっきりあの取り残された彼女がリベンジすると思ってたのに。 前半は「映画史に残るか」と思うくらいの臨場感がありました。
香川さんの怖さ
香川さんがすごい
噛み合わない気持ち悪さ
一貫性がないような態度、行動
全体では面白かったけど、個人的にはもっとリアル感があるほうがよかった。
民家にあの作業部屋?はちょっと違和感。
注射も。
日本っぽさが、いきなりなくなった気がした。
最近この手のサイコもの多すぎ。
64程ではないけど豪華キャストです。始まりから不穏な空気でラストが読めません。香川照之の家の構図が分かりにくい!なんで竹内結子が取り込まれるのか分かりにくい。最後の西島秀俊は演技だったの?娘の動機も分かりにくい!しかし面白いこれだから映画は止められません!
香川照之の怪演以外、みるものなし。
西島は相変わらずの大根。まあ、「元刑事の犯罪心理学者」のくせに妻の異変にも気づかず、被害者を前に「面白い」と不謹慎な発言をする間抜けなので、大根が大根を演じててちょうどいいが。
独特の不穏な空気を、風や日陰や伸び放題の雑草などの自然現象で演出してくれているところは黒沢監督ぽくもあるが、いかんせん、ストーリーが粗い。
この監督、「トウキョウソナタ」はいいが、これとか「岸辺の旅」とか意味不明すぎ。
西野(ではないけど)の、いつの間にかヤクを打って洗脳しちゃう手口はわかる。あなたのせいですよ?、なんて罪を人にかぶせる話術も巧みだ。
だけどね、東出、笹野。一人で行動しちゃいかんよ!
こっちはもう、ドキドキどころか、なんだこの無能な警察は!とじれったさがまさったわ。
せめて応援呼べよ。探ってるヤマは上司や同僚に報告しとけよ。
てか、それ以前に笹野の歳じゃもう定年だと思うがね。
で、ラスト、死んで終わりってなに?その後はどうなる?客に丸投げか?
豪華キャストなのに。。。
予告は期待感あったし・・・ あまりにも酷いレビューに期待せず鑑賞・・・ 序盤・・・ん!? 面白いやん!!って一瞬思うも・・・ その後の展開に雑なこと雑なこと・・・ 結末まで雑。。。。^^;;;;; って事は、6年前の一家失踪事件の生き残りの彼女も・・・ そうだったって事なんですよね!? 豪華キャストもここ最近のTVにドラマに共演多々あり・・・ MOZUとストロベリーナイトのイメージが抜け切れん・・・ 売れっ子起用の宿命やね。 香川さんのぶっ飛び変質者演技+しても☆2.3
王様は裸ですと叫ぼう!
ひどい映画! というか、映画にもなっていない。監督も、脚本も、有名で、経歴優秀。でも、最悪! 映画人たちよ。「王様は裸です」と言う勇気を持とう。「登場人物が、だんだんおかしくなって行く」という方向性ありきで、それを、映画的技術だけで表現しようとしている。行動もセリフも不自然極まりなく、出演者全員が心理の連続性、納得性なく、最初から、唐突なバカ行動、バカセリフ、支離滅裂、全部不可解。そういう意味で、具合悪くなってくる。まさか、それが狙い? なら、素人のダメ映画は、みな星5つよ。サラリーマンは、ダメなら、左遷。作品をちゃんと見て、ダメなら、しばらく左遷させなくちゃ。この王様たち、裸だよ。絶対。
よかった
香川照之がとても怖い。平日昼間、おじさんが半ズボンで自宅にいたり近所をうろついていることの違和感がすごくて、オレもそんな生活ぶりなので他の人にそう見られているのではないかと心配になった。
麻薬がなんの薬なのか効きすぎで、あんな薬あるのだろうか。
また、香川照之の家の外観と内装が違いすぎて、どんな物件なんだと気になった。
警察がうかつすぎる。警官が不審死したらもっと大変な騒動になるはずなのではないだろうか。警察が何か弱味でも握られているいるのかと勘繰りたくなった。
中途半端 なブラックジョーク!失笑!
招待券で観たのが悪かったのか、竹内結子好きで観たのが悪かったのか、と悩んだ。ブラックジョークかとも思ったが、違う。日本版B級ホラーがしっくりくる。もう少しパロディか血しぶきなサイコの方が良かった。始まって30分で帰りたくなった。これまでに見た映画の中で最低でした。失笑!
