オデッセイのレビュー・感想・評価
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希望を捨てない姿に感動
宇宙開発、火星探査、人類の技術と飽くなき欲求は絶えることを知らず、それらSF的存在も今や手の届く範囲にある現代。
だが、技術は進めど事故やトラブルは避けることのできない事だろう。
本作は、技術の結晶が花開いた時代に起こる大事故を描いている作品だ。
監督は「ブレードランナー」のリドリー・スコット。近年は「プロメテウス」などのマニア思考SFを世に送り出している印象が強いが、本作はしっかりと大衆向けの作品となっていた。小説を原作としているため、当たり前かもしれないが。
本作では、火星に置き去りにされた一人の男が生き抜くためのサバイバルを始めるという物で、本来ならば絶望で覆い尽くされてしまうところを、知恵と行動力で過酷な火星生活を送る。しかし物語は一人称では進まず、彼を置いてきてしまったクルー達の心の葛藤や、何とか救出をしようと努力している人々など、とにかく勇気付けられるような話だった。
ちっぽけな人間が力を合わせて奇跡を生み出すような、まさに夢や希望が詰まった作品だ。実際に良い作品なのは確かだが、安全策をとっているのかとでも思うほど王道なストーリーだった。安定の楽しみが与えられる一方、悪く言えば「普通」で片付けられてしまう印象もある。
しかし、良い映画を観たいと思ったら本作がぴったりだろう。
よかったよかった
変に家族愛してないところがよかった。
宇宙物の作品はやっぱりこの監督がうまい。
火星での生活の、リアリティーがよかった。
多分ハッピーエンドで助かるんだろうけど
何回も事故に遭っちゃう。
お約束だけど、わかっちゃいるけど
ハラハラしちゃう。
このハラハラが最高-!!
This is SF!!
This is SF!!
いやあ、面白かったです。
主人公が生き抜けるか、主人公を助け出せるか。
ただそれだけのことなのだけれど、火星は遠い、という事実が、それを手に汗握る話にしてくれる。
どこまでも前向きな姿勢が、ひとつずつ課題を解決していくことが、窮地を救ってくれるってことを押しつけがましくなく教えてくれる。
全編に流れるディスコミュージック含め、ビバアメリカ的なのだけれど、自分は嫌いでないです。
最後の宇宙服に穴を開けて推進力を得てランデブーするシーンは、映画的には最後に緊迫シーンが欲しくて加えたのではないかな。SF的には無理があると思うけどな。まあ、盛り上がるからお愛想。
目の前のことに集中できる精神的タフネスの大切さ
ブルーレイで鑑賞。取り残された宇宙飛行士も、地上のスタッフも、刻々と変わる状況のなかでベストを尽くそうとする姿が良かった。 人命、莫大な予算、成功の確率、いろいろなことを想定すると安易な決断などできないという葛藤も描かれていた。クライマックスまで目が離せなかった。地球から遥か彼方に取り残された時、人は何を思うのだろうか。孤独や絶望感に陥らず、目の前を見据え、一つ一つベストを尽くしていけるのか。 主人公の苦悩や孤独、郷愁のエピソードがあればもっと感動したかもしれない。
前向きな気持ちになりたい時に
ひとつひとつ問題を解決していけば・・・という、いい意味で超ポジティブ映画。素直な気持ちで観られれば、とても前向きになれる。作中ディスコチューンが、スパイスとして効いている。私の年代には堪らない。
この頃、面白い映画に限って、ダークな内容多かったので、登場人物の全てが善意で動いていてイヤミなく感動したのは久しぶり。
新年早々、心が洗われました。
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