つむぐもののレビュー・感想・評価
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はなしはまとまらない
人生の一部を切り取って見せられた様な、半分ドキュメンタリーに近い様な内容でした。
劇的なストーリーや最後に急展開するなど無いですが、色々と考えさせられます。
こういう映画嫌いじゃないので高評価寄りですが、エンターテイメントとして話が最後に盛り上がってドーーンと感動する〜!!って感じなのを期待してると裏切られるかも。
日韓の絆
韓国と争ってるけど、それは国と国の話で、国民同士は仲良くしないと。
韓国人の女性はやさしいいし、他国から働きに来てくれると助かると思う。
仕事は減らないよ、相乗効果で経済が活性化するから。
この映画みたいに介護なんか、大変で根気がいる仕事は、向いてると思う。
この映画みたいに劇的に変わるのはおかしいと思うけど。
それと、介護職のベテランが暴力振るうの恒常的にあるみたいに描くのは良くないよ、偏見だから。
目線がすごく暖かい傑作映画
映画の冒頭からラストまで、あたたかい眼差しのような画面に惹きつけられながら、介護と家族のつながりについて考えさせられた。
観る前に想像していた日本と韓国、老人と若者というような単純な構図ではなく、人と人の関係は、その間柄の数だけあるものだな、と。もっと自分が歳をとってからも、また観たい傑作だった。
日本映画にありがちな、テーマを声高にセリフで語ったり、泣きわめく演技を延々と続けたりしないのも素晴らしい。それでいて、テーマが胸にまっすぐ届くのだ。犬童一利監督の次回作にも期待したい。
抑えがきいてて、いい映画
「幕が上がる」や「あさが来た」に出ている
吉岡里穂さん出演、というので観に行った。
「介護」 「日韓」 「伝統工芸(和紙)」をテーマに
メッセージのはっきりした作品だが、
声高でなく、押しつけがましさはない。
石倉三郎さん、キム・コッピさんをはじめ、
役者さんたちの演技は抑えがきいていて
じわりと響く。
脚本なのか編集なのか、
若干ギクシャクした生硬さはあるけれど
(犬童監督の若さかなあ)
脳内補正で補える範囲。
いい映画だと思う。
1館(有楽町スバル座)だけでは勿体ない。
たくさんの人が観に行って、拡大上映になるといいなぁ。
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