尚衣院 サンイウォン
劇場公開日 2015年11月7日
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泣ける
楽しい
コ・スがイケメンすぎて。前半はちょっとドラマっぽいノリの軽いタッチでしたが後半はシリアスに。泣けました。お約束の展開だけど、話はテンポよく中だるみを感じさせず。衣装もキレイで楽しめました。
歴史上の天才的デザイナーの物語。構図はアマデウスの映画にもあった先の実力者と新興勢力とのぶつかり合いで、純粋な天才のほうが自滅してしまった的な流れ。とはいえそこに作為的なものがあって、老害と化した実力者の悲しさも顕れる。どのジャンルでもこういったことはありそうで、実力があればすべてOKとはいかないのが世の中難しいところ。互いに協力して作っていた時の、充実して楽しそうな時間が過ぎ去った花火で胸を締め付けられるものがある。圧倒的な才能を前に凡人はどうしたらいいのか・・・
チマチョゴリ?とか、李朝のお寺のスッキリした美しさはこの国の最も良い文化のひとつだと思う。それに対して、指導者の判断力は今もってなかなか納得行くものがない国で、それを受け入れてしまう国民感情が不思議なところ。妻すら信じられない愚かな王様にげんなりするけど、それを補ってあまりある美への執着が見事、しもじもの人たちの無償の愛や嫉妬、良くできた映画でした。これも韓国の素晴らしい文化のひとつですね。
悲しい
じゃないよねー。朝鮮のきらびやかな豪華衣装を堪能するだけでも見る価値はあるかな。師匠と弟子の美しい関係を最後にはここまでこじらせちゃうお話の構成はさすがな韓国映画。歴史のお話だから固くなるかと思いきや、軽いシーンも適度に散りばめて飽きのこない仕上がりに。面白かった?
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予告編