「あまりグルメ話になっていない気が?」スティーブとロブのグルメトリップ 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
あまりグルメ話になっていない気が?
中年のコメディアン二人のイギリスの湖水地方をめぐるグルメ旅を描いたドキュメンタリー風のロードムービー《グルメトリップ・シリーズ》の一作目。今回、このシリーズの三作目『スペインは呼んでいる』が公開されるのを記念して、《グルメトリップ・シリーズ》全作品特集上映があったので見てきました。
スティーブとロブは“本人”と言う設定ですが、その他の人は、一応、架空の人物なんですね。みんな、実在の人物なのかと思いました。と言う事は、この作品自体も“ドキュメンタリー【風】”であって、“ドキュメンタリー”では無いんですね。
邦題では“グルメトリップ”と名付けられていますが、原題は“The Trip”と言うよりシンプルなもの。確かに、地方の美味しそうな料理を食べているシーンが舞台にはなっていますが、実のところ、その料理を詳しく語っている訳でも無いです。
その料理、料理の間で、スティーブとロブそれぞれが、一人で活動しているところにこの作品の意味があるのではないかと思いました。
どうも(私は嫌いな言葉ですが)“自分探しの旅”っぽい感じですね。
作品中、様々な役者の物まねがありますが、わかったり、わからなかったり・・・(笑)
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