無伴奏のレビュー・感想・評価
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響子の成長を描いた青春映画
苛烈な暗転があるけれど、
出会いが閉塞感を吹き飛ばし、
別れが成長に繋がる、
という若者の普遍課題とカウンターを
本作に見た
カノンが瑞々しく鳴り響いた
この恋を経て 響子は未来へ向かうはず
ただ、鳴海璃子さんが頑なに乳を隠すカットは やっぱり違和感あったなー
若者の刹那の盛りを描いてる作品だから
恐れずやり切って欲しかった
池松君のベッドシーンものだが遠藤新菜が気になる!!
スマホもアレルギーもなく、読書と会話で成立している良い時代だと思います。ストーリーは日常を過ごして、何となくアジテーターをしてヤリまくるだけなのですが、小池真理子の原作では情感があふれているのが想像できますが、熱さが伝わらず退屈です。成海璃子は今更感があり、度々のブラ姿もまずそうで不快でした。「やるっきゃ騎士」の自治クラブ会長役を観るに、遠藤新菜を今作の主演に大抜擢し、池松君と遠藤さん(声も良かった!!)のベッドシーン三昧で作ったら伝説になったと思います。
時代背景の中に馴染んでないな皆さん★なんか異次元の空間みたいだ。も...
時代背景の中に馴染んでないな皆さん★なんか異次元の空間みたいだ。もんやりした空間だった(>_>)池松君を愛でるには良い作品でした。
雰囲気はよかった。
学園紛争を取り組んでいた響子(成海璃子さんが演じる)が、喫茶店に行き、渉(池松壮亮さん演じる)達と出会う。
2人はお互いに惹かれていきますが、惹かれていくうちに渉の秘密をしり、響子はそのことを乗り越えて成長していく話でした。
この映画の雰囲気は、良かったです。
まったりしていますが、作品の中に力を感じることができました。
響子が、始めは社会に反発があるような気がしていましたが、渉に出会い、愛を知り成長してく姿は良かったです。
愛を知ることができ、友情?を知ることができたような気がしました。
池松壮亮さんの演技はいいですね。
この時代に合っている気がします。
そういう時代
制服廃止闘争や卒業式粉砕などなど原作者と同じ歳の私はくだけて言えばーこっぱずかし
こそばゆくて気恥ずかしくてまともには見たくない感情にとらわれた
ポール二ザンや高橋和巳などなどまさにこの時代の大学生は皆読んでいたー響子が言ったように本当はよく分からないながらも読むーそういう時代だった
そんなまさにその時代の空気感が映し出されていた
その空気感のなかに浸るという幸福感のなかにいた私
が、原作は昔読んでいて良かったという感覚だけが残っていてストーリー全く失念していたので後半になって急にどっとやられてしまった
それにしてもこれは響子の大学入学前の出来事だ
この後の響子の大学生活はいかなるものだったのだろう!?
これほどの事を経験してからの大学生活って⁉︎と驚嘆の思いがするー田舎の無知な女子高生だった私からするとねー
池松壮亮 斎藤工 うまい
茶室という空間が効果的に使われている
1970年は昭和45年だよ。
予告の嫌な予感通りの「正に近頃の邦画」終いの一本。
雰囲気、物語、時代再現(力を入れすぎた故に公衆電話や言葉遣いで襤褸が出るのはご愛敬か苦笑)は良かったのだが。
とにかく主演陣の演技の酷さで興ざめ。
主演の水死体と、出る映画全てでセックス三昧のゲス専の棒読み、斎藤工のやり過ぎ。
演技が不調和過ぎて仕上がりが酷く、最後まで作品に乗れない。
出来損ないの翔兄みたいな棒読みで「人生は、好きかい?」と言われても、テメェに言われたくないわ!と頭にしかこないのがわかりやすいか。
また、女優足るからには乳を出せば良いとは思わないが。
半端過ぎるヌードで、その時間20分超の無駄なセックスシーンを増やした水死体はなお悪い。
「誰が誰のために作る事になったのか解らない邦画」の典型の作品。
静かな中にエネルギーを感じる
静かで切ないけれど、内側から湧き出てくる感情のエネルギーにぐっと引き込まれて、こんなにも映画館で観る映像に圧倒されたのは久しぶりでした。演技力の凄さからなのか観てからしばらくは、感想がでてこない感じ。目線とか言葉使いも自然で、佇まいも美しい映画だった。
言葉が出なかった...
