オデッセイのレビュー・感想・評価
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今までの宇宙映画の雰囲気じゃなくて大好き
宇宙映画ってシリアス、単調、パニック
みたいなイメージで娯楽映画としてあまり観れていなかったんですが、この映画はその概念を覆されました。それでいて多分リアル。主人公も周りの人間も頭がキレて、ユーモアがあって魅力的に描かれています。
もちろんピンチやパニックもあり、最後まで手に汗握るストーリー。リアルなSFとヒューマン映画が上手くマッチした最高のエンターテイメントでした。
安心してください、生きてますよ(笑)
不慮の事故により火星に置き去りにされた宇宙飛行士・ワトニー。食料も酸素も限られた状況下で彼が生きている可能性はゼロだ。誰もがそう思っている中、彼はビデオブログを作り始める「安心してください、生きてますよ(笑)」と。
火星版『キャスト・アウェイ』を想像していくと飛んだ肩透かしを食らう。確かに使える物をフル活用しながら生き延びる策を模索する姿は共通するが、どうにもこうにも“とにかく明るいワトニー”さん。絶対的ピンチなのにユーモアセンスを失わなず、落ち込むことなく、火星での生活を満喫していく。彼の愚痴の吐き出し口になるビデオブログはいつしか観客に向けたメッセージとして機能し、ワトニーに親近感を覚えてしまう。
救出作戦を練るはずのNASAもどこかマイペース。「ワトニーは生きている、助けなきゃ!」「オイオイ、葬式だって済ませてるんだぞ、今更どう説明する」って、それでいいのか!?(笑)
自分がこんな状況になったらこんなにポジティブにいられるだろうか?自分が救出チームの一員だったら、彼の生存をここまで楽観視できるだろうか?善人ばかりの登場人物を含め、人間的なリアリティはすこぶる弱い。が、この作品の楽しみ方は、これはコメディだ!と割り切ること。シリアスさや感傷的な要素を求めてはいけない。むしろ、孤独・絶望という状況に立ち向かうには、ユーモアとポジティブ思考、そして楽観主義こそが最大の武器であるということを教えてくれる。さぁ、場違いなディスコミュージックを聴きながら、ノリノリで生きる術を探ろうではないか!
ホットスタッフ!!
まず、【ガーディアンズオブギャラクシー】の様な音楽の使い方が凄く良かったです。
深刻になりがちなストーリーをポップに軽快にしてくれています。
主人公の【良い性格】
【宇宙飛行士の前向きさ】をも表していて、懐メロダンスミュージックが宇宙と相反しそうなものなのに、見事にマッチしています。
テンポが良すぎて、人が良すぎて、音楽が良すぎてユーモアのセンスも良すぎて映像も良すぎて140分を全く感じさせません。
その分ハラハラ感が少し欠けている様にも思ったりしましたが、
リドリースコット最高傑作!は間違いありません。
息子10才と観に行きましたが、こんな事を言っていました。
【勉強は大切やな、しておかないと】
ほんと良い映画でした。。
科学者は偉大!
科学的な話が多く、理系の自分は楽しくみれました!
宇宙では自然界の法則が全てで、科学者は偉大だなぁと思いました!
こういうときは人間界の政治的なやり取りなどは無意味ですね笑
単純に科学者の気概に感動しました!
なかなかの出来
結構見応えありますね。大気が無い月と違って大気のある火星は気圧はそこそこあるから酸素さえ有れば生きていけるってことなんだね?
ビニールで仕切るだけで大丈夫だなんて知らなかった。
逆境でもジョークが言えるアメリカっていいね。
救出シーンはハラハラドキドキですね
前半ワクワク、後半ドキドキ
前半はDASH村を観ているような感じで、話は進行していきますが、後半はかなりハラハラドキドキでした。色んな人の想いがあり、決断があってとても面白かったです。
宇宙はやっぱりいいものです。
恐るべしメンタルの強さ
ただただ、マットデイモンのメンタルの強さに驚愕。へこたれないところがすごい!!
悪い奴が1人もでてこないのもいい!!みんなで一丸となって、中国人までが、マーク救出のために全力尽くしてる!!ロケット打ち上げは下町ロケットを上回るハラハラドキドキ。
インターステラーでもジェシカチャスチェインでてるし、マットデイモンがどこかに取り残されてたってのも一緒だから、話つながってるんかと思ってたら、全く違いましたね。ややこしい配役やめてくれとも思ったけど、ルイス船長めちゃくちゃかっこよかったから、許す!!(笑)
生命の危機にひんした時って、体育会系より理系の方が強いんだなとか、頭がいいって生き残る道を考えられるってことなんだなと、変なところで感心しました。
ニッチで王道を行った妙技。
IMAX 3D 字幕版にて鑑賞。
とにもかくにも映画的な満足を全て与えてくれる、素直に楽しむべき一本。
マット・デイモンの役者としての実力も良し、機械・技術のリアルさ、夢物語にならない程度に上手く持った物語も良し。
何よりも台詞がいちいち頓知が利いているのと、ずば抜けて上手い音楽の使い方!
