バーフバリ 伝説誕生のレビュー・感想・評価
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主人公が気持ち悪すぎる
主人公の男、ヒロインが休んでる隙に、勝手に彼女の手の甲にボディペインティング描いてて気色悪すぎる。そのせいで女戦士のヒロインは「色恋にうつつを抜かしおって!」って怒られてた。その上、ヒロインの抗議を主人公はヘラヘラしながら受け流す。あまりに気持ち悪くて途中で辞めた。
時間と空間を超える、血と戦いの物語
「めっちゃ面白い」と多くの人が絶賛していた映画。インド映画の興行収入ランキングでは、私の大好きな「きっと、うまくいく」を上回っています。もちろん、興行収入が振るわなくても面白い映画もいっぱいありますので、興行収入ランキングが映画の面白さを反映しているとは思いませんが、一つの指標にはなると考えています。
ハードルが上がりきった状況で観た私の感想は、「面白い!!続きが気になる!!」です。
続編が出ていることは知っていたんですど完全に二部構成だったのは知らなかったので、めちゃくちゃ続きが気になるところで終わったんで思わず「えっ!?」って声上げてしまいました。スケールの大きなストーリーですので、VFXやエキストラを導入した大掛かりな撮影によって迫力のある映像表現がなされていました。黄金の像や装飾の細かい鎧や剣などの小道具など、随所に「金掛けてんなぁ!!」と感じる部分は多かったですね。すごい。
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巨大な滝の下、女性が赤ん坊を庇うようにして亡くなっているのが見つかった。女性はそのまま川に流されてしまったが、赤ん坊は発見者でもある女性によって助けられ、シヴドゥと名付けられて育てられた。青年へと成長したシヴドゥはある日滝の上から落ちてきた木製の仮面を拾う。滝の上の世界に興味を持ったシヴドゥは自力で断崖絶壁を上り、仮面の持ち主でもある美しき戦士のアヴァンティカと出会い、恋に落ちるのであった。彼女が暴君バラーラデーヴァが統治する王国に閉じ込められた女王を救うために戦っていることを知ったシヴドゥは、彼女に協力することを決めた。
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とにかくスケールが壮大。この一言に尽きる。
十万人規模の戦闘のシーンもあるし、インド映画お決まりのミュージカルシーンも100人規模で歌って踊る。ミュージカル映画結構好きなんですけど、ここまで人数の多いミュージカルシーンは初めて見ました。
ストーリーは王道中の王道。
暴君によって支配された王国から命からがら逃げのびた赤ん坊の王子。何も知らない親切な村人に育てられ、運命の因果で生まれた王国へと戻り、囚われの身にある母親を助けに行く。RPGのゲームにありそうな設定です。これが面白くないワケないでしょ。めっちゃ面白いですよ。
この壮大なスケールの物語を実写映画できっちり描き切ってしまうのが本当に凄い。最新のVFXと作りこまれた小道具、そして異常な人数のエキストラを用いた大規模な撮影。本当に素晴らしかった。
私の個人的な映画の評価基準に「1つの作品として綺麗に完結していること」というのがあるので、本作のような前後編や「20世紀少年」の三部作みたいなのは正直あんまり好きじゃないんですけど、「続きが気になる!!」というクリフハンガー的な面白さは過去の続編ありきの映画作品群の中でもピカイチだったんじゃないでしょうか。少なくとも私は本作のレンタルDVDを返却した直後に続編である「王の凱旋」のDVDを借りました。続きが気になったので。
骨太なアクション映画が見たい方にはオススメです!!
映画ドラッグ!
これぞ劇薬!!二部作の前編であり、上映時間も138分と短いものでは無いが、とんでもなく引き込まれるので全くだれることは無い。
ストーリーは洗練されており、王道である。長い上映時間ながらも無駄なことは一切せず、現在と過去の話それぞれ驚異的な画力と共に語る。
バーフバリを見終わって最も印象に残るのは、ケレン味たっぷりの演出であろう。他の作品でこのような嘘演出をされると冷めてしまうのものあるが、バーフバリはという作品は観客を世界に引き込む力がずっと働いているので、現実的にありえない映像が映っても乗れてしまうのである。「スリーハンドレッド」の正式な後継者と言っても良いだろう。
インド映画、ということで抵抗を感じる日本人もいるかと思うが、米国のアクション映画が好きなら絶対好きになれると思うので是非!!!!!
