ヴィジットのレビュー・感想・評価
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ホラーと言うより認知障害
ホラー映画ではありましたが、お化けとかではなく、認知障害?のような病気のおじいさんおばあさんでした。
まさか祖母が殺されていて別のおばあさんおじいさんだなんて予測してなくてびっくりしましたが、なんか悲しい映画でした。
三つの約束がすごく重要みたいな映画になってましたが、そんな重要じゃない上に9時半以降も最終日は出てるし、そんな約束が重要性のあるメインではない映画でした。笑
宣伝がうまいなぁって感じでした。
結果お姉さんが作ったドキュメンタリー映画がDVD化しました!みたいなオチでした!笑
弟可愛かったですw
ホラーではなかったです。笑
久しぶりに怖かったです
ホラー映画には耐性があるほうなのであまり怖いと感じることはないのですがこの映画は怖かったです
よくあるクレイジーな人がただ殺人を犯すというような作品ではなく主人公のふたりの子供という目線からみた老夫婦の恐怖 そして他人ではなく身内という関係からのギャップからくる恐怖間などが混ざりあってあの怖さが上手く味をだしているとおもいます
映画エスターに似た怖さでした
生きた人間ほど怖いものはない
しかしオチが少し弱い気がしました
女の子にあっさりやられるばあさん
男の子になかなか手をあげない挙げ句隙をつかれやられるじいさん
そのあとジャストタイミングで現れる母親と警官
クライマックスがかなりあっさりしていました(笑)
シャマラン、久々の「当たり」
POVである必要はあまり感じないが、大好きなシャマラン監督作なので、映画館で鑑賞。
作品全体に渡っての異様な緊迫感は、さすがと言うしかない。
床下でのかくれんぼで、ババアのケツが見えたときの「あ、この作品はやってくれそうだぞ……」という予感は、ババアが廊下でゲロ噴射するシーンで確信に変わりました。とても良いシーンでした。
ほかにも褒めたいシーンは幾つもありますが、またDVDをレンタルして見直そうと思います。
おばあちゃんち訪問
初めて会うおばあちゃんとおじいちゃん。
思春期の娘と弟。その母のシングルマザーとかつて家を出ていった父についての気持ち。
ビデオカメラは田舎の家を映し出す。地下室やら、納屋やら、夜9時以降の物音やら、恐ろしすぎる。15年間の空白。
そして、えー、そうだったのーというオチ。彼らが助かったことはとても救いだけれども、あの2人がどうやって居座ってしまったのか考えると恐ろしい。いかにもアメリカ的な映画だった。
若かりし頃に家出をしたシングルマザーの母のもとに音信不通だった祖父...
若かりし頃に家出をしたシングルマザーの母のもとに音信不通だった祖父母から連絡があり、ベッカとタイラーは姉弟だけで実家を訪問し休暇を過ごすことにする。初めて会う祖父母はとても優しく2人はすぐに打ち解けるが、なぜか夜9時半以降は部屋を出ないようにと言い渡される。しかし部屋の外から聞こえる不気味な物音が気になって仕方がない2人がうっかり扉を開けるとそこには・・・。
シャマラン監督遂に復活と評判だった本作ですが、散々な評価しか得られなかったビッグバジェットの大作製作から一転原点回帰、ド田舎の一軒家で起こる阿鼻叫喚のネットリした恐怖と、小中学生好みの下らない下ネタを混ぜ合わせて投げつけてくる凶悪な作品となっています。原作が稲川淳二ではないのが不思議なくらい日本人にしっくりくるテイストのホラーですので、なるべく予備知識を入れないで素で鑑賞すると、絶叫と爆笑をほぼ同じ数だけ体感できると思います。
ヘンゼルとグレーテル
これって現代版のおとぎ話みたいだなー、と思った。
姉と弟が山の中の一軒家に泊まると、そこのお爺さん、お婆さんは人食いでした、みたいな。
「万能薬」というのもそれっぽいし、古井戸、カマドならぬオーブン、秘密の地下室、一週間を過ごすというミッション、夜は部屋から出てはいけない、という決まりなど、探してみるとおとぎ話を思わせるモチーフがたくさんある。
姉の目的は母のための「万能薬」で、それを手に入れるのために試練を乗り越える話、と考えると単なるホラーとは違う味わいが感じられる。
この試練を超えて、母はもともと自分が万能薬を持っていたことを発見し、姉は鏡を見れないという呪いを解き、弟は潔癖症を克服する。
ホラーとしては、あまり怖くない。怖くなりそうな雰囲気だけあるけど、クライマックスでもそれほど…。でも、怖がらせることがこの映画の目的ではないのはあきらか。どちらかというと、笑わせにかかってる。そういう雰囲気には好みが分かれそう。もし英語ネイティヴだったら、もっとこの雰囲気楽しめたんだろーなーと思う。
ほとんどのシーンが姉、弟のシーンだけど、彼らの演技力はほんとにすごいと思う。特に弟。自然でいきいきとしてて、知り合いの子供見てるみたいな親近感を感じる。
1つだけ腑に落ちない
誰か教えてくれませんか?
