クリーピー 偽りの隣人のレビュー・感想・評価
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クリーピーなルーム。
鑑賞後に嫌な気分になることこの上ないクリーピーな作品。
あぁ気持ち悪いな(今思い出しても)香川照之だけじゃない、
あんな造りの家、ある?名作を持ち出して申し訳ないけど、
ある意味これも「ルーム」じゃないのと身が縮む思いがした。
冒頭から気味の悪い隣人男が登場するので何かあることは
すぐ分かるし、その未解決事件の真相もコイツが握ってる
んだろうと察しはつく。が、証拠がない。遺された娘の話
もどうも曖昧。調べが進まないまま、気づかぬ間に妻が闇
に洗脳されていく。あぁ怖い。気味悪い。あの竹内結子が…
徹底してホラーに拘った監督のやりたい放題が見てとれる
中盤でのネタばらし以降、残念ながらテンションは下がる。
あの緊迫感はどこへ行った?と思うほどバカバカしい描写
が続き、完全に狂気の世界。だけどさ、西島くん!やはり
君が悪いよ、奥さんの変化に気付けよ!普通分かるだろ!
って(高島礼子にも言ってやりたいが)夫婦関係の希薄ぶり
がどうも解せない。仕事にのめり込み周囲に目を配れない
ほど忙殺されているのは分かるが、一番大切なところから
目を背けていればいずれこうなる。これぞ恐怖だろうが!
つまり正常な人間はどこにも登場していないわけで、唯一
あんな場所まで連れていかれて殺されそうになる犬だけが
気の毒で仕方なかった。納得させない終焉は監督の狙いか?
(しかしこういう事件が起こらないとも限らないのが怖い)
ずっと見たかった作品
お父さんじゃありません、知らない人です、ってどう言う意味だろうと、疑問に思って鑑賞。
はじめはストロベリーナイトコンビだ〜と
いちゃいちゃを期待してましたが、
全くなくて残念でした。
ですが香川さんの演技に見入ってしまってそれどころではなかったです。ほんと演技派ですね、あと藤野涼子さん。ソロモンの偽証の時にファンになったので、藤野さんの演技にも見入ってしまいました。
そこで星2つ。
あとはもう残念の連続でした。
康子さんサイドの話がもう少し見たかった。
どこでどうなったのか意味がわからない。
星2つですが沢山削っての二時間だと思うので原作を読んでみようかと思います。
香川照之ひとり舞台
確かにクリーピーだ。
刑事が間抜けなのは気になったが
それ以外は良かったなあ。これ原作あるんでしょ。原作は恐らく色んなことが書き込まれてて面白いんだろうなあと思った。
この映画、普通に撮ったら三時間とか四時間とかあるんじゃないかな。それを削りに削ってこの長さにしたんだと思うよ。
だから竹内結子のことがほとんど書かれてなくてね。ラスト近くで突然「わたし色んなことをとっくに諦めてたの」って竹内さんが言い始めて、「お前気持ちを全く考えてなかった」って西島さんが後悔するんだけど、「そんなこと俺たちに突然言われても!」と観客は思ったと思うね。だって、そこまで、そんな描写全然ないんだもん。
香川さんと西島さんの対決シーンでは、西島さんが犯罪心理学の知識を活かして戦ってるのね、多分。そこも言及ないから、想像力で補わないとポカーンとするな。あと、色んな人が香川さんに洗脳されてるんだけど、そこも「洗脳されてる」って描写は薄めだから補ってみなきゃなの。
それとさ、刑事、刑事、元刑事が容疑者宅に単独で踏み込むんだよね。そりゃ殺されるわ。最初に組織的に動けばもう少し早く逮捕できてんだろ、東出!しっかりしろ!でも、演技は死んだような目をして頑張ってて良かったよ。
映画を読み解いて欲しい…
気にするべきではないのですが、生理的に反応してしまいます。
低評価のレビューの多くが、映画を読み解くことや、画面の演出の巧みさ、平凡な日常の風景に恐怖をしのばせる黒沢清監督組の超絶技巧に目を向けようとしないまま、
なんとなくスッキリしないからという理由で低評価という烙印を押しているのがあまりに勿体無く感じてしまいます!
この映画の題材、言わんとしている事を読み解いて組みとれば、スッキリしない後味に作劇する事の正しさがわかるはずです。
誰しもの日常に溶け込んでいる、コミュニケーション…そこに少しずつ巧妙に人を狂わせる毒を忍ばせる人間は確実に存在します。
そして、映画を見た観客も、自身がその毒にやられてしまう可能性がないと言えないこと…又は既に何かしらの影響を受けているかもしれない事に気付いた時、この映画の本当の恐怖を思い知り
映画を観る前と後でコミュニケーションに対する見方が変わってしまいます。それが面白い映画です!
期待し過ぎたかな。
とっても面白い。チョー楽しい。
演技演出として分かりやすい部分だけじゃなくて、何より気持ちいいのが「間」
テンポよく表現してないものを表現しつつも、バシバシ展開を転がしていく
クリーピーを観て、置いていかれてしまう観客が僕が観た回でも結構いたみたいで、終了後にザワザワしてました。
が、この映画は本当に丁寧に丁寧に丁寧に、最後のあの演技まで全てが繋がっていっている気持ちよさ
後に残る気持ち悪さ
本当に最高です。
事件の種明かしがされて、めでたしめでたし、がニュートラルだと思っていると、ところどころギアが変わったりするから困っちゃうのかも?
事件の真相を解き明かそうとするけど、そのラインを本筋としても実は普通のサスペンスとは向いている方向が全然違うってことが端々に出てきて、観客にも「これは犯人が分かって大円団なお話じゃありません」って表現が度々出てくる
退屈
熟練の技
ハラハラドキドキとホラーが同時に味わえました
前から見たかった作品の一つです。冒頭はある殺人犯を取り調べるところから始まります。ですが、逃げられてしまい犯人は女性を人質にします。そこへ西島さん演じる高倉が説得しますが失敗。けがをしてしまいます。東出さん演じる野上が犯人を射殺。時間軸が1年後になります。刑事を辞めた高倉は、妻の康子と新居に引っ越します。挨拶しに行こうとしますがあいにく西野家は留守。後日挨拶しに行くことに。今度は康子だけ行きます。反応がないと思ったらぬっと香川さん演じる西野が出て来ます。手作りのチョコをあげると「チョコレート嫌いじゃないですよ。」と西野が言います。何かあるぞと思わせる演技がさすがです。康子は「ちょっとこの人変人」と内心思います。ここから高倉が西野と関わります。康子が西野の身辺をやたらと探るので高倉が帰って来るのを待ち、クレームを言います。ねちねちと嫌みを言うと高倉は謝罪。妻と同様、「何か違和感がある」と思い、数々の過去の事件に西野が絡んでると睨み調べます。川口さん演じる早紀は記憶喪失で今になって失踪事件を思い出します。今思うとつじつまが合わないという早紀。なんとか思い出させようとします。事件には本多家の隣人である水田という人間がキーに。高倉は野上に西野について調べるよう言います。遂に真相にたどり着いた野上は単独で潜入。しかし火災が発生。野上は無残な姿で発見されます。火災が発生してもなに食わぬ顔でテレビを観ていた西野。まさか…犯人?と思いました。これを境に西野の狂気が現れます。偽の妻であり澪の母はうつ病で地下室に閉じ込められています。手錠が繋がれ、痛々しい声を出します。西野は「お母さんを打て」と澪に命令。打てない澪にご立腹の西野は変わりに打ちます。まだまだ西野の凶行は続きます。あげるときりがないです。康子は西野によって心を壊されてしまいます。康子を救うため西野を追い詰めます。犯罪心理のプロである高倉は西野がサイコパスであることを見抜きます。なんと康子が夫の指を切ってしまいます。驚きました。知らない街に逃走する西野たち。高倉家の飼い犬のマックス。西野になつきますがラストは避けていました。西野はマックスを殺せと高倉に命令。ですが、高倉が西野を射殺。クライマックスは高倉に抱きしめられている康子が発狂するシーンで幕を閉じます。ハラハラドキドキしました。鑑賞したのが夕方だったため不気味さが際立っていました。いろいろとツッコミどころ満載でしたがよかったです。
怖すぎる
どうしようもない
隣人には気をつけます
とりあえずご近所付き合いが怖くなったってことで。
西野さんの家の造りが気持ち悪かった。
自分だったらあの雰囲気を感じた時点で逃げるな。
最後抱きしめて終わったけど、警察は全部理解できたのかな?
あのまま終わって正解のような気もするけど、気になる。
首を傾げっぱなし。
何故薬を打たれたの?どうやって借金まみれにしたの?何故年配刑事が亡くなっても警察は気付かないの?日野市一家行方不明事件の娘は何も解決しないの?と、疑問だらけで納得しないまま終わりました。あと、この事件の内容、どこかで見た記憶が…。
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