無伴奏鑑賞...。
いやぁ...すごかった...!
言葉が出なかった映画なんて久しぶりだな...!
学生運動なんかより、「恋をする」という行為のほうが過激という見せ方がまず良かった。
その過激な恋愛のなかに間を与えてくれる響子の友人2人やおばさんも良かった...!
そしてなんといっても終盤の「あの2人の関係」から一気に物語が濃密になった...!まさかこの映画は「男女の切ない恋愛映画の皮をかぶった〇〇映画」だったなんて...!
そして何より、池松壮亮さん、凄すぎでしょ...!!以前から肉体美に定評があったけど、まさかあそこまでスゴイだなんて...!
とにかくおすすめです!
名作確定!!
余震
余震の恐れある大分県で、土曜の夜なのに街は閑散とし、コンビニから食料が消えた中、映画館に行く私は完全にアホです。
もっと文学的な雰囲気や過剰な昭和感が欲しかったが、展開は中々良かった。
池松壮亮は役得で何人もの美女を抱いているが、今作では成海璃子に飽きたらず斎藤工とも濃厚なシーンが。
それにしても、池松と斎藤は映画にドラマに酷使され過ぎ。
あと染谷将太とすだまさき。
人材不足なのかなー。
37
暗い
小池真理子の半自伝的映画ということで興味を持ち足を運んだ。しかしながら、自分よりも少し上の世代の社会背景ということもあり、興味深くはあったが没入できず、また、年代的なひりひりとした感じや暗さが重く、とはいえ考えさせるにはいまひとつな内容で心に残るものが少ないというのが率直な感想です。
後をひきます
前日の睡眠時間3時間、仕事帰りという悪条件、つまらなければ寝る覚悟で鑑賞。
全くの杞憂だった。24時間たっても画が、音楽が、セリフが脳裏を離れない。
特に斎藤工さんの祐之介が印象深い。虚無を感じる視線から、愛おしいものを得ることの満足と余裕まで、その目が語るものを何度も見たくなる。
劇場でもう一度みたい。
ただ切ない・・・
人を愛することにそれぞれがもがき苦しみながら生きている様子と時代背景、劇中に流れるそれぞれの音楽が切なさを掻き立てる。”どこかへ”逃げ出したいけど逃げ出せない悲しさが心に響きました。ただただ・・・いつの時代も人を愛することは切ないものなのかなと・・・
つらいわあ・・・・
池松君のファンなので観にいきました。
ただ公開前にのあの衝撃な?写真が公開されていたので
ネタバレばっちりが残念でしたが
まだまだ今まで以上に禁断愛をつらぬくには
厳しい世の中だったのでしょう
成海璃子ちゃん ラブシーンを体当たりで頑張りました!
が!やはり胸出しはNGでしたね
胸を隠すポーズが不自然で もう少しうまく隠すことが
出来なかったのかと言うシーンもありましたが・・・・
しかし 恋人や友人の色々なつらいことを 乗り越えていく
彼女の姿 感動しました
池松くんの苦しい思いも 伝わってきて
ほんと つらかった・・・
1人の女性の強さと弱さ。
60年代〜70年代に生きていなかったので、明確な時代背景に口を挟むことはできないが、その時代を生きる人の匂いを感じることができた。闘争をしなければと殺気立つ一面、落ち着いたしなやかな可愛らしさを表現した成海璃子の演技は素晴らしい。また、その周りを囲む池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜のキャラクターにも心を揺り動かされる。1つ1つの感情のぶつかり合い、気づきからのアクションまでの流れが当たり前のようだが、上手に描かれていた。
つよさ。
観終わった後に少し苦しいのも、主人公のまっすぐさ強さ若さ危うさも…どれも魅力的でした。
個人的に、強さが足りていないなと実感している時期に観たので、より主人公の強さには力をもらえました。女性のつよさ。
原作と同じ、無伴奏というタイトルもぴったりだなと思いました。
あと、『精神的なセックス』という言葉が、なんだかすごく頭に残りました。
成海璃子さんのお芝居を久しぶりに観たけれど、とても好きになってしまいました。
少し大人びた役をやるのにぴったりな、低めの声と大きな瞳が印象的。
遠藤新菜さんも新人と思えぬお芝居で素敵だなと思いました。
改めて、役者さんって身も心もさらけだす、覚悟のあるとてもつよい人たちだなあ、なんて思いました。かっこいい。
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