パワー系映画
何から何まで規模がデカい。絶えず常識プラスαなことをやっていて、とにかく壮大な印象だった。この壮大さを楽しめってことなのだろうけども、あんまり長いことやられても飽きがくるもので。終盤には「いつ終わるんだろう…」など考えながらぼーっと観てしまった。続編は気になるけど、141分か…。
GYAO!
「伝説誕生」でもあり、「伝説再誕」でもある英雄譚。
〇作品全体
作中での伝説的エピソード群も強烈だったが、構成の巧みさに惹かれた。
最初はシヴドゥの立志伝として見ていた。隠された出自、優れた力、そして数々の逸話。どれも魅力的とは感じたもののシヴドゥ個人の異端さを個々の特徴だけで形作るのみで、それぞれの設定が結びついていないように感じた。例えるならウィキペディアの偉人ページで逸話やエピソードだけをつまみ食いするような、そんな感覚。
しかし、マヒシュマティ王国民がシヴドゥを見てポツリとつぶやく「バーフバリ…」というキーワードが出たあたりから、シヴドゥが作り出す逸話やエピソードの裏に、何者かの影があることが見えてくる。この薄くもやがかかった感じのバックボーンの見せ方がすごく良かった。
作中後半で明らかになる父・バーフバリとその伝説。シヴドゥの持つ力とその存在を更に強化する。じっくりと描かれたバーフバリ伝説は時間を使えば使うほどシヴドゥの物語にもなるのが面白い。
ただの落延び王族孤児から伝説を引き継ぐ英雄に変わっていくさまをバーフバリ伝説を後半で見せることでより偉大な物語に見せる。単純な伝説の誕生ではなく、バーフバリの再誕としての意味付けもあり、シヴドゥという登場人物をより魅力的に演出していた。一言で言ってしまえば「壮大」という言葉なのだろうが、その「壮大」を作り出す構成に痺れた。
ラストのカッタッパのセリフも次回作への期待を募らせる。今度はどんな「壮大」がみられるのだろうか。
〇カメラワークとか
・クイックパンで驚きの表情を見せるカットが印象的。インド映画に限らずあるんだけど、役者の演技が濃いのもあってインド映画は特に印象に残る。インド映画のミュージカルシーンも短いカット割りでテンポよく表情抜くカットがあるけど、これって日本でいう「見栄きりカット」だよなあ。日本だと能、歌舞伎の文化が後ろにあるからこういうカットが作られるけど、インド映画の場合なんだろう…ヨガとかか?どっちにも「静の時間がある」っていう共通点がある。インド映画のはダンスがすごい激しいから、それがいいアクセントになってる理由でもある。
インドの英雄物語にどっぷりハマれる映画
当時の史上最高予算をつぎ込んで作られただけあって、目に映るもの全てが燦然と輝き、風を受けてなびく。オペラのような歌舞伎のような様式美と奇跡のような英雄譚。とにかく浮世離れしているので気晴らしにはもってこいかも。そして慣れるとクセになる世界観かも。
インド特有の文化〜英雄像、母親像、ヒロイン像を教養として知るのにもとても良いと思った。
なんだこれ。
Amazonプライムでの評価が高いから観たが、高すぎないか??
正直あんまり楽しめなかった。
以下ネタバレツッコミどころ↓
・今作で話が完結せず続くという終わり
・デカいチュパチャップスみたいな武器で敵が吹き飛ぶ
・投石が何故か敵に当たらない
・後半、主人公じゃない奴のパートが始まる
・主人公に女が惚れる理由が不明。
ついにインド映画もここまで来たか!
