「香川照之の怪演以外、みるものなし。」クリーピー 偽りの隣人 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
香川照之の怪演以外、みるものなし。
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西島は相変わらずの大根。まあ、「元刑事の犯罪心理学者」のくせに妻の異変にも気づかず、被害者を前に「面白い」と不謹慎な発言をする間抜けなので、大根が大根を演じててちょうどいいが。
独特の不穏な空気を、風や日陰や伸び放題の雑草などの自然現象で演出してくれているところは黒沢監督ぽくもあるが、いかんせん、ストーリーが粗い。
この監督、「トウキョウソナタ」はいいが、これとか「岸辺の旅」とか意味不明すぎ。
西野(ではないけど)の、いつの間にかヤクを打って洗脳しちゃう手口はわかる。あなたのせいですよ?、なんて罪を人にかぶせる話術も巧みだ。
だけどね、東出、笹野。一人で行動しちゃいかんよ!
こっちはもう、ドキドキどころか、なんだこの無能な警察は!とじれったさがまさったわ。
せめて応援呼べよ。探ってるヤマは上司や同僚に報告しとけよ。
てか、それ以前に笹野の歳じゃもう定年だと思うがね。
で、ラスト、死んで終わりってなに?その後はどうなる?客に丸投げか?
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