「クリーピーな世界観」クリーピー 偽りの隣人 徒然人さんの映画レビュー(感想・評価)
クリーピーな世界観
原作未読です。
まず、ストーリー展開ですが、映画にありがちな『そこ、省略しちゃう?!』ってのは、この作品でもありましたが、それも含めて『クリーピーな世界観』といったところでしょうか。
とにかく『怖い』ではなく『不気味』といった感覚。視覚に訴えかけるよりも、直接、脳に訴えかける感じが、最後の最後まで続きます。
隣人役の香川照之さんは、静かに振り切れる言動が、より不気味さを増しています。
竹内結子さんも段々と不気味さに浸っていく感じがたまりません。
あと、これは余談ですが、以前、西島秀俊さんが『MOZU』で演じた刑事・倉木が、一瞬垣間見ることができます(笑)
この映画、最初から『あの人、お父さんじゃありません』と答えを言ってしまっているのですが、そこに辿り着くまでの展開は面白く思いました。
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