つむぐもの

劇場公開日:

つむぐもの

解説

和紙をはじめとする伝統産業が盛んな福井県丹南地域と、百済時代の面影を残す韓国・扶余(プヨ)を舞台に、頑固な職人と韓国から来た若い娘が次第に心を通わせていく人間ドラマ。妻を亡くして以来、偏屈な性格から誰とも心を通わせることなく生きる、越前和紙職人の剛生。脳腫瘍で倒れ、半身まひで介護が必要な体となってしまった剛生のもとにヘルパーとしてやって来たのが、韓国からワーキングホリデーで福井に訪れたフリーターのヨナだった。頑固な剛生と勝ち気なヨナ、文化も異なる2人は当然のように衝突するが、ヨナの常識にとらわれない介護により、固く閉ざされた剛生の心が次第に開いていく。主人公・剛生役に、役者人生50年にして本作が映画初主演となる石倉三郎。ヨナ役には「息もできない」のキム・コッピ。監督は「カミングアウト」「早乙女4姉妹」などを手がけた犬童一利。

2016年製作/109分/G/日本
配給:マジックアワー
劇場公開日:2016年3月19日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8

(C)2016「つむぐもの」製作委員会

映画レビュー

4.0はなしはまとまらない

2022年9月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

幸せ

人生の一部を切り取って見せられた様な、半分ドキュメンタリーに近い様な内容でした。
劇的なストーリーや最後に急展開するなど無いですが、色々と考えさせられます。

こういう映画嫌いじゃないので高評価寄りですが、エンターテイメントとして話が最後に盛り上がってドーーンと感動する〜!!って感じなのを期待してると裏切られるかも。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
コブラちゃん

3.5越前和紙

2021年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

和紙職人の主人公(石倉三郎)が脳腫瘍で倒れ、半身不随となる。
ヘルパーとしてやって来たのは、韓国でフリーターをして、ワーキングホリディで日本にやってきた若い女性だった。
言葉も通じないなか、次第に意思の疎通ができるようになる。
日本と韓国の兄弟げんかは収まらないなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

4.0日韓の絆

2019年8月24日
PCから投稿

韓国と争ってるけど、それは国と国の話で、国民同士は仲良くしないと。
韓国人の女性はやさしいいし、他国から働きに来てくれると助かると思う。
仕事は減らないよ、相乗効果で経済が活性化するから。
この映画みたいに介護なんか、大変で根気がいる仕事は、向いてると思う。
この映画みたいに劇的に変わるのはおかしいと思うけど。
それと、介護職のベテランが暴力振るうの恒常的にあるみたいに描くのは良くないよ、偏見だから。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
アサシンⅡ

4.0深かったです

2016年7月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

日本と韓国のこと、介護のこと、色々と考えさせられる映画でした。福井の美しい景色や、和紙づくりのシーンも感動しました。そして何より石倉三郎さんの自然な演技は本当に素晴らしかった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
mayu

他のユーザーは「つむぐもの」以外にこんな作品をCheck-inしています。