「まさに怪演」クリーピー 偽りの隣人 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに怪演
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隣人がテロリストや殺人鬼というミステリーは多い、身近な存在だけに恐怖感もひとしお、サイコホラーとしてはおあつらえのシチュエーションとも言えるからでしょう。
ただ、ミステリーとしては隣人が癖の強い香川さんというだけでモロネタバレ、だからミスターマリックと分かっていて手品を観るような心境、まさに怪演、なんでいとも簡単にマインドコントロールされてしまうのかは疑問、心理操作だけでは限界と思ったのか麻薬のような薬を使っていましたね。
西島さんは元捜査一課の刑事と言う割には軟弱だし、警察も犯人の盛り立て役にしか見えないのはちょっと引き過ぎでしょう。実際はどうかは分かりませんが刑事が被疑者と単独で接するのはご法度の筈、映画とはいえ警察が無能では市民の不安は募るばかり。
2時間越えの長丁場でしたが謎解きを小出しにするのでなんとか辛抱、まあ、観終わってみれば香川さんの怪演観賞会だったかな・・・。
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