ヴィジットのレビュー・感想・評価
全105件中、1~20件目を表示
最高のホラーでありコメディでありラップ映画。
初っ端からグチ話になって申し訳ないが、この『ヴィジット』を激推しする記事を書いたところ「幼稚な映画でした、これまでで観た中でも最低でした」と恨み節を書かれたことがある。究極的には映画には千差万別の感想や捉え方があるので「しらんがな」というしかないのだが、記事が面白そうに書けていたのかもしれず、それがキッカケなら観に行ってくださってありがとうございますという気持ちは心からある。
そして不条理ホラーでありコメディでありラップ映画でもあるというこの映画を、どう受け止めていいかわからなかったという人の気持ちはわかる気はする。場合によってはふざけんのか!と怒る人もいるかも知れないが、しかしシャマランが作っているのが不条理ホラーでありコメディでありラップ映画であり、さまざまな感情が同時に押し寄せてくるように作っているのだから、戸惑って当たり前。その先にある「これってもしかして怖くて可笑しくてバカバカしくて切実だなオイ!」っていうアハ体験こそシャマランの真髄があると思っている者にとって、この映画はやはり絶好のシャマラン入門だし、どんな感情になったとしても「どれも正解だし間違いなんてないんですよ、ぼくはシャマランとこの映画が大好きですけどね!」と胸を張って言える。T・ダイヤモンドのラップを何度も聴きながら。
なんなんだ、これは...!?
というのが観終わっての感想。
ストーリーの見せ場は一箇所だけ、でもそこが凄すぎて「は?」って声出た。
終始ブキミで怖いのに、時折「え、ここ笑っていいんだよね?」みたいな変な場面が散りばめられてて、流石シャマラン。
シャマラン監督が観たくて
昨日観た、スピリット同様、
幼少期に両親が離婚したことで、潔癖症になったり、心に傷ができてしまった。
シャマラン監督だから、この祖父母の正体が
宇宙人かはたまた、心霊現象からくるものなのか。どっちにもとれ、観ながら祖父母の正体がわかるのがいつなのか、ハラハラしながら観ていた。
結局、祖父母の正体は精神病院の患者だったのね。
この姉弟の演技が良かった。
特に弟ちゃん。
ちょっと調べたら、ポールダノが初監督した作品に出演しているらしい。
これは明日観よう
【明るいオープニングから、ドンドンドンドン気持ち悪いシーンを見せられて、ドンドンドンドン嫌な気持ちになっていくスリラー。パラノーマルアクティビティかと思ったぞ!凄く怖いじゃないか!!】
■人間、何が怖いかと言えば、色々な要素があると思う。
それは、オカルトであったり、悪霊であったり・・。
今作で言えば、<信頼していた自分を大切にしていると思った人たち>が、それまで見せなかった狂気に満ちた姿が、中盤以降に映されるところであろう。
<信頼していた人たちから言われた三つの約束>
1.楽しい時間を過ごすこと
2.好きなものを遠慮なくたべること
3.夜、9時半を過ぎたら部屋から出ないこと
・今作では、この約束の3番目を守らなかった事から、ベッカとタイラーの姉弟は、一週間の恐怖の体験をする事になるのである。
その恐怖体験には、1.も2.も凄く嫌な感じで入っている所がミソでもある。
・ベッカが手持ちカメラで撮る数々の気味の悪い事。部屋に仕掛けた固定カメラに写っていた事。
<M・ナイト・シャマランが、長き低迷を今までのスタイルから変えた事で、見事に復活したとされる作品。
ホラーチキンの私にとっては、低迷期の作品も十分に怖いが、今作の怖さと気味悪さは群を抜いていると思った作品である。>
めちゃめちゃ気持ち悪い。
気持ち悪さの恐怖が突き抜ける映画。
よくあるホラーの驚かしとかじゃなくて、気持ち悪いの極限を見たという印象。
虫とかじゃない。人。人間が気持ち悪い。
バーン!という雰囲気じゃなくて、うっ…と息が詰まるシーンが多い。
徐々に感じる違和感が。徐々におかしいと感じる度合いがすごい。
ぞわぞわ、おわあ…。
俳優さんすごいな。気持ち悪い演技ってすごい。
この映画見た後は食欲減退、真剣に気分が悪くなりました。(いい意味)
ある程度トラウマになる覚悟はいると思う。
個人的に子供がつらい思いをする映画はあまり好きでないので主人公が大人だったらもう少し感情移入できたかも。
どんでん返しじゃない怖さの演出
シャマラン監督の作品から心が離れてしまったのは「サイン」あたりだったか。世間的にも酷評が続き、復活したと言われたのが本作(そんなところではないだろうか)。でも、実は観ていなかったので今回が初鑑賞。
シャマラン監督だからどんな事実が隠されているんだろうと身構えていた。今まで彼が撮影した映画のバラエティさを考えると、いろんなどんでん返しを頭の中で想定してしまう。
実際のどんでん返しは若干肩透かしだったが、十分に面白かった。そこに至るまでの老夫婦の奇行がとにかく怖かったから。夜のリビングのカメラに映ったおばあちゃん怖すぎるだろ!
冒頭からお婆ちゃんが怖すぎ
田舎のお爺ちゃんお婆ちゃん家で過ごす、奇妙な一週間の出来事。
モキュメンタリーのような形式で、どこか「パラノーマル」感があります。
冒頭からお婆ちゃんが怖すぎで。やばいところに踏み込んでしまった感じがチリチリします。
全体的に細かい伏線がいくつも散らされており、そこら辺も飽きさせずに観れました。
終盤お母さんとのビデオでの会話。これがすごい怖かった。
でも最後のラップで全部リセットするから不思議。
シャマラン作品では見易い作りなのも良いですね。
ベースには“家族との繋がり”というテーマが深くあり、そこら辺も面白かったです。
Intergenerational warfare, grandp...
Intergenerational warfare, grandparents vs. grandchildren. An old couple's eccentricities that make it hard to decide if they are suffering from dementia or insanity. The relentless direction, which covered the child actors in feces, brought a horrific scene with a stench to the screen. It was quite interesting.
シャマラン流スリラー完全復活
これはなんと…!
そういう映画だったのか!!💦
シャマラン監督全開といった感じでした。
久しぶりに原点回帰のスリラー映画を撮ったという事で、相変わらずの怖さです💧
ビックリというのも一部あるのですが、映画全体を通してどこか異様な雰囲気の怖さが漂います。
謎の小屋、夜に始まる怪奇行動、入ってはいけない地下室…
もはや何でもない時のおばあちゃんの笑顔すら怖く感じてくる(((゚д゚;)))
子供たちの自主制作映画という設定の為全編に渡って手待ちビデオでの映像ですが、画質が綺麗で手ブレも少なめなので画面酔いはしにくいかなと思います。
最後に驚愕の内容が明らかとなった時は、全身にゾゾゾッと寒気が走りましたよ……
ただ最終的に謎が残る部分もいくつかあったので、そういった所が全て明かされてくれれば自分の中で「シックス・センス」と並んでかなり上位に食い込む作品になったのになぁと、惜しい部分もありました。
全105件中、1~20件目を表示