「サーチライト映画ハズレなしを再認識」ぼくとアールと彼女のさよなら 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)
サーチライト映画ハズレなしを再認識
500日のサマー、リトルミスサンシャイン、ジョジョラビットなどサーチライトピクチャーズらしく、
ユニークでフレッシュ、軽やかさに惹き込まれた
シリアスな状況を、あくまでもシニカルに、クールに描いて、ハズしつつも、しかしカッコつかなくなるあたりがリアルな青春の表現
現実は仮、映画の中こそが真実、そんな白昼夢なる
シネマディクト少年主人公は
まさにじぶんの思春期と呼応してどっぷり没入
しかし、現状は違う
他人が見ている自分
間近にいる他人がどう感じているか
自己の世界とのズレがいよいよ大きく開いていく
いつしか他者に共感するじふんに気づいて
より複雑なレイヤーが重なり、それは作品につながる
そのイメージを共有すること
これはアーティストの醍醐味である
監督があのgleeのクリエイターでもあると後で知ったとき嬉しくなった
人をプロトタイプで見ない、みんな人それぞれ形も色の組み合わせが違う花。白にも200色あんねん!ってやつだ。
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