「意味深で不可解すぎるストーリー。好奇心が招いた男女の闇。」女が眠る時 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
意味深で不可解すぎるストーリー。好奇心が招いた男女の闇。
【賛否両論チェック】
賛:主人公が、好奇心から次第にその生活を狂わされていく様子が、ミステリアスな雰囲気の中で描かれていくのが印象的。
否:登場人物達の言動は、理解に苦しむ部分が多い。ストーリーもかなり不親切で、観る側が自分で想像するしかない。
率直に言うと、あまりよく分からないお話です(笑)。不思議な男女を目撃し、好奇心から覗き始めた主人公が、そのことが引き金となり、次第にその生活に波乱を巻き起こしてしまう様子が、なんとも不気味というかミステリアスな雰囲気の中で描かれていきます。
ただ、何となく登場人物達の言動が、どこか常人の感覚とは遠い所にあるようで、なかなか掴みどころのないストーリーなのもまた事実。“覗き”とか“記録”とか、正直意味が分かりません(笑)。ストーリーも、いきなり変な風に飛んだりするので、
「えっと・・・結局こういうことだったのかな?」
と、自分の中で解決するしかありません。ラブシーンも多めです。
基本的には、ミステリーやサスペンスが好きな方がご覧になってみると、イイ作品なのかもしれません。
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