バジュランギおじさんと、小さな迷子のレビュー・感想・評価
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素敵なお話でした
お話はシンプルでベタベタの展開で。インド映画にありがちなミュージカルダンスもちょこちょこあって。で、それがもう泣けて泣けて。インドとパキスタンの問題は、その両国出身でないとわからないくらい根深い話なんだろうとは思う。そこに絡んでくる宗教の話も、日本人ではわかりにくいだろう深い話なんだろうと思う。
迷子を送っていくだけの話なのだが、国や宗教がその単純な話を大変な事にする。今の世の中、正しい事を普通にやるだけでも大変だ。けれど、その普通のことを真正面から進んでいく主人公に心打たれる。この作品が、インドから出てきただけでも世の中、愛をまだ信じていいのではと思える。
インターネットも、使い方次第では良いツールなんだと改めて思えた。
宗教の違い、憎しみを超えて善意の輪が広がる
エンターテイメント王道とはコレのこと。
泣いた
インドとパキスタンには色々な歴史があるのですね。宗教的な違いもあって日本では考えつかないようなストーリーだと思いました。主人公の素直な男性像には日本の古き良き価値観を思い出しますが、終盤には少し変化があったように思いました。それが歌にある強さ(懐の深さや柔軟さ)なのかなとも思います。
他の方のコメントにもある通り、泣けるストーリーです。設定として、最後はわかっているけど泣いてしまいます。自分としてはインド映画での感動系としては『きっと、うまくいく』以来のヒットのような気がしますね。
ハヌマーン様のおかげ
泣いた。
24-046
パキスタンからインドに、母と二人で旅行した女子。不注意で列車に乗り...
パキスタンからインドに、母と二人で旅行した女子。不注意で列車に乗り損ね、インドに置き去りに。
声が出せない女子、インド人に名前も出身も説明できないながらも、ある青年に懐いて。
生真面目な青年、じゃあこの子の郷里がどこだか探って、連れて帰ろう…というお話。
食事も信仰も別だと、徐々に判明したり。
迷子の最中でありながら、女子は周囲に好奇心旺盛だったり、笑顔は屈託なかったり。
しまいには、パスポートもビザも無く、こっそり二人で国境を越えて。
それが原因で、騒動が起きたり、味方をする人もいたり。
お役人は、彼らを捕まえようとするものの、
通りがかりの記者が、事情に気が付いて、全力で応援してくれたり。
険悪な隣国間ですが、登場人物たちが純朴でまっすぐで、とても可愛らしいお話でした。
公僕に賄賂を要求されることは、私的にもかつてインド渡航中に経験ありましたが、まだそうなんですね。
「悪人」のいない作品。デトックス効果は大。
神様はきっといる!国も宗教も越えた人間愛の物語
ストーリーに惹かれて映画館に行って来ました。
止まっていた列車が急に動き出し、一人インドに取り残された声が出せない幼い少女シャヒーダーと、ヒンドゥー教を深く信仰する正直者のパワンの偶然の出会いから始まる大きな大きな愛情物語でした。
お恥ずかしい話ですが、インドとパキスタンの事など余り良く知らなかったのですが、両国間の対立ってこんなにも大変だったのですね
そんな中をシャヒーダーをパキスタンの家族の元に連れて帰ろうと決意するパワン。これはパワンにとっては命がけです
でもパワンの幼い少女を家族の元にと願う一途な思いと、バカが付くような正直な心がみんなを変えて行きます。スパイだと疑っていた記者さん、国境警備隊の隊長さん、取り調べの警察の担当者さん、そして二人の事を知った多くの多くの人たち、みんな二人の味方です
国や信仰する宗教が違っても最後はやっばり人と人の愛ですよね
ミュージカルのように歌って踊って、笑って泣いて、インド映画大好きです
ムンニー可愛らしかったです。
頑固な親方もラスィカーとパワンの事をきっと認めてくれるでしょう
国境を越えた本当に素敵な物語。
いい映画を見ました。
加山雄三と小林幸子