脚本が雑
各キャラクターの行動原理が意味不明。台詞も唐突な印象を受けることが多く、日常の描写が上手く機能していません。
そのためサイコパスの恐怖感が薄まっているような。
あと犬逃がしすぎ。隣人に飛びかかっているにも関わらず、適当な謝罪で済ませるのが果たして普通と言えるのかどうか。
記号的
またしてもムナクソ邦画。
『クリーピー』な雰囲気を出したいのは分かるんだけど、描きたいシーンをただ描くためにキャラクターを記号的に動かしている感じで、都度都度の動機が分からず混乱する。
これは主人公以外のすべてのキャラクターに共通なので、「え!?そうなの?なんで?」てなったままほったらかされる事態の連続… 原作が悪いのかしら…
どうやって嫁を取り込んだのかも不明なままだし…
モヤモヤしたまま…
終始不穏
ずっと映像や音響など演出が不穏で不気味で緊張感のある作品でした
突っ込みどころと言えば香川照之があからさまに不信人物で、そんなやつにほいほい絡んでいく竹内結子もとうなのかな?と思いました
なんでいかにもあやしい隣人にシチューなんか持っていくの!?などなど
他にも東出さんや笹野さんや登場人物達の無用心な行動が多すぎるのが気になりました
突っ込みどころ多々ありりましたが面白かったです。
観賞する前はかなり単発レビューで荒らされてるのでどうなのかな?と思いましたが昔から黒沢映画は好みがハッキリ別れがちでしたし、観賞して賛否別れるのも改めて納得です
サイコパス
黒沢清監督ってサイコパス撮らせたら、やっぱり上手いな~と頷ける作品。 配管がむき出しの何処か古臭さを感じさせる警察署と取調室、コンクリート打ちっぱなしの壁が冷たく無機質なものを醸し出してるような家(どんな造りになってるんだ?この家は…) それらがサイコパスに拍車をかける。 あのコンクリートの感じが、どことなく『CURE』を彷彿… いかにも黒沢清ワールドって感じがします。 役者陣はいうまでもなし。変なおじさんは変なおじさんだしw 藤野涼子ちゃんは益々磨きがかかった女優さんに… ただ1つ欲をいうなら、竹内結子にはもう少し狂ってほしかった。
竹内結子は「産声」を上げる
まず、この作品には横縞、縦縞の「ボーダーライン」が至るところに出てくる。
アパートや路地の手すり、大学の壁、高倉の家の柱など。
さらには野上が廃屋を調べる際に、懐中電灯の光をカメラに向けるのだが、映らせてはいけないはずの光の反射とシャッタースピードの差異による波型のノイズという普通なら「ミス」となる物をあえて使ってまで「横縞」を作り出している。
これが偶然な訳が無い。
なぜ「ボーダーライン」なのか。
精神病のひとつに、この「ボーダーライン」と名のついた病名がある。
境界性パーソナリティ障害。
この障害を持つ者は、1人で居る事に耐え切れず、他者を求め、他者に自分を見つけようとし、そして「自分の力ではなく他者に頼る」傾向がある。
これはどう見ても西野の事を指している。
賭けてもいい。絶対に偶然な訳がない。
普通の映画なら、医者なり何なりを登場させ「西野さんはボーダーラインでしょう」などと言わせ、西野がああいった言動を繰り返す原因を、簡単に「言葉で説明」してしまうだろう。
だが、黒沢清がそんな事をするはずがない。
彼はあくまでも「画面」で語る。
「知識」という映画とは関係の無い物を「言葉」という目に見えない物で語ったりはしない。
映画の邪魔にならない程度のヒントは置いといたから、気になるなら後は勝手に調べろという話なのである。
シマシマ模様の話はここまでにして、結局西野は何がしたかったのかという話に行こう。
というよりも、監督が西野に、また、登場人物に「何をさせたかったのか」という話に近い。
西野は前述した病気である。
1人に耐えられない彼。
しかし、そんな障害を持つ者が、人とうまく交流出来るはずもない。
そんな彼が、どういう行動に出るか。
「家族」を作り出しているのである。
偽物の家族を形成し、他者の「家」で生活を共にする。
だが、そんな他人の人生を乗っ取る生活が、何の支障も無く続くはずが無い。
だからこそ彼は、新たな「家」を求め、転々としたのだ。
そんな彼が殺人を犯す。
