「すごくよかった」DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すごくよかった
クリックして本文を読む
電気グルーヴはファーストアルバムから聴いていたのだが、オールナイトニッポンを数回しか聴いていなかったのでファンを名乗ることに未だに気おくれしている。
またライブやフェスなどお客さんがたくさん集まる場所は苦手なので、一度もライブに行ったことがない。なので今回の映画はガラガラの映画館で見ることができて、音響も素晴らしく最高だった。
石野さんと瀧さんのすごく仲がいいところが特によかった。どちらか一人が亡くなったら、もう一人も死んでしまうのではないだろうかと心配になるほどだった。
先日見た『ストレイト・アウタ・コンプトン』とちょっと重なる時代を描いていて、彼らがアメリカ人なら敵対勢力と銃で威嚇し合ったりもしていたかもしれない。NWAと同じくらい鼻っ柱の強さを感じた。また、どっちも「経費も掛かっているんだぞ」と文句を言われる場面があった。乱交パーティの代わりに女性スタッフが寝ている顔に丸出しのおしりを近づけている場面が微笑ましかった。
『Shangri-La』が生まれる場面をまりんさんが語っているところがすごくよかった。お笑い芸人ではなく、ミュージシャンなのに悪ふざけをして腹を抱えて笑っているところがたまらなくかっこいい。そういったところでもオレはミュージシャンにこれからもずっと嫉妬し続けると思う。
コメントする