団地のレビュー・感想・評価
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斎藤工さんの役がおもしろい。 恋愛ものよりも、虎影や真城さんみたい...
斎藤工さんの役がおもしろい。 恋愛ものよりも、虎影や真城さんみたいな役を沢山やればよいのにと思う。 (無理なのかもしれないが…)
どこでわかりました?
2016/05/26、舞台挨拶付きの完成披露試写会に参加しました。複数の媒体から応募しましたが、今回は、ぴあ映画生活さんからの応募分が当たりました。 漢方薬局を畳んで団地に引っ越してきて半年の、山下夫妻(岸部一徳さん、藤山直美さん)と、自治会長夫妻(石橋蓮司さん、大楠道代さん)を中心に、昭和な団地で繰り広げられるドラマ、と思いきや、山下薬局のお得意様だった真城さん(斎藤工さん)の正体が明らかになるに連れ、話は思いがけない展開を見せ……。 この映画を観るにあたっては、これまでどんなものを読み、どんなものを観てきたか、が、ものを言うなあという気がしました。 自分で言うのもなんですが、わたし、人一倍、本好きなのですよ。 で、役者の端くれですから、舞台も映画もそこそこ観ています。 そのわたしからすると、斎藤工さんの役は、登場してからセリフ3つ喋る間に、何者なのかわかってしまうのです。それも二択や三択ではなく、決め打ちで。 だから、周囲のおばさまがたが、「えー」とか「どういうこと?」と呟いていた展開にも、スムーズについていけました。 最後の最後だけは、あ、そうきたか、と、意表を突かれましたが、ハッピーエンドなので、嬉しい驚き。 もちろん、斎藤工さんが何者かわかっても、それをどういうふうに表現するんだろう、という楽しみはありましたし、昭和な大阪の団地の人間模様も面白く、まったく退屈はしませんでした。 脇役も含めていい役者さんが揃っているので、見応えがあります。 とりあえず、家族や友達にもこの映画を観せて、どこで真城さんの正体がわかったかを聞いてみたいです(笑)
団地の中から浜村淳
ファーストシーンから、声で大阪人の心を鷲掴み(笑) 笑って、驚いて、ちょっと今の自分の身体に不思議な感覚が残る…。 全く新しいジャンルの、とんでも映画でした。 団地という閉鎖された世界(小宇宙)の中で繰り返される日常。 フラストレーションのハケ口は、もっぱら噂話に尽きる。 でも、どんどんエスカレートする噂話の更に上を、軽々と越えていく“事実”! まさに「現実は小説より奇なり」 ←いや、これは映画だし、そもそもがフィクションなのですが(^^;; そのフィクションの思い切りの良さが爽快でした。 素晴らしいキャストは言うことナシ! そもそも、このキャストでハズレなわけがないですが。 とくに、自由自在な藤山直美の魅力が全開で、たっぷり楽しませていただきました。( ̄人 ̄) 歌のシーンは一瞬にして胸が締め付けられましたし、寝ぼけてるシーンは可愛くて笑えました。 終盤のギャグは、もはや力技(笑) 次は15年後と言わずに、再々タッグ プリーズ!!
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