すると、その被害者はまるで「胎児」のように体を丸め、羊水に浸かっているかのように、ビニールで密閉され、へその緒が付いているかのように見えるチューブを使って、圧縮される。
彼によって作られるのは死体ではなく、全く逆の「胎児」であり、生まれるのを待ちわびる新しい命である。
彼はそうやって、新しい「家族」を形成しているのだ。
なぜ最後、竹内結子に、観客の鼓膜を破らんほどに絶叫させ「赤ん坊のような号泣」をさせたのか。
ひたすら扇風機を使って「風」を求めていた彼女は、生まれ変わって救われたのか。
その反対なのか。
「死んだ者」が「胎児」に遡るならば「生き残った者」は「生まれたての赤ん坊」で止まる、という事なのか。
彼女の産声を聞きながら、不敵に笑う西野の顔で、映画は終わる。
ちなみに、隠れ家には病院のようなベッドがあり、彼は注射を使うため、西野はまるで医者のように見えるが、彼が使う注射の中身は何なのか、女の子が死体にかける液体は何なのか、一切の説明が無い。
そして何より、西野が結局誰なのかは全く解らない。
「起源」もなければ「動機」もない。
僕の考察など、ただの推測に過ぎない。
明確な答えは何ひとつ無く、無駄な事は説明しないのがたまらなく良い。
正直、考察はしてみたものの、死体を前述したように扱う西野は、どう考えても頭がおかしいとしか言いようがなく、僕の考察が監督の意図した物と合っているかは知らない。
だが、それも仕方ない。
西野というサイコパスの考える事など、ましてや黒沢清という天才の考えなど、僕には理解できないから。
いつものように、ことさらにビニールやカーテンを揺らし、草木は風に吹かれ、怪しげなスクリーンプロセスがあり、素晴らしい黒沢映画だった。
照明を長回し撮影の途中で変えるなど、高度な撮影も行なっており、6年前の事件現場における、ドローンを用いた「グイーン」と上昇する俯瞰撮影も凄い効果を発揮しているし、電車がやってくるタイミングも素晴らしい。
大学でのガラスを隔てた、重苦しい「手前の空気」と、和気あいあいとした「奥の空気」の差異が良い。
また、警察署内や、西野の家の隠し部屋に続く廊下の感じなど、いつもながら、廃屋感による不気味さが出ていて、とても良い。
余談だが、笹野高史の見事な床下への落ちっぷりには笑った。
とんねるずの番組だったら絶賛されているだろう。
まだ一回しか見ておらず、この監督の細部は多いため、見落としもいくらでもあるだろう。
そのため、こんなにいいかげんで、玉虫色の考察になってしまった。
もう一度見れば、また新しい発見があるはず。
それぐらい豊かな細部に彩られた傑作だった。
不気味さ十分伝わりました
元刑事の高倉夫妻が越してきた先の隣人西野にまつわる不気味な話。
予告で「あの人、お父さんじゃ無い!」って言ってたので内容は予想どおり。
サイコパスを香川照之が見事に怪演。
気持ち悪くもあり、親切でもあり…まったくわからない犯罪心理。
6年前の未解決一家失踪事件が気にかかり調べているうちに隣人水田家から5人の遺体を発見。
高倉は西野を疑いだす。西野の娘が言った「あの人、お父さんじゃ無い」だとしたらあれは誰だ?
高倉の妻、康子に必要以上に迫る西野。康子の心の闇に付け入りマインドコントロールや薬物で支配する。
それが西野のやり方だ。
西野家の娘、澪は両親の死体処理を自ら行い西野にすっかり支配されていた。
康子もまた西野のいうがままである。
高倉までもが西野に洗脳されファミリーの一員として新しい場所で暮らすのか?と不安になっていたがチャンス到来‼︎ バーン・バーン・バーン…
いとも呆気なく西野は死んだ。
澪は犬と一緒に走り去り。高倉夫妻は抱き合い康子が大声でワーワー泣く。
ここでエンドロール…
えーっ…ここでおしまいですか?
それなら勝手に結末を妄想します。
①警察に捕まるが正当防衛などにより無罪
②今度は高倉夫妻が澪と犬を連れ偽りの隣人となる
③実は西野は死んでいなく、全部高倉がやったと証言する
キリストは「汝の隣人を愛せよ」と言っているが怖い世の中になりましたね。
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