「「“雑草”という名の草はない。」不思議な出逢いがくれた、幸せな日々。」植物図鑑 運命の恋、ひろいました 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
「“雑草”という名の草はない。」不思議な出逢いがくれた、幸せな日々。
【賛否両論チェック】
賛:上手くいかない日々を過ごしていた主人公が、心優しい青年との突然の出逢いを通して、一歩ずつ成長していく姿に心温まる。2人の仲睦まじい幸せな様子に頬が緩み、予期せぬ別れやその後の展開には、涙腺が緩む。
否:料理のシーンなんかが多いので、興味がないと退屈してしまいそう。展開もかなり強引で、ご都合主義な感は否めない。
幸せを感じられなくなり、ふさぎ込んでいた女性の下に、突然謎の青年が現れ、次第に2人で幸せを紡いでいくようになっていくという、恋愛ドラマ好きな方にはまさに胸キュン必至の作品ですね(笑)。同時に、最初はただただ上司に言われるがままだった彼女が、青年との生活を通して成長していき、少しずつ自分らしさを確立していく姿も、またステキです。
様々な植物を愛でる様子や、美味しそうな料理を作るシーンも多数登場し、仲睦まじいさやかと樹の微笑ましさにも、観ていて自然と心が和んでくるようです。同時に、お互いの想いを伝えきれない歯痒い感じにも、また共感出来ます。
ラストへの展開の辺りは、ちょっと強引すぎる感じもしますが(笑)、その辺も恋愛ドラマならではのご愛嬌。沢山ニヤニヤしてホロッと涙させられる、そんな珠玉の恋模様を是非ご覧になってみて下さいませ。
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