大小さまざまある中でも、完璧なタイミングで流れるボウイの「スター・マン」が。
台詞と相まってもう涙腺決壊、泣いて良いのか笑って良いのかわからなくなってしまった。
科学技術の進歩の裾野に、今の自分たちの生活がある。
そこに思いをはせられず、目先だけでロケットの打ち上げを「税金の無駄遣い」と思う方にはお勧めはしないけれども。
ぜひ観て確かめて、心から楽しんでいただきたい2016現時点で一番の作品。
難しい話かと思って観たのですが…
宇宙…理解できるかなぁと思って観たのですが、難しくなくて良かったです。技術などの複雑な話より、ハートの部分で感動できました。1SOLが火星での1日ということを把握してから観るとなお、わかりやすいと思います。
今だからこそ主人公のポジティブが必要
4DX版で鑑賞。
火星のロングショット時浮遊感や宇宙船などの振動が映像により入り込めてよかった。
でもアクション作品ではないのでそれほど4DXの効果を多くありません。
作品はリドリースコット監督なのにポジティブです。
陽気な音楽の後の重々しい音楽。何か悪い予感がするのに、いや確かに苦難が主人公たちに襲いかかっているのに悲観や悲壮感がない。もちろん恐怖も。
本来なら火星にひとり取り残された主人公は絶望し、自暴自棄になってもいいはずなのにこの状況に立ち向かう。
1人を助ける為に世界が一つになる。ディズニー作品でもないのに。
SF映画なのにこんなに気持ちいい気分になるのは初めてかも。
それがリドリースコット監督作品なのだから驚き。
中国人がキーパーソンとして何人か出演しているけどこれは時代なのかな。すごく気になりましたけどね。
火星や宇宙の広大な感じは映画館向きなので観たい人は今のうちに映画館へ。
気持ち良い感動
全ての感情が主人公のワトニーに向けられていきます。
火星に一人取り残された現実を直視すれば絶望しかないのに、そんな感情は木っ端みじんにしてしまう彼のポジティブ思考は半端なくて、見ているこちら側も感化されていく感じ。
不安感の中にワクワクドキドキ感が増して行く不思議さ。
そしてなにより面白かった〜!の一言に尽きる。
遠く過ぎて現実とかい離か、
これが月ぐらいだったら、結構リアルに受け止められるんだけど、
火星となると、いまだかつて人間は行ってない、その場所で
人が取り残されたとか、救い出すとか、夢のような話で
SFといえばSFなんだからしょうがないが、まさに空想の世界。
その空想の中から、人に感動を与える難しさってのを
この映画を見ていると感じる。
前向きな性格とディスコミュージック
食の大切さと、それを支える農業の重要さを痛感した(笑)。孤独感や食料問題によるタイムリミットなど、悲壮感溢れる暗い展開になりそうなのに、主人公の前向きな性格とディスコミュージックによって、終始暗くなりすぎずに楽しめた。
主人公のメンタル強すぎ
こういうメンタルの強さと科学知識と応用力が宇宙ミッションに求められるんだろうなぁ。
救出ミッション協力に中国が手をあげるのが中国っぽくなくて(笑)
でも日本はこういう時に手をあげたくてもすぐロケット飛ばしたりは出来ないよなぁ。。予算とか色々。ちょっと悲しかった。
主人公の、その過酷で唯一の経験に嫉妬
ザ、アメリカン映画といった印象でした。
個人的にはそこまで響かず。
何度か時間を気にしてしまうほど、
退屈に感じた場面もありました。
ただ、正直最後のAGE方には脱帽です。
わかりやすい成功場面の連続と、
わかりやすいハッピーエンドであり、
音楽も映画に合うというよりかは、
鑑賞者の気分が否応でも底上げされるものが続いた印象です。そのため気分は悪くならないと思います。
しかしそこも個人的な理由になりますが、
ザ、アメリカンといった盛り上がり方を感じてしまい少し冷めた目で鑑賞してしまいました。
持ち帰りとしては、
主人公の唯一無二となるその過酷な火星での体験、そのストレスに嫉妬しました。いやあ、負けてられないです。
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