結局、精神病院から脱走したんだよね?ならすぐに捜索されるよね?
そこの辻褄合わせはあったかな?
だから今のところ星は4つ。
しかし、本当に怖かった。
この映画=姉弟の映像が編集されているのは分かっているから、殺されないのは分かっている。
だからあの怖さは、狂人の怖さもあるけど、子供の目線からの老人というものの不気味さなんだろうな。
でも、差はあるけど、年を取れば誰しもあんな風になるんだよな。
お得意のアレ。
鑑賞前に読んだレビューがやたら「原点回帰」となっていて、
なにが原点回帰?と思いながら観てみたら、あーなるほど、
結局シャマランお得意のアレだったわけね。あーハイハイ。
という感じに落ち着いた。今作が完全復活!?といわれる
背景はまったく分からないが、確かに彼らしいのは本当だ。
ただ、今さらPOVを使っての(低予算だからもあるけど)
撮り方も、色々散りばめた伏線も、あのバカっぽい母さんも、
その母さんに似た感のある不快な振舞のなぜか潔癖症な弟も、
とにかく謎!そこまで回収はできていない。笑って終わりだ。
結局そのくらい力を抜いて作った作品であることは明らかで、
やっていることは「シックス・センス」と大して変わってない。
監督が仕掛けたかったのはそこで、観ている客が「えーっ」と
なる後半まで、引っ張って引っ張って、どうだ!?なのよね。
しかし思い込みというのはホントに怖い。そこは確かだな。
老人の痴呆や障害、徘徊する様などを随所に見せ、子供達が
初めて出会う祖父母が実はボケていた!?それとも…という、
子供ながらの疑念&解決法を自力模索しているうちに恐怖が…
というスリラー。ある意味本当に怖い経験なのは確かなので、
昨今のオレオレ詐欺じゃないけど親子が疎遠になってはダメ。
常に声を聞き、顔を見て、生活行動を把握する。そうすれば、
こりゃおかしいぞ!?と気づけるわけだ。え、そういう映画?^^;
(半ケツ丸出しとか全裸とか、笑いようのない恐ろしさが満載)
面白かった
池袋の映画館で昼間で、ほぼ満員で驚いた。公開して1か月以上経っているのに、一日中上映していて、みんなどんな理由でこの映画を選んでいるのだろう。特に映画好きでもなさそうな、普通の老若男女が集まっていた。終わった後ロビーで女の子が「久しぶりに面白いホラー映画見た。でもこれホラー?幽霊とか出てないけど」と話していたのが微笑ましかった。
POVの技法が集中力を削ぐところではあったのだが、とても面白かった。精神病者を悪者として描くことにためらいのないところも思い切りがよかった。
うんちのついたオムツを顔になすりつけられる場面が一番怖かった。
おかしなおかしな訪問者
2008年の『ハプニング』以来ドンデン返し演出を封印したものの、
未だにシャマラン監督=ドンデン返しのイメージは根強い訳でして、
おまけに今回は衝撃展開を(無駄に)匂わせまくる宣伝だった事もありまして、
なのでこっちとしても色々と衝撃展開を予想してた訳でして、
何が言いたいかと言うと、本作のドンデン返しは予想のひとつとして
頭に浮かんでいたので、そこまで驚かなかったと言いたい訳でして。
初っぱなから盛り下がる事をわざわざ書いたのは、この作品が気に入らなかったからではない。
「それを踏まえても十二分に面白かった」と続ける為だ。
とりあえず本作は、かなり怖い。
少なくともシャマラン作品の中では最も恐怖度が高いと思う。
モキュメンタリーもしくはファウンドフッテージもののスタイルを取った事で
いきなり何が飛び出してくるか分からない緊張感には息苦しくなるし、
コケオドシに頼らず全体を通してじわじわ恐怖のボルテージを上げていく演出も巧い。
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何が怖いか? そりゃもちろん、あの不気味な祖父母だ。
特にあのマックスにマッドなお祖母ちゃんの方は心底恐ろしい!
最初こそ優しくステキなお祖母ちゃんに見えるが、
突然高慢な女優のようになったり、自分を殴り出したり、夜中はリンダ・ブレアになったり、
何を考えてるのか、いつ危害を加えてくるのかがさっぱり読めない恐ろしさ。
床下のシーンなんて「え?え?え?何何何何!?」って感じ(笑)。まだ序盤だったので完全に油断してました。
密室でのクライマックスなんて、マトモに目を開けられないほど怖ぇ!
お祖父ちゃんも色々と不気味なのだが、彼は怖いと同時にどことなくユーモラス。
どちらかと言えばお祖母ちゃんが妙な疑いを持たれないよう気を配る役回りなのでまだマシだ。
……まあ道行く人に殴りかかったりシンモフィラリア星人侵略に怯えたりする様子をマシと呼べればだけど。
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で、ヒネリが利いているのは、
彼らの異常行動が、危険人物だからか単にモーロクしてるからかがギリギリまで読み切れない点。
「歳を取ると色々と昔通りにはいかんのじゃよ……」「駄目な祖父母でガッカリさせてしまったのう……」みたいなことを
自分の祖父母から言われたら、やっぱ自分の考え過ぎかな、と納得するよう努めてしまうと思う。
で、いくら何でもおかし過ぎる!と気付く頃には時すでに遅しという、この絶妙な恐怖勾配。
また、先述通り『祖父母と思っていたのが別人でしかも異常者』という展開も予想の範疇ではあったが、
祖父母との接触を母がなるべく避ける様子をユーモア交じりに描いていたり、
母が駆落ち同然で生家を出たので両親の写真は無かったのだろうと解釈できたり、
訪問してくる知り合いで信用度を上げたり(あの異常者2人はどちらも立ち会っていない訳だが)、
話題の避け方はかなり自然に描かれてる。
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もうひとつ。
僕の意見だが、モキュメンタリースタイルのホラー映画は、
主人公がカメラを回し続ける理由が薄弱でリアリティに欠ける作品が割と多い。
だが本作では、ここにもシャマランらしいひとヒネリが光る。
映像を撮っているのは長女ベッカ。
『優れた映像作品を作りたい』と語ってはいるが、彼女がドキュメンタリーを作る最大の目的は他にある。
祖父母と喧嘩別れして以来、苦労し通しの母親に、
本当は会いたいと願っているはずの祖父母の近況を伝える。
さらには両親からの“赦し”という『万能薬』をも届ける。
娘の作った映像作品なら、母も意固地にならず観てくれるはずだ。
そして最後には、母が抱える悲しみを多少なりとも和らげられるはずだ。
彼女はきっとそう考えていたに違いない。だが、
観賞後の方ならご承知の通り、その目論見は失敗に終わった。
母の両親は、異常者によってとっくに殺された後だったのだ。
だが、ベッカの母は悟る。
そして、自分に向けてカメラを回す娘に語る。
「赦しはずっと目の前にあったの」
二度と叶わなくなった父母との再会。それに対する彼女の悲しみは如何ほどのものだったか。そして、
彼女の悲しみを理解し、癒したいと願う子どもらがいてくれる事が、彼女にとってどれほどの救いだったか。
彼女にとって、自分を愛してくれる子ども達がいることそれ自体が、
過去の自分を赦すに足るだけの十分な理由だったのだ。
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僕がこの映画を好きな一番の理由は、この優しさだ。
シャマラン監督の映画においてはいつも、恐怖が人の心の結び付きを浮き彫りにする。
過去にがんじがらめにされていたあの家族は、恐怖を乗り越える事でようやく前へ進むことが出来たのだろう。
……とまあ、僕はシャマラン監督作品と相性が良いのでちょいと点は甘いかもだが、大満足の4.0判定!
恐怖演出もストーリーテリングも好みだし、書ききれなかったがユーモアもたっぷり。
恐ろしい物語のあらすじを、弟くんのラップでチャラくまとめてしまったエンドロールも見事でした(笑)。
<2015.10.17鑑賞>
写真で顔を確認してから会いましょう!
どんな結末かが知りたいが最大の興味ではありましたが、結末は「なるほど」でした。ストーリーに矛盾は感じませんでしたが、結末のシーンには違和感がありました(詳しく書くと結末がわかってしまうので)。
殆どのシーンが子供目線での撮影で、時々手振れが起きることにより不安感を煽っていましたが、見ている最中は早く結末がどうなるのかを知りたい気持ちでした。
最後に、タイトルはこの映画から学ぶべきことです。
怖いですね・・・
久しぶりに観たシャマラン監督の新作。登場人物のビデオカメラに写った映像という設定ではあるが
所々上手く撮れ過ぎている感じがした。それはさておき、思わせ振りな展開に"らしさ"が発揮されている。
祖父母の異常な言動。見てはならない物を見てしまった姉弟が、歳を取ったのが原因と自分達に
言い聞かせようとする。観客にもそう思い込ませ、帰るまでの時間をなんとかやり過ごせばいいと
安心させた矢先に本当の恐怖が始まる。超常現象ではなくサイコの怖さ。
PC を使った連絡手段が現代的で、祖父母が成り済ましだったと分かる描写が秀逸。姉弟が反撃に出る
場面は「サイン」を思い出させた。途中の何気ない場面が結末への伏線になっていた。
いずれの作品でもシャマラン監督は家族の絆や葛藤を描くのが得意で、今回も上手く描かれていた。
ビクッとはした。
怖かったよ…序盤から薄っすらと。
で、最終的に畳み掛けるような何かが来るんだと思ってたけど、そうでもなかった。
精神病って設定は魔法の言葉のように、全ての辻褄を飲み込んでいくような気がする。
小出しではあるが衝撃的なカットが挟み込まれており、日常を過ごしながら突発的に起こる非日常を待ち構えてしまう。
そんな創りになってた。
ただ、まあ…ラストに至る手持ちカメラ感は無理があって興醒めだ。
カメラで映像を押さえるよりまず、する事があるだろう、心理的には。
なんで今、撮ってんだとか、誰がそれ撮ってんだとか、それは設定無視の反則だよねとか…制作の都合が見えちゃって、どうにも盛り上がらなかった。
後は、まあ、ラストのラップ?
事件からたった数週間で笑い飛ばせる精神状態が、何気に不気味…違う意味で怖い。
米国田舎の老人は恐ろしい、というハナシ
『エアベンダー』『アフター・アース』の2本は未見なので、M・ナイト・シャマラン監督作品を鑑賞するのは『ハプニング』以来ということになる。
『シックス・センス』が衝撃的な作品だったのでその後の評価がもうひとつもふたつもなんだけれど、『ヴィレッジ』は結構面白く観れたし、いちばん好きな作品かもしれない。
全米でもなかなか好評ということで、期待して出かけました。
全編、主役の子ども、ベッカとタイラーが持つカメラで撮られた映像でストーリーが語られるわけだが、この手法は効果的でもあり、効果がないような箇所もある。
効果的なのは、子どもたちから老人がどう見えるのか、ということを意図的に描くことができる点。
効果的でないのは、緊迫した場面でも「カメラを持っているのは、どうなのかしらん?」と思っちゃう点。
まぁ、子どもからみた老人というのは「奇妙で不気味」ってことなんだろうけど、それってなんだかなぁ、って思っちゃう。
で、シャマラン監督といえば「ドンデン返し」なんだどうが、オチはすぐに気づいちゃう。
というより、全然ヒネリはない。
いや、祖父母たちが自ら告白してたりする。
あっ、気づいたけれど、シャマラン監督の映画って、ほとんど内容は途中で本人たちがバラシている。
『シックス・センス』でのオスメント少年は「ぼくは死んだ人がみえるんだ」っていってるし、『アンブレイカブル』でも「おれは怪我ひとつしない」っていっている。
この映画でも、そう。
祖父母ふたりは、互いで互いのことを、ちゃんと説明している。
なので、言っちゃ悪いが「ドンデン返し」ではなく、強いて言えば「でんぐり返し」。
観客が勝手に、ぐるんと廻っちゃうように仕向けているだけ。
この映画のオチは・・・
いわゆる「アメリカン・ゴシック・ホラー」の典型ですね。
ジョン・ハフ監督の『アメリカン・ゴシック』や、有名どころではトビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』の系譜。
とにかく、アメリカの田舎の老人は恐ろしいのですよ。
一周回って、シックス・センス枠に戻る謎。
私は疑り深い人間で、裏の裏の裏を読み、でんぐり返しを繰り返し、首すじを痛めてしまう人間です。いや、首筋を痛めるくらい、色々と考えを巡らせる作品が大好きなんです。
また、大勢の人が酷評している作品は、全力で擁護したい捻くれタイプです。
そんな私がずっと柱の陰から見守り続けている彼、そしてその作品達。
"シックス・センス"という姑息な作品がまんまとヒットしてしまい、「現代のヒッチコック」って言われるのを否定せずに受け止め(w)、ラストでびっくり映画を期待する観客から逃げられなくなってしまい、その後は巧みなメタファー、しっかりしたテーマのある映画を撮ろうと、「ラストがつまんない!」と、一般客だけではなく、プロの批評家さん達にまで伝わらず、不当な評価をされ続け、鬱憤がたまって、思わず「レディ・イン・ザ・ウォーター」で批評家批判をしてしまい、「大失敗!」と烙印を押され、どんどん泥沼から抜け出せなくなり、「よし、こうなったらファンタジーや!ファンタジーやったら、どんでん返しとか期待されへんやろ!」って、(私は好きですが)"エアベンダー"を撮るも、ファンタジーにまで「ラストにどんでん返しがない!」と、ファンタジーですら、ラスト、ラスト!ってうっさいくらいに言われ、「マジか!?どないせーちゅーねん」な彼。
ええ、彼とは勿論、M・ナイト・シャマラン監督です。
姉のレベッカと、弟のタイラーが祖父母の家に滞在します。
そこには不思議な、グレムリン的なルールがあります。
1)楽しい時間を過ごすこと
2)好きなものは遠慮なく食べること
3)夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと
まぁ、勿論グレムリンと同じく、約束は破られるためにあるんです。
そうすると、祖父母が妙な態度をとりはじめて……っていう、スリラーっぽい感じです。
あ、グレムリンの3っつの約束って何でしたっけ?そうそう。
1)光に当ててはならない
2)水をかけてはならない
3)深夜(0時)を過ぎたらエサを与えてはならない
って、なんでこれだけなのに守れないんですかね!?守ってしまうと、話が進まないからですね。分かります。
本作は"パラノーマル・アクティビティ""インシディアス"のプロデューサーである、ジェイソン・ブラムと一緒にやってるので、最近は少し食傷気味のハンディ・モキュメンタリー方式で撮られています。
加齢で動体視力が衰えた私には、手ぶれってきついんです。
しかも低予算で、シャマランのセルフプロデュースらしいです。
でもですね、本作かなりシックス・センス的です。お話のプロット的にということですよ。テイストは、全然違います。
どんでん返せばいいんだろう!?お前らこれが欲しかったんだろ!?ほら、欲しかったと言え!
って、観客をM女、もしくはM男扱いしています(妄想です)。シャマラン監督の、開き直りさえ感じます。
マノジ、きっと諸々と吹っ切ったんだね。
でも、なんか寂しいような気がします。
だって、私がなんでシャマラン監督が好きかというと、自分が好きなキテレツな映画を一生懸命に撮ってるんだろーなーって感じるからです。
今回もセルフ・プロデュースだから、好きな映画なんでしょうけど……。一度作られたシックス・センス枠に、一周回ってまたはまりに行くの?って思ってしまう。
"オブ・ザ・ベースボール" を書いた円城塔せんせのように、もっと舐めきった不条理な世界を描き続けて欲しかった!分かんない観客には、歩み寄らんでも良かったのに!とか言ったら、怒られるかなぁ。
※今までのシャマラン作品は、ほぼプロモーションのミスリードで評価を下げています(観客はテーマを掴めないのもそのせいです)。毎回毎回、どんでん返しスリラー撮ってません(笑)本作も、いつもの東宝東和クオリティが酷い。予告の煽りも要らない。
期待しすぎた
あおり文句が酷すぎたんだな!w
こえ、オチというか謎?の部分見ても、あ、そうですかーとしか思えなかった。
むしろ最後にもうひとひねりくらいあるかなー、とか映画館明るくなるまでじっとスクリーン見つめてましたw
話は…どうなんでしょうか。
僕はもうビクビクしまくりで、いやでしたw
まぁそうい映画だと思うので、良くできた作品なのかな、多分。
Mナイトシャラマンらしいけど…
期待の念も込めたけど、やはりMナイトシャラマンらしいダラダラしたストーリー展開と変な脅かしと、途中でのネタバレと、肩透かしのオチは健在です。アメリカではウケるのか…ホント分かんない。
なかなかいい
なかなかいいです。おじいちゃんも不気味だが、おばあちゃんが怖い。少年はちょっとうざい。まあ、この姉弟は肝が据わっている。私なら隠しカメラの映像を見た後近所の家に助けを求めて逃げている。いくら祖父母でも包丁片手に扉の前に立たれていたら耐えられない。
さて話は、祖父母の家に遊びに行った姉弟の体験談となっている。祖父母は奇行を繰り返すがなんとか納得しようとし静かな恐怖を覚える。だが、母親に祖父母がおかしいことを訴え姿をカメラで見せることで急展開となる。たまに見かける展開たが、残りの時間の祖父母と思っていたものとの対決もなかなかだった。 ここで銃や刃物が出てこなかったことも好感が持てた。
最後これ皆壊れてしまう展開なんじゃないかと思ったが姉弟は元気で弟はやっぱりうざいままでほっとした。
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