最近、インド作品、いわゆるボリウッド作品が個人的には割りと面白い。そのなかで群を抜いて面白かったのがこの作品です。CGはまるでディズニーのターザンの如し、敵国との闘いはLOR並みに素晴らしい。その金のかけっぷりは半端ないぞ。勿論インド音楽に乗って独特のダンスもたっぷり。以前はウザいばかりでしたがこの作品ではかなり絞られてる(特に男女の恋愛シーンのみ)から邪魔だとは感じられず、むしろただ文章(ナレーション)だけより話の筋道が分かりやすく頭に入るので非常に楽しめた。この作品は非常に脚本、話の構成が良くできてる。エピローグから運命の女との出会い、段々と明かされる出自の秘密。心踊る戦闘シーンにはハラハラドキドキ血が沸き立ちます。そして第1作の衝撃のエンディング(続編もあるから)まで飽きずに楽しむ事が出来ました。いや、非常に良くできてる。是非、続編も鑑賞したい。
スポーツバーで観るべき映画
上映中の続編を強く勧められたため予習の意味で鑑賞。いやーここまで全力張って作られてると無理矢理にも映画の中へ引き込まれていく。倒れかけた巨大な仏像を立て直すシーンなどは最初「そんなアホな……」と失笑気味なのに、最後は群衆と共に彼の名前を連呼してしまっている自分がいる。ほぼ日本代表戦観戦状態。難点は顔が濃すぎて皆同じ(実際親子は同一人物)に見えるのと、登場人物の名前が絶対一回では覚えられないことかな。パンフレットの相関図を横に置いて見ると分かりやすかった。
極彩色の異国情緒+普遍的英雄譚=面白い!
歌、踊り、アクションが素晴らしく、あっと言う間に映画世界に引き込まれてしまう。
気が付いたら手元の珈琲は冷めきっておりましたわ(笑)
個人的には色彩の鮮やかさが大好きです。
主人公とヒロインが歌い踊るシーンとか、本当に綺麗でタメ息。
個人的には敵役の王様が「偉丈夫」という日常では使わない(で、あろう…)単語がぴったりくる逞しくもカッコよくも「悪」を感じさせてホント好き。
にじみ出る「強いラスボス感」が溜まらないんだよなぁ。
要するに拍手喝采大絶賛、なのである。
個人的に、こういう映画が好きなんだよ!という事でもあるのかな。
思ってたのと違った( ^_^ ;)
思ってたのと違った( ^_^ ;)
てっきりシリアスな作品だと(勝手に)思ってたのに、普通に歌アリ踊りアリ(笑わす気無いのに)笑いアリじゃねーか( ^_^ ;)
でも、普通に楽しく見れました(^^)b
言ってしまえば、実写版ディズニー映画に見えなくもない( ^_^ ;)
ってゆーか、主人公は何歳の設定なんだ!?
おっさん過ぎる( ^_^ ;)
率直に、楽しめなかったです・・
日本でもめちゃくちゃ流行ったバーフバリ前編。ようやく見れました!そして感じたこと、
・とにかく合成の分かる合成演出がところ狭し
・それ必要?っていう演出が多数登場
・15分に一度のペースで挿入されるインド音楽
特に、合成演出はホントに白けてしまうレベル・・。スケールの壮大さを謳っているのに、インドらしい宮殿の映像、雄大な大自然の映像において、合成が多用されていて、ちょっと興ざめでした。闘技場、雪山ソリ、チャリオット走行、最後の大合戦など、動きのあるシーンでことごとく合成丸出し映像だしなぁ〜。2015年公開で、インド映画史上最高額の製作費でこのレベルだと、インド映画とハリウッド映画の差はまだまだ大きいんですね。
ストーリーもツッコミどころが満載・・。
シヴァ神の御神体を滝の下に。そういうことじゃない気が。。それでもいいんだ(笑) 屈強な男性を吊るしても切れない細細とした木の蔓!木の上であんなにすぐ後ろに近づいたら、絶対気付くって!気付かないアヴァンティカは、戦士としてどうなのか??しかも、バーフバリの行動がかなりストーカー的で怖い(笑)小枝を払ってしまった後のデーバァセーナの狂気的表情&音楽!お母様、それ、完全に悪者のセリフですよ(笑)しかも、この後ずっと息子を使った復讐にしか興味ないお母様。あんた一番怖いよ(笑)服が燃えて、鎧に!?挙げだすときりがない。
最後の合戦シーンは、キングダムみたいな感じで見応えあって、それなりに楽しめたけど、ここでも合成演出は過剰だったしなぁー
なんでこの映画、こんなに流行ったんでしょうか??後編が激オモシロなんだろうか?
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