耳は聴こえるが声が出せない6歳の少女シャーヒダーは、パキスタン山間部の小さな村からインドのデリーにあるイスラム寺院に声が出るように願掛けのため母と訪れた。そして、その帰り道のインド領内で列車が停まってた時、外の動物が気になり列車の外に出て、その間に列車が発車してしまい、母とはぐれ1人インドに残されてしまった。そんなシャーヒダーは、ひょんなきっかけで、お人好しで正直者の青年パワンと出会った。ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者のパワンは、ハヌマーンのご指示と信じ、シャーヒダーの親探しをすることになったが、インドの地名を言っても首を横に振り途方に暮れていた。そんな時、シャーヒダーがテレビでクリケットの試合を観てパキスタンを応援した事と、以前、鶏肉を食べていた事から、パキスタン人のイスラム教徒だと分かり、パワンたちは驚愕してしまった。宗教が違うことにより分離したインドとパキスタンは、長い年月、カシミールの国境紛争を始め、核開発など、さまざまな部分で激しく対立してきた。しかし、パワンはシャーヒダーを家に送り届けようと、家を建てるために貯金していたお金を取り崩し、様々な手を尽くしたが、パスポートを取得する時間もなく、ビザも取得できず、柵の下のトンネルで国境を越え2人の旅がスタートした。しかし、バカ正直で融通のきかないパワンはさまざまなトラブルを引き起こした。彼は無事シャーヒダーを家に送り届ける事が出来るのか、という話。
なかなかパキスタンに向けての旅が始まらず、言わなくても良いことを言って足止めをくらいの、見ててイライラしっぱなし。ま、そこが見所なんだろうけど。
パワン役のサルマーン・カーンは面白かったし、若い時の加山雄三にそっくり。そして彼女ラスィカ役のカリーナ・カプールは小林幸子そっくり。1人で笑って観てた。
結末は想像つく展開なんだけど、シャービダー役のハルシャーリー・マルホートラがとても可愛かったし、歌とダンスもあり、とても面白った。
それと、カシミール地方の山の風景は抜群に美しかった。
二人の絆が両国の垣根を外す。良作!
迷子の少女を隣国に送り届ける。そんなシンプルなストーリーながら、そこは一筋縄ではいかない。パキスタンとインドの関係を学ばせてもらいながら感動のラストになだれ込む。胸焼けする熱さもほどほどに可愛い過ぎる少女に+★。音楽もよく泣けます。
【リバイバル再映】普通にイイ映画 ケチの付けようがない まあ他の方に譲る 正論であり正道
コレ 前に公開2019 制作はその前 作品の リバイバル 系列は関係なく ところどころで同時再映
広大なパキスタン・インド❓の自然は事実だから 配信よりはイイかもね
最後に 少女に奇跡が 相手の宗教万歳の叫びで 世界は一家人類皆兄弟【笹川さんとは無関係な人間です❗️】
の共感作品。
パキスタン側もモスクの人はじめ 悪役の人以外は善人
両国の対立はあっても 同じ人間じゃないか の誰も異論を言えない正論作品
俺、インド映画慣れてないから やっぱり 一部皆んなで踊り なんか独特のストップモーション
というかカメラワークは新鮮でした。
リバイバル再映 土曜早朝 なのに20人ほどお客様が居たのは救われた。
ただ、俺 ひねくれたおじさん だから
インドの大スターさんという主人公が よく言えば正々堂々 悪くいうと 愚直
という感じ は後光がさして さしすぎてて ありがたすぎて
ワシの煩悩と策略に満ちた頭脳 が少し疑問符❓を呈していたのは 情け無いが事実❗️
俺には神々しすぎた。
せめて 儲けしか考えてない軍に賄賂邪心に満ちた心の変節 機微 シンドラーのリスト
くらいの 悪の部分読み取れる作品の方が俺にはお似合いでした
だって少数悪役除いて 主人公のおじさん 送り届ける少女 だけでなく 皆んなイイ人
有料🈶パンフが@600で薄くたってイイじゃないか
でも、やっぱ長いから 2回もトイレ行った 世俗の垢にまみれたジジイでした。
⊂((・x・))⊃お猿を見る目が変わる
インド映画といえば日本でも大ヒット!ロングラン上映していた「RRR」が挙がると思いますが、本作も、素晴らしい傑作ですよ!
3回観てますが、まだ泣ける!
ボリウッドの大スター!
3大カーンの内の1人、サルマーン・カーン主演の本作。
とにかく泣ける作品といえばコレ!
サルマーン作品は、プレーム兄貴やタイガーも好きですが、こちらのパワン
(バジュランギおじさん)も、とっても魅力的なキャラクターです。
ワイルドな風貌で、やっぱりめちゃくちゃ強い!身体はバッキバキ!
でもくすぐったがり(^。^)
熱心なヒンドゥー教徒でピュアな心の持ち主。
そんなパワンが、インドで迷子になった声を出せない女の子シャヒーダーを、パキスタンへ送り届けるお話し。
このシャヒーダーがとにかく可愛い♡
彼女の笑顔にノックダウンされた方も多いはず!
私が観てきた映画の中で「アナ」と彼女は断トツでチャーミング♡♡
もう、天使♡
で、この天使をインドからパキスタンへ送り届けなくてはならない!
ビザもパスポートも無い!
そして彼女は字も書けないし、話せない!
映画の中でも現実同様、印パは緊張関係にあり、加えて、日本人で無宗教者の私には理解し難い異なる宗教の壁が立ちはだかる!
もうどうすんの?!ムリゲーなんだが!!と、私だったら諦める。。
でもパワンはやるのです!
お猿の神様が付いている!
折れない諦めない心!!(SISU!)
パワンとシャヒーダーの運命を、是非、見届けて下さい!
そして、インド映画の豪華なダンスシーンを、劇場で体感して欲しい!
「登場シーンのダンス」はこちらの体も揺れちゃうよ♪
一瞬で兄貴の魅力にハマる!
ハヌマーンに扮した子供達も可愛いです。
シャヒーダーを元気付けようと踊る
コミカルな「チキンダンス」も見所です。
金曜日から待ちに待った「タイガー」に会えますが、バジュランギおじさんも最高です!
いつもならケチを付けがちな心が汚れた私でも、純粋に、がんばれがんばれ!と応援できる作品ですw
劇場でかかっている内に!
是非映画館で観て欲しい作品です!
善良さと信仰心によるミッション:インポッシブル
迷子の少女を、敵対する隣国に送り届けるという「あり得ない」話だが、インドでの前半は、警察も、大使館も、旅行業者も当てにならない状況を描くことで、主人公の行動に説得力が感じられるようになっているし、パキスタンでの後半は、地元のジャーナリストとのロードムービーとして楽しめる。
ただ、迷子の少女は、確かに愛くるしくてかわいいのだが、自らの勝手な行動で親とはぐれてしまったことを反省することもせず、何度も自分勝手に行動するところや、手癖が悪いところには、少なからず違和感を覚えてしまった。
主人公にしても、善良で信仰心に厚いのは良いのだが、「神のご加護があればうまくいくはず」という信念だけで、何の計画も算段もないまま行動するのは、あまりにも無謀だと思えてしまう。
中でも、最も印象的なのは、主人公が、パキスタンの国境警備隊にわざと見つかって、何度も入国の許可を得ようとする場面で、その非常識とさえ言える度を超えた正直さには、少々うんざりしてしまった。
その一方で、政治や宗教に凝り固まった相手の心を動かし、解きほぐすことができるのは、こうした純粋で真っ直ぐな人間なのかもしれないとも感じられ、そういう意味では、こうした主人公の愚直さは、「あり得ない」話に真実味を与えているとも思えるのである。
いずれにしても、すべての約束事がきっちりと果たされる予定調和の結末に、思わず涙腺が崩壊してしまうのは、主人公たちにどっぷりと感情移入しているからで、彼らのキャラクターが、人間の善意を信じたくなるような魅力に溢れているからだろう。
これぞインド!ほんわかストーリー
インドの王道ストーリーといった感じ。
女の子かわいい!
インド映画でよく見る手上げる動作🙋♀️と、アチャーって時に手を額につける動作🤦♀️が何回も出てきた。
サルマンカーンが良い役。
素直すぎて顔濃いオジサンなのに可愛く見える。
笑えるシーン(モスクに入るか入らないか)も所々あって飽きなかった。
アクションシーンも少しだけある。
パキスタンとインドは仲が悪いということ知らなかった。
国境もあんな厳重なんだって感じ。
セリフで「カシミール地方はパキスタンにもある!」とあったが、カシミール地方の土地がどっちのものなのかで戦争したこともあったらしい。(カシミール戦争)
両国ともイギリスの植民地だったが、ヒンドゥー教のインドと、イスラム教のパキスタンに分かれたとのこと。
宗教知識があればさらに面白くなる映画。
ほんわかストーリーなのにメッセージ性が強い。
結局はインドとパキスタン仲良くなろうっていう映画。
宗教が異なっても仲良くなれる!を体現してた。
誰もがバジュランギおじさんになれるのだろうか…
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