殿、利息でござる!のレビュー・感想・評価
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実話なんだよね
実話と聞いて嬉しさ倍増
意外。壮大なヒューマンストーリー。
このタイトルと絵面。軽い感じでコメディかな?時代劇かな?あんまり時代劇のコメディなんか興味ないなと思って見てなかった。
しかし、「武士の献立」を見て時代劇へのハードルが下がり見てみたら、意外や意外、超名作ではないかこれ。こんな真面目な話だったのか。ヒューマンストーリーではないか。
それも史実らしいから、驚く。
殿利息でござると言うから、簡単に利息がとれる話なのかと思ったら、大間違いで、お上に、金を貸すというアイデアを長い年月をかけて、ラストでやっと実現させた話であった。それも時代を考えたら、首をはねられそうな命をかけた、どえらい嘆願だったんですね。
感想は深くは語らない。言わずもがなであろう。しかし時代劇っていろんな現代への風刺もオブラートに包むみたいなとこあって、面白い表現の仕方なんだなと今更気づきました。時代劇って面白いんだな。
瑛太の話し方が、いかにも現代的でちょっと浮いてる感があったが(まほろ駅前多田便利軒を思い出す)、話し方はみんな現代劇の話し方で、まあそこはどうでもいいです。
これは、かなり意外な場外ホームランである。
笑えて泣ける実話
久しぶりに面白い
エピソードが足りません。
貧困にあえぐ宿場町が、仙台藩主にお金を貸すことで伝馬役負担を失くそうと企てる物語。
題名は「コメディ」ですが、内容はヒューマンドラマです。
貧困にあえぐ宿場町の人々、それを憂う旦那衆。それらの人々を、少しコメディ色を交えて描いています。特に阿部サダヲの芸達者は良いですね。少し大げさな表情が、程よくマッチしていました。
ただ、旦那衆の人情や想いに共感はしますが、映画として描くにはややエピソードが不足しているように感じます。しかも129分の上映時間。正直言って、冗長に感じました。
よって、私的評価は辛口です。
悪人が一人も出てこない人情話。
村に課される労役を軽くするため、お上に金を貸して利息を徴収すること...
タンス預金、内部留保まで・・・
肝煎とはどんな役かも知らなかったけど、よーくわかった。この肝煎の中でも大肝煎千坂仲内役の千葉雄大がいい演技をしていた。もちろん伝馬町と言われる独特の存在のおかげで重課税に苦しむ庶民の姿が映し出されていました。そして、破産や夜逃げする者が増え、打破すべく仙台藩に逆に借金をさせてその利息で伝馬役を助ける秘策を打ち出すというもの。
五千貫文とか言われてもさっぱり感覚が掴めないが、千両に値するその額も丁寧に説明されていて、全て史実だという驚きもあった。それにしても金集めにも年月がかなりかかっていてその間に飢死したらどうすんだ!などと、中盤まではそれほどのめり込めませんでした。
もちろんいい話だな~と感じたのは先代浅野屋を演ずる山崎努パート。竹内結子や萱場役の松田龍平も素晴らしい演技。こわいよ、龍平ちゃん。さらに羽生結弦の特別出演や磯田さん本人も出演、なんだか知らないけどパンチ佐藤という名前もあった。どこにいたのよ?
史実、でもそれだけ。です。
本来は通貨発行権のあるお